オッサンだったけど ♪♪♪〜〜〜スマホの呼び出し音が鳴っている。 俺は手探りで手を伸ばしベットの上からサイドテーブルの上に投げ出してあったスマホを探った。 寝ぼけ眼で画面を見るが知らない番号だ、着信ボタンを押すと「トシオ!アタシ!」と男の声がした。 「もしもしアンタ誰?」そう聞くと「あたしよ!レイコ」と言うのだがどう聞いてもガラガラ声で男の声にしか聞こえない。 「ふざけんなよ、切るぞ」「あ・まって・・」ブツ!と切る。 朝からイタ電かよと思ったらまたスマホのコールが鳴るのだった。 番号を見るとさっきの奴だ、しつこいなと思いながら何も言わずに切る。 するとまたスマホが鳴るのだった。 いい加減にしろよと思い「おい、しつこいぞ通報してほしいのか」と強面声で言ってやると 「う・う・う・・・」電話口では嗚咽交じりで「どうして信じてくれないのよ」と泣く声がするのだった。 「なんだよ、どういうことだ」俺が聞くと「誰も信じてくれないけどあたしはレイコなのよ」と言う。 レイコてのは俺の彼女の名前だがどうして男の声なんだ? 泣きじゃくりながらその男が話すには自分はレイコという女の子なんだけど気がついたら知らない男になってしまっていたと言うのだ。 はあ?と思いながらその男に「ちょっと待ってろ」と一旦スマホを切り、レイコのスマホにかけ直すと 何度もコールするが出ない、しつこくかけ直してやるとやっとつながった「もしもし」「さっきからうるさいなアンタだれ?」 間違いなくレイコの声だったが俺にアンタ誰?はないだろう。 「俺だよトシオだよ」そういうと「あ、トシオ君ねなんか用?」赤の他人に話すような口のきき方だ。 「今、レイコだって言う変な男から電話があってさ、それより今どこにいる?」 「あーそうなんだそんな奴は相手にせずほおっておけばいいよ」と言う。 「わかった今どこにいるんだ?話したいけど」「そう、こちらもいろいろ聞きたいことあるから来てよ、ここは・・」 俺は急いでGパンを穿きTシャツを被るとスニーカーをひっかけて家を出る。 レイコのいるコンビニは15分くらいのところだった。コンビニの前で立っているレイコを見つけた、相変わらずイイ女だな胸も大きいしスタイル抜群だわ。キョロキョロしているレイコに近寄るが俺を見ても知らん顔している。 俺はレイコの前に立ち「お待たせ」と言うがレイコは一瞬きょとんとした風だったが「あんた・・トシオ?いい男じゃん」なんて言う。 こいつ彼氏を忘れた?なんか外見はレイコなんだけど雰囲気は別人みたいだな?なんて思った。 「あんたオレ・・・わたしの家知ってる?」などと聞くので「もちろん知ってるよ」と答える。 「なら一緒に行こう」などと言いながら俺の腕をとるのだった。 俺は少々の疑念を抱きながらもレイコの家に向かった。レイコの家に着いたのだが玄関の前でポーっとして立っているので「カギは?」と言うと 「あ、カギね・・」と言いながらバックの中を探っている。 ともかくカギを見つけて家の中に入るとおばさんが奥から出てきて「おかえり」と言うのだがレイコは何も言わずにおばさんの顔を眺めるだけだった。 「トシオ君もいらっしゃい」とニッコリして俺に言うので俺も「こんにちはー」と挨拶を交わす。 レイコは2つ年下の幼なじみで3年くらい前から去年まで頼まれて家庭教師もやっていた、そんな関係でこの家には勝手知ったると言うくらいの間柄だ。 家庭教師をやめたのはレイコが目標の大学に合格したのでもう用済みになったからだ。 そして俺とレイコが恋仲であることは両親も周知でゆくゆくは・・と考えているようだった。 おばさんは「じゃあごゆっくりと」台所に戻って行ったのだがレイコはそこから動こうともしないで立っている。 しかたないので俺は部屋へ行こうよと勝手知ったるレイコの部屋のある2階に上がる階段に足をかけるとやっと「そうね」と言いながら一緒に階段を上がるのだった。 おれは率先してレイコの部屋の前に立ち振り返るとやっとレイコも自分の部屋に入りそこらに持っていたバックを投げ出す。 女の子らしい整理された部屋だ、なんとなく漂うのも若い女の子の香りと言うか男にはドキドキするような匂いがする。 「あのさあ」さっきから聞きたいことがあったのだがレイコは俺の問いかけに答えず「ん、もういいわ、あんた帰って」などと言う。 おいそれは無いだろうと思いながら「どうしたんだ、おかしいぞお前」と言うと「なにもおかしくないわよ、いいから帰って」と俺の胸を押す。 そのまま部屋を追い出され、ついでに家からも押し出された。 なんかおかしいと思いながらさっきの男の電話を思い出した。 履歴からその男に電話をかけるとすぐに男が出たのだが「トシオー」そういう男の声は半泣きだった。 場所を聞きそこへ向かうと公園のトイレのそばのベンチでしょんぼり腰掛ける40くらいの男の姿があった。 まったく知らない男だったが俺が何食わぬ顔でそばに行くと立ち上がり「トシオー」と抱きついてきた。 「やめろ!気持ち悪い」俺は男を突飛ばし男は倒れたがそのまま泣きじゃくるので「お前本当にレイコか?」と聞いてやるとウンウンと頷く。 信じれないがこの男がレイコというのはどうも本当みたいだ、じゃああちらのレイコは?俺は感じていた不審なところを考え直した。 ともかくこんなとこではとそのレイコと称する男を連れて俺の家に行く。 そしていろいろと質問し確認しながらこの男がレイコであると思わざるを得なかった。 例えばなんで俺のスマホに電話できたかだが俺の電話番号が偶然にも俺とレイコの誕生日が組み合わさった数字だった。こんなことあるんだなと話した事があって覚えていたらしい。そんな話を聞いただけでもこのオッサンがレイコだという証拠だった。 レイコは自分の家の事を心配していたが俺がさきほど経験したことを話してやると「じゃあその人と入れ替わっちゃったということ?」 「そうかもしれんな、だが乗り込んでも誰も信用しないぞ。キチガイだと思われて警察呼ばれるのがオチだろうな、大体向こうもそれで困っていたならその時に俺に相談したはずだが?」 「そんなの困るわ、でもその人が入れ替わりの犯人なんだろうか?」「そうかもしれないがわからん、ちょっと様子を見よう」 「わたしはどうすればいいの?家に帰れないし」「しばらくここにいればいいよ」「うそ!トシオと一緒に暮らすの?!襲わない?」 「よせやい、今は男同士なんだから大丈夫だろ?部屋もあるから」 「ほんと?なにもしない?」「ナニしろってんだ?お前自分の姿を見て見ろ俺はそんな趣味はねえ!」「ゴメン」「あ、泣くなよ」オッサンが泣いてもサマにならないだろ? とりあえずまたレイコの家に様子を見に行くことにした。 「こんにちはーまた来ました」とおばさんにあいさつして2階のレイコの部屋に行くと中から鼻歌交じりの偽レイコの声が聞こえる。 軽くノックすると「だあれ?」と声がしてドアが開くと偽レイコの顔が見える。 その後ろのベットの上には色とりどりの下着が散乱しているのが見えた。 「あれまた来たの?いいわ入って」と部屋に招き入れるのだった。 「えらく華やかなものが並んでいるな」「ジロジロ見ないでよエッチ!」 「ならさっさと片づければいいだろ?」俺は何していたんだろうと憶測するのだが 「日記に書いてあったわトシオ君てあたしの彼氏なんだよね、うれしいなハンサムな彼氏で」などとおかしな事を言うのだった。やはりニセモノなのだろうか? それでもハンサムな彼氏などと言われれば悪い気はしない、ちょっとにやけてしまう俺だった。 そしたら突然俺の首に手を回し抱きついてきた、と思ったら唇に温かいものが押し当てられた。 それは偽レイコのぷるぷるしたピンクの唇で突然のことに俺の思考は停まり身体は硬直する。が知らず知らずに俺の手は偽レイコの背中に回り抱きしめていた。 突然のキスに戸惑う俺をベットに座らせて偽レイコはその隣に座ると俺の手をとり自分の胸に導いた。 その大きな乳房の柔らかい感触に俺の脳味噌は沸騰直前になり股間も立ち上がれない状況になってしまった。 それまでのレイコは結婚するまでは清い関係でいようねなどと言ってキスすらろくに許してくれなかったのにこの変わりようはどうした事だ? おずおずと手を動かすとシャツの上からおっぱい先端・・乳首の感触があった、どうもノーブラのようで俺の股間はますます熱くなってきた。 俺の理性が飛びかけたその時コンコンとドアがノックされた。偽レイコは大慌てでベットの上の散乱した下着類を布団の中にまとめて突っ込んで隠していた。 おばさんがケーキと紅茶をのせたトレイをもって入ってきた。 「だめよレイコちゃん自分で取りに来ないと」とサイドテーブルに置いて自分もそこに座りかけた。 「もうお母さんいやよ、早く出てって」そういう偽レイコにおばさんはけげんな顔をしながら「はいはい、じゃあトシオ君ごゆっくりね」と席を立つ。 偽レイコも腰を折られた格好でそれからは誘惑してこなかった。 俺はほうほうの態でレイコの家を出て自分の家に帰る。 家ではおっさん姿のレイコが夕食の用意をしていた。俺は独り暮らしだ、両親がいないわけではないが二人とも仕事で外国に行っている。 仕事のメドがつくまであとしばらくは帰国しないだろう。 俺はレイコに「なにか解ったか?」と聞いたがレイコは首をふるばかりだった。 そうするとやはり手掛かりはあちらのレイコしかないそう思った俺は次の日からできるだけレイコの姿をした男?を観察し接触するしかないと思った。 レイコは女子大生なのだが様子を見ると近頃はどうも大学に行かずあちこち歩き回って遊んでいるらしい、 なので行動を探るために偽レイコのスマホに監視アプリを仕込むことにする。 スマホのパスワードはあらかじめホンモノ?のレイコから聞いてある。 俺は偽レイコの家に行き隙を見てスマホにアプリを仕込んでおいた。 しかしこの偽レイコは日に日にエロくなるような気がする、街で変な男と遊んでいないかが心配だ。そちらも確かめたかった。 その日は珍しくレイコから電話がありデートしようと言ってきたのだ。 おれも異存はないので承知して出かけたがおっさん姿のレイコも心配だから後をつけると言う。 待ちあわせ場所に現れたレイコは美しく周囲の注目だった、入れ替わった最初の頃はなにかしらどんくさいつけ足したような感じのファッションだったが日を追うごとに洗練されてくる。 その日もボディコンのミニワンピで短いモヘアの上着をひっかけショートブーツで脚線美を見せつけている。 胸元には深い谷間がチラリと見えてゴクリと男たちのノドを鳴らすようだ、周囲の男たちの眼はうらやましそうに俺とレイコを見ているばかりだった。 デパートと地下街を歩き回った俺たちはしゃれた喫茶店でお茶をした、窓際の植え込みの陰におっさん姿のレイコがこちらを監視している。 少なくとも表面上は俺たちは仲の良い恋人同士に見えてるだろうレイコの歯ぎしりが聞こえてくるようだった。 喫茶店から出て商店街を歩くのだが突然偽レイコが俺の手を引き路地に入ると俺をせかしてその先の通りに出る、と停まっていたタクシーに突然乗り込み発進させた。 ちらりと後ろを見ると俺たちを見失い途方に暮れるレイコが見えた。 「どうしたんだ?」わざと聞くと偽レイコは「変な男につけられていたから」と答えた。おっさん姿のレイコが後をつけてたのを気づいていたのだろう。 ちょっと走らせて「ここでいいわ」と止める、短い距離で運転手はイヤな顔をするが構わずタクシーから降りたところはラブホの前だった。 怪訝な顔の俺の腕をとりラブホに入る偽レイコ・・・ このままじゃあ・・・俺はどうやってこれを回避しようか?そう考えながら、いよいよレイコとセックスできるかも?・・一方ではそんな期待も持っていた。 中身がどこの誰ともわからないのだが目の前の偽レイコはそれがどうした?と言うばかりに魅力的だったのだ。 ずっとレイコには拒否されていたのだけどレイコの身体が俺を誘っている?こんな夢みたいな事を断れるはずもない。 俺は誘われるがまま偽レイコについてラブホに入ってしまった。 そこで俺はスマホの追跡アプリの事を思いだした。このままでは後を追ってレイコがここへ来てしまうかもしれない? 部屋に行くためにエレベーターに乗ると俺は偽レイコにスマホを出せと要求し怪訝な顔をしながらも偽レイコが差し出したスマホの電源を切り偽レイコに返した。 訝し気な顔の偽レイコに「だれにも邪魔されたくないから」と自分のスマホも取り出して電源を切る。偽レイコはそれを聞きニコっと笑う。 部屋に入ると俺は偽レイコを抱きしめて唇を合わせる。レイコからも赤く塗った唇が押し付けられた。二人は貪るようにお互いの唇を求めあい舌を絡ませ合うのだった。 俺は徐々に偽レイコの服を脱がせベットに押し倒すとブラジャーのホックを外し取り去るとその大きな乳房を掴み谷間に顔を埋めるのだった。 「ああーんいいわあ」偽レイコはのけぞるようにして感じている。 俺は唇に始まり耳から首筋にかけて吸い、舐めまわし、腋をもちあげてそこをあまがみする。そのたびに偽レイコは快感に嬌声を出す。 「たまんねー」とか「すげえ」とか聞くに堪えない言葉が時々混じるのは聞かないことにした。 偽レイコは俺にされているだけでなく俺の下半身に手をやりそれをさすり掴むのだった。 そしてそれをしごきながら見つめていたが意を決したように顔を寄せ口に含んだ。 モゴモゴ・・最初のうちは少し歯が当たる、それを注意してやると舐めるようにしゃぶり出した。 竿をしごきながら亀頭をパクっと咥え、雁の部分を舌先で舐めまわす・・ぎこちなかったがまるでそこが感じるところだとわかっているような動きだった。 その快感に俺はたまらない、ちらりと見れば愛しいレイコがその唇で俺のペニスを咥えているのが見え俺は一層に昂るのだった。 やがて俺は我慢ができなくなり一生懸命フェラチオしている偽レイコを押し倒し体の下に組み敷く、そして両脚を開かせてその間に膝立ちする。 俺は下から見上げるレイコと視線が合った。その目はかっての清純なレイコの眼ではなく愛欲に飢えた牝の眼だと感じた。 俺はレイコの顔から胸・腰と視線を下げていき最後に縦に割れたそこを見つめた。 ヒクヒクと生きているようなそれからなにかが湧き出ているような感じに思わずそこに顔を伏せ吸い付いたのだ。 悲鳴のような偽レイコの歓喜の声が響き俺は一心不乱にそこに舌を躍らせそこから湧き出すものをすすり固くなった小さな突起・・クリトリスを刺激する。 偽レイコも感じ極まり俺の顔にそこを押し付ける、顔中がびしょびしょになるほど濡れると俺は偽レイコの両脚を肩に担ぐようにして ペニスを偽レイコのそこに押し当てるとぐいと腰をだした。 「イタイ!イタイ!」偽レイコの悲鳴が響く、当然だレイコは処女だいくら濡らしたってまだそこは狭くまさしく未開通なのだから。 あの痴女のような所作は何処へ行ったやら偽レイコは必死で後ずさりして逃げようとするが男はこうなったら中断する術はない。 涙を流してか弱い力で押し返そうとするがとうとう俺のペニスは偽レイコのそこに納まってしまった。 「入ったぞ」「ううう・・ひどい」涙声で責める偽レイコだったがしばらくそのままの態勢で俺が「どうだ痛みは納まったか」と聞いてやると「うん」と頷いた。 「動くぞ」そう言って俺は抽送を始めると最初は顔をしかめていたがやがて「あ、あ、あ・・」と声を出し始めやがて「あふ・・あは・・」と感じ始めた。 そしてついに俺が「いくぞ」と言うと「来て・・来て・・」と答えるのだった。 事が済みそのベットを見ると赤いものがシミを作っていた。 俺は偽レイコにそれを見せて「初めてだったんだね」と言うと「そうだったみたいだな」とつぶやいた。 そして偽レイコが「オンナの快感てすごいよな」ポツリと言ったのを聞き逃さなかった・・やはりコイツは 「まさか責任とれなんて言わないよね」わかってはいたが俺はわざと聞いてやった。 「言わないけど・・・あんたわかっていたんじゃないのか?」 「なんのことだ」俺はすっとぼけて言った。 「俺がこの女の身体を乗っ取っているってことだよ」レイコの口調が変わった。 「やっぱりか、お前の心がレイコじゃないと言うことはうすうすわかっていたがね」 「それでも承知で俺とホテルに入るとはどういうつもりだ?」 「あんたこそ自分の正体を知っていると思える俺をホテルに誘うのはどういう了見だと聞きたいね」 「質問に質問で返されるのは意に染まないがまあいいだろう。どうして俺がこの女の身体に入ってしまったのかは正直よくわからん」 「なにかしたんじゃなくて自然に・・ということか?」 「ああ、コンビニで弁当買って公園で食べようとしたんだが入口でこの女とぶつかって気絶したみたいだ、そのままちょっと寝てて起きたらこうなってたんだ。途方に暮れていたとこをアンタが声かけてきたんでこれ幸いと利用させてもらったんだ。おかげで助かったぜこの女は美人だけじゃなく金持ちの娘だし、いい思いをさせてもらってる。 今日ホテルまで誘ったのはアンタがこの女にぞっこん惚れていると見たからな、たらし込んで味方にして利用しようと考えたんだ。それに好きな女の身体だからな、万一おかしな具合になっても乱暴はしないだろうと思ったからだよ。さあこんどは俺の質問に答えてくれよ」 「俺は単純な理由だ、レイコのその身体の魅力に負けただけで抱けると思ったからだ」 「おいおいそうするとこの女の心はどうでも良くて身体だけが目的だったのか?」 「そういうことになるけどな、その女とは長い付き合いなんだがけっこうワガママでな、彼氏とは名ばかりで体のいいバシリにされていたんだ」 「なるほどね今アンタは自分の事をこの女の彼氏と言ったがこの女、他に付き合ってる男がいるぜ」 「わかってる、本当なら俺はもうすぐフラれるはずだったんだ。そんなレイコからホテルに誘われたんだぜこれを断れると思うか?」 「なるほど納得だ、でこれからどうするつもりだ」 「それでも惚れた女の事だからね、元に戻せるならそうしてやりたいけど・・原因すらわからないじゃどうしようも無いね」 「また突然戻るかもしれないからそれまではこのままいくしかないかな?」 「あんたはそれでいいかもしれんが彼女の方はどうなるんだ?大体あんたは元はどういう人間なんだい?」 「それは悪かったな俺は会社が潰れて失業してしまっててね、しかも住んでいた所も追い出されてホームレスなんだよ」 「そりゃあ大変だな」 「ああ、40歳で職なし家なし金なしで失業手当ももらえないダメダメ男さ」 「うわ最悪だなあ!俺はそんなオッサンとやっちまったのか?」 「でも気持ちよかっただろ?しかしこんな美人で若い女になれるなんて俺はなんて運がいいんだ」裸の偽レイコは両手でおっぱいを持ち上げながらニタニタと笑った。 「入れ替わられた方にはたまらん話だ」 「それはかわいそうだが俺のせいじゃないしそのおかげでアンタもいい目ができたんだろ?」 「そうだな、しかしアンタこの後はどうする気だ」 「どうするもこうするも・・元に戻らなければこの女には悪いが俺はこの姿で生きていくつもりだよ?それで相談だがアンタさえよければ俺とこのまま付き合ってほしいな、中身が男というのは嫌だろうけど」 俺はちょっと考えたが・・・ 「俺はかまわんよ、レイコの身体を見張る必要があるしな、さっきの話でいうとこれで俺は捨てられないで済むしな?」 「そりゃあアンタには彼氏役やってもらわないといけないし・・いや実際に彼氏になってもらってもいいけど」そういいながら俺を見る偽レイコの口元がイヤらしく笑ったようだ。 「それにアンタは女としての俺の初めての相手だしな」などと恥ずかしい事を言う。そうださっき俺はこいつとSEXしたんだ。 俺にとっても複雑な思いだった、だが本物のレイコなら身体を許してはくれないだろうしさっきの快感の誘惑には抗らえないだろう。 「それってエッチも含めてという事でいいのか?」「もちろんだよ、俺も愉しみたいしな」そう言ってレイコの姿をしたオッサンは誘うような目で俺を見る。 何と言ってもさっきこいつの処女を俺が・・そう思うとまた下半身に昂ぶりを感じてきた。 「わかった彼氏役やってやろうじゃないか、だが・・・手付にもう一度いいか?」俺は欲望に燃える眼でこの偽レイコを見る。 偽レイコは一瞬はキョトンとしたがすぐに二ッと笑うと「いいぜせいぜい愛してくれよ」とキスを求めるように目をつぶり唇を突き出すのだった。 そして俺はその偽レイコの肩を抱き寄せるとそのまま唇を合わせそのままベットに倒れ込む。 「男とキスするなんてぞっとしないが目をつぶっちまえば女と同じだな」偽レイコが言う。 「そうだな俺もアンタが男だとは思えないよ」 女の手が俺の背中にまわり脚も絡みつかせてきた、中身がオッサン?それがどうした。 俺はこの女の身体が欲しいのだ。 「アンタも好きだな俺も人のことは言えんが、いい付き合いになれそうだな」と俺のペニスを挿入された偽レイコが耳元で喘ぎながらつぶやいた。 「女がこれほどいいなんて」偽レイコのオッサンが悶える。 俺は黙ったままで腰を振りやがて二人は絶頂に達して偽レイコは身体をエビぞりにして果てた。 「アンタ最高だわ」 俺の名は〇〇〇〇・・いやもう名前なんかどうでもいいんでオッサンでいい。 永年勤めた印刷会社が社長のヘマで潰れてしまった。小さな会社だったので社会保険もないので当然失業保険もない。 なんとかその月の給料だけは清算を担当した弁護士が確保してくれたが問題は住むところだ俺は住み込みだったので失業即住まいも無くなってしまった。わずかな金しか持っていないので部屋を借りようとも敷金も権利金も出せない。 所持金を取り崩しながら安宿を泊り歩きハローワークで住込みの職を探すのが日課になった。 ある日歩き回ったので腹が減り目についたコンビニで弁当を買おうとした。 コンビニの入り口に差しかかった時ドアの前に光るものが見えた。100円玉?大きいから500円かもしれないそう思い俺は急いでそれに向けて駆け出した。 おりしも一人の若い女性がやはりそれを見つけたのか腰をかがめて拾おうとしていた。 ほとんど同時に俺たちはそのコイン?に手を伸ばし女性の指に俺の指が重なったと思った瞬間、ゴツンと音がして俺たちは額を鉢合わせしてしまった。 頭の中がぐわーんという感じで朦朧となり俺は気が遠くなった。 気がつくと天井が見えた、食堂のような場所だった。頭を押さえて起き上がると壁際の机で事務仕事をしていたハゲ頭の男がこちらを向いて 「気がついたか?どこかおかしいとこある?」と聞く、こいつは・・そうださっきのコンビニのレジにいた男だ。 俺は「いや大丈夫だ」と言ったがなにかおかしいと感じた。 「君はうちの店の入り口で倒れていたのを見つけたんだよ。あ、これ君のかな?」と渡してくれたのは一枚のメダルだった。 500円玉じゃなかったのか・・俺はちょっとガッカリした。 しかしさっきから感じる違和感はなんだ?俺は横を見るとそこにある鏡にはそのハゲのおっさんとキレイな若い娘が写っている。 「ん?」俺は自分の手を見るとそれは細い指とつやつやの肌をしている。俺は立ち上がり鏡に近づくとそれを覗き込んだ。 向こうからも娘が近寄り俺を覗き込んでくる、そんなにかがむと胸の谷間が見えちゃってるぜと顔が緩む。 何故か俺と同じように娘が動く、手を振ってみる、横をむいてみる・・・なんてこった俺はこの女になってしまったのか? よく見るとその娘は先ほど俺と鉢合わせした若い女性だと気づいた。 「大丈夫みたいだね、じゃあ気を付けて」と言う言葉に「お世話になりました」と頭を下げるしかなかった。 どうも俺はこの女になってしまったようだ?では俺の身体はどうした?この女の心は何処へいった? 店の前でさあどうしようと思案していたら持っていたバックの中からスマホの呼び出し音がした。 迷ったが何時まで経っても鳴りやまないので着信ボタンを押すと「レイコか?今どこにいる」と男の声がした。 いらっとしたので「さっきからうるさいんだけど、あんたダレ?」と聞いてやる。 男はトシオと名乗った、どうもこの女と親しいようだ。 15分くらいで着くと言うのでそれまでバックの中を点検してみた。 何万円か入った財布と車の免許証と短大の学生証、それにクレジットカードとなんかのポイントカードが数枚、持ち物もみんなブランド品らしくそこそこいいとこのお嬢さんらしかった。 この女には悪いが少しお世話になってもいいかな?なんて考えた。 そうしているうちに若い男が向こうから速足で歩いてくる、あいつかな?違うかもしれないからここは様子見だ。 「お待たせ」というので「アンタがトシオ?けっこうイケメンだね」と言ってやると変な顔していた。 「ねえ、アタシの家知ってるよね」「当り前だろ」「なら行こ」俺は男の腕をとりせかしてやった。 15分くらい歩いて着いた女の家はけっこう大きな家だった。 どうしようかと玄関の前で迷っていると「カギは?」とせかされ慌ててバックの中になにか鍵があったのを思い出し、取り出して差し込むとドアが開いた。 トシオが「おじゃましまーす」と玄関で声をかけると奥から母親らしい中年の美人が出迎えてくれた。 「レイコちゃんどうしたの?」などと聞くので「何でもない」としらっと返してやる。機嫌が悪いのだろうと思ったのか「トシオ君もごゆっくりね」と奥の部屋に戻って行った。 この女の部屋がどこにあるかわからないので困っていたのだがトシオはこの家の事はよく知っているようでがさっさと2階に上がって行った。 上がった左側にREIKOという表示の木札がついた部屋があり、それがこの女の部屋だとわかった。 中に入るといい匂いが充満していた。若い女性独特の香りだ男の身体だったら下半身にビンビン来るだろうなと思う。 部屋はいかにも若い女性の部屋と言う雰囲気で俺はあちこちを調べたくてうずうずしてきた。 なのでトシオには冷たく帰れと宣言して家から追い出してやった。 それからあちこちの引き出しやタンスを漁って中のモノを調べ回った。 タンスを開けると数枚のドレスやたくさんのワンピースがぶら下がっている、みんなブランドものだ。 引き出しには数十枚の高級ブラジャーとショーツが色とりどりに咲きほこる花園の如く並んでいる、俺は思わずその中に顔を埋めたくなるのだった。 そしてそれよりもと・・俺は着ているものを全部脱ぎ裸になるとそこにある大きな姿見に全身を写してみた。 スゲーの一言だった、Dカップ?Eカップ?しかも大きいだけでなくプリプリと弾けるようなオッパイだ。 細いウェストの下は張りだしたヒップと、まるでどこかのスーパーモデルか?と思わせた。 俺は夕食に呼ばれるまでファッションショーを楽しんだのだった。 夕食が終わってさっさと部屋に戻ろうとした俺に女の母親が後片付け位しなさいと小言を言う、仕方ないしばらくお世話になるのだからと内心思いながら 洗い物を片づける。 俺は部屋に戻り日記とかスマホの中身を調べてこの女の友達とかの情報を確認した。ちなみにスマホのセキュリティーは指認証だったので問題はない。 あとはパソコンの中身だがパスワードはどうせたいしたパスワードは設定されていまいと生年月日から推測して入れてやったらすんなりだった。 ともかくスマホとパソコンの履歴、それにアルバムで大体の交友範囲がわかった。話し方や言葉遣いなんかは日記とラインの入力履歴で大体わかった。 これならなんとかバレずに成りすませるだろうと考える。 男関係は意外に固いようだった、俺も女のSEXに興味はあるがさすがにビッチでやりまくりなんて困るからなあ? ちなみにトシオのほかにもう一人男友達がいるようでどうもそちらの方が本命のようだ?文面から見るとトシオはかなりオアズケを食らっているようでうまく取り込めば利用できるなと考えた。 なんて思っていたらトシオがまたやってきた。そうだ反応見てみるか? 「トシオってあたしの彼氏なんでしょ?うれしいな彼がイケメンで」なんて言ってやるとデレている。 モジモジしているところに俺から抱きつきキスしてやる。俺も男とキスするなんて初めてで喜色悪いけど・・なんて思っていたのが意外と平気だ。 まあトシオがそれなりに若くてイイ男だってこともあるけどな仮に以前の俺の身体だったら張り飛ばしてやるところだ。 気持ち悪いよりも女の感覚の方に興味があったのだ。 トシオに胸を揉まれると乳首がジンとしてきたがトシオの手に力がこもってきたのに危険を感じた。だがそこでトントンとドアがノックされ母親がお茶を持ってきたので助かった。 何の用だったのか?赤くなって帰っていくトシオを見送りこれは脈ありと密かにニンマリしたのは言うまでもない。 さてひょっとして明日になったらもとに戻ってしまうんじゃないかと恐れたがそんな兆候もなく数週間過ぎた。 俺はすっかり女子大生ライフを楽しんでいる。街を歩き女子大の友達とスイーツを楽しみ、会話する男は適当にあしらった。まだ男とナニするのは抵抗があるしどうもこの身体は処女のようだからどうせなら安売りしたくないと考えるのは男も女も同じか? この身体はすごい、鏡に映して目で見るだけでもすごいのに触るとビンビンくる。 それなのに日記を読む限りでは処女のようで男の意識からすればもったいないという感じなんだが? あそこもピンク色でキレイだ俺の知ってる女のあそこはドドメ色でいかにもアワビだったけどこの女のはなんか違う。 クリトリスをちょっと触っただけで脳天まで快感が突き上げてくるのだ。 最初の3日間は俺は狂ったように毎晩オナニーした。 男のアレを入れたらどうなるんだろう?なんか怖い気がする? でも興味はあるんだからといろいろと情報は仕入れておくことにする。 しかし女もいいが最初は大変だった、まずメイク・・毎日朝起きると化粧するのだがこれが時間かかる、最初適当にやったらマダラになって見れたものじゃなかった。 落とすときも専用のメイク落としを使わないと肌がガサガサになる。それに髪の毛・・この女の髪は超ロングと言うほどではないがそこそこ長い、男なら泡立てて流してお終いだがゆっくりもみ洗いしてからしっかり水分を飛ばしてブラッシングと大変だ。 メイクにしてもファッションにしても教本がたくさんあったので助かった。最初はそんな本を参考に何度も繰り返して練習する。 俺はこの女になりきって生きるんだ、もうあんな惨めな生活には戻りたくないとかっての自分を思い出して頑張った。 そして日記によるとボディスタイルを保つための運動をと女って見えないとこが大変だなと思うのだった。 この女の両親は娘の心がオッサンに替わってしまっていることに気がつかないでいる。 当然だ俺はカンペキに娘を演じているのだから?だがちょっと父親に甘えてみたらビックリされた。 ついぞそんなことはされた事なかったのだろうな?父親の顔はこれ以上ないほどだらしない顔になっていたが母親が疑うような顔で見てるから気を付けないとな。 だがそんな苦労をしても若い女性の生活は楽しく永遠に続けばいいなと思うのだった。 俺の元の身体の事だがやっぱりこの女の心が入っているようだ。というのはあれからトシオから頻繁に連絡がくるのだがどうかすると俺の素性や行動を探るような感じがある。 日記によるとトシオは以前にはけっこう自分の家に呼ぼうとしていたみたいだが俺は入れ替わってから一度も誘われていない。 もしやと思いトシオの家の様子を見に行ってみると同居人がいるようで、それは以前の俺の身体だった。 間違いない、トシオは俺の身体のレイコに頼まれて俺を探っているのだ。 こうしてはおれないトシオを誘惑してこちらに引き込まないと・・ そしてその日俺はトシオをデートに誘いチラチラと後をつけてくる俺の身体のレイコを振り切ってラブホに連れ込んだのだった。 結果はうまくいきトシオは俺の手に堕ちた。 俺は男とのセックスなんて初めてだしこの身体も処女だったので大変だったがなんとか二つの初体験をやり終えた。おかげでトシオをこちらに引き込めたようだ。 最初は男とセックスするなんておぞましいと思ったが女として生きて行くならいつかは避けれない道だと思った。 どうしても我慢出来なかったら目をつぶってじっとしていればいいだろうと考えていたのだが、抱かれてみるとこれほど女の快感がすごいとは思わなかった。 オナニーなんて比べようもない、もう女のSEXに病みつきになりそうだ。 ダメもとでとトシオに取引を申し込んだが乗ってきた。 トシオって奴も変な奴で中身が中年男とわかっても俺を抱きしめキスしてきた。応えてやったら舌まで差し込んできて完全にこの身体の虜になってるようだ、俺はこいつを上手く利用してこの女の人生を奪ってやるのだ。 処女喪失は散々だったが回数を重ねていく毎に気持ちよくなっていくようだ。 悪くないこれならずっと女で生きていけると思った。 結局、俺は正体がオッサンと判明しても偽レイコと3回もセックスしてしまった。偽レイコも処女を失ったばかりなのに俺のペニスを咥えて離さないし、大体最近まで男だったくせに男のペニスをしゃぶるのが大好きって・・もともとそっちの気があったのかと言いたいぐらいだ。 心が男なのによく男に抱かれるなんてできるな?と聞いてやったが気持ち悪いよりも女の快感がすごくてたまらんという。 そうなのか?俺は女じゃないからわからんがしかしレイコの身体は最高だった。 豊満なオッパイにメリハリの効いた身体とグイグイと締め付けてくるアソコ、何と言っても美人だし。 こんないい女が抱けたのはあのオッサンとレイコが入れ替わったおかげかなと感謝した。 まあ俺も中身がオッサンだとわかっているのに抱けるっておかしいか? でも俺にとってもオッサンにとってもそうWIN−WINの関係だ。 結局偽レイコには追跡アプリの事はばらしておいた。 そして偽レイコと俺はラブホからでるとさりげなく左右に別れ右往左往して俺たちを探していたおっさん姿のレイコを見つけ途中ではぐれて探していたとごまかした。 家に帰り俺はオッサンから聞いた身元とかの情報をレイコに教えてやった。 レイコはそれを聞きショックを受けたようだった。 俺は偽レイコに言われた通りに3人で会って話し合うことを提案しおっさん姿のレイコも了承した。 そして俺の家に3人で集まり話し合ったが大体入れ替わった理由も方法も不明なのだ、 ついには感情的になったおっさん姿のレイコは偽レイコにつかみかかり身体を返せと喚くのだったが もともと偽レイコに悪意があった訳でもないのでそこで大泣きになってしまった。 結局自然に元に戻るのを待つしかないという話になったのだが・・・ 元々は偽レイコには身体を返そうなんて気はこれっぽっちも無いのだ、放っておくと血迷ったレイコが何をするかわからないので牽制する為の話し合いだったのだ。 あわれなのはレイコだなんせ若さと希望にあふれた女子大生から無一文で職なし家なしの中年男になってしまったのだ、俺だって同じ目に遭ったら死にたくなる。 まあ住まいだけはここに住めばいいと言ってやったので安心していたが金がなくてはなにもできない。 ハローワークとか街を歩いて職を探したがまともな仕事があるはずもない 毎晩俺にお世話になってごめんなさいと繰り返し、死にたいとつぶやいていた。 最近はなんとかコンビニのアルバイトが見つかったようだ、だがほとんど早朝か深夜のシフトしかもらえず日中は寝ていることが多かった。 必然的に顔を合わすことが少なくなっていた。 また俺自身は偽レイコとのデートに夢中で気にも留めてなかったのだ。 俺は偽レイコと週に1〜2回はデートしていた。名目上はレイコの身体の無事を確認するためと情報の収集ではあるが 実際のところは俺は偽レイコとセフレ関係になっているのだ。 だから偽レイコと会えば親がいない時はレイコの自宅で、そしてラブホテルでSEXを楽しんでいる。 確かにレイコの身体の確認はしているがそれは裸になってぺニスを使いレイコの身体の奥深くを探っているのだ。 本当のレイコにいいようにバシリにされていた事を思うと雲泥の差だ。 一応は親公認の間柄ということなので頻繁なデートも不審に見られない。 しかし一度レイコの母親であるおばさんから「レイコの様子がおかしいから変なところがあったら知らせて」と言われたのはドキっとした。 さすがに親である、わずかな違和感でも感じ取ってしまうのか?もちろんそれは偽レイコに伝えてやり「気をつけて」と言っておいた。 今日もデートでラブホにしけこみ偽レイコの身体を抱いている。 「あんあん、いいわトシオー」すっかり女の子の口調や所作がさまになり俺もどうかすると入れ替わってるなんて忘れてしまうくらいだ。 偽レイコもすっかり女の子としての生活に慣れて俺との関係も”恋人のふり”だけでなく本当に恋人という感じになっている。 済んだ後の余韻にひたりながらするキスも感情がこもる。 本音を言えば元の高慢ちきなレイコよりいまの偽レイコのほうが性格的にも俺は好きなのだ。 結構本気でこのまま結婚してもいいと思ってる位だ。 俺は足元で俺のチンボをくわえてよがる偽レイコを見下ろしながら思う。 偽レイコの本音も元に戻ろうなんて気持ちはこれっぽくもなくレイコの人生を奪ってやる気が満々だ。それに協力している俺もなんだけどな? ルンルン気分で家に帰ると靴がある、こちらのレイコも帰っているようだ? 荷物を片づけてレイコの部屋にしたドアの前に立つと中からゴソゴソと音がするので「いる?入るぞ」と声をかけるとなにか慌てた声で 「ちょ、ちょっと待って」と言う。 何してんだろうという気持ちでかまわずドアを開けてしまったがそこにはハダカのおっさんが? いや男同士なんだからなにも問題はないはずなんだがおっさんと言えど心は女なんだから裸を見られるのはショックだっただろう。 だがそんな事よりもインパクトがあったのは・・・・おっさんの胸に普通は女しか使わないものが・・そして腰にまとった布切れは? カラフルなブラジャーとパンティーだった。 おっさんレイコは胸を抱きかかえて座り込み悲鳴を上げた。 「す・すまん」俺は慌てて謝罪の言葉をかけてドアを閉じた。 なんだよあれ・・ひょっとして女装してた?いや中身は女の子なんだからおかしくないか?いやいや変でしょ? なにがなんだかわからないって感じで俺が食堂でお茶を飲んでいるとドアが開きレイコが入ってきたのだが見間違いでなくやっぱり女装していた。 恥ずかしそうに俺の前に座るおっさん姿のレイコ、「その姿は?」「ごめんなさい、やっぱり男で生きていくなんてあたしにはムリ」 「だからせめて女装したいってこと?」レイコはこっくりと頷くのだった。 とは言うもののどう見ても中年オヤジの女装でしかない。 だがレイコの気持ちはよくわかる、そりゃあなんの因果でさえないおっさんにならないといけないんだ。 いつかは元に戻るかもという希望だけで生活しているのも限界があると言う事だろう。 しかし家の外でそんなことをしたら変態扱いになるのは見えているが家の中だけなら問題はない。 俺だけが目をつぶっていればそれで済むことだ。 そういうわけでレイコは仕事から帰ると着替えて女装するようになった。 パンティーくらいはいいだろうと仕事に行くときも普段から穿いているようだ。 中身はともかく中年男の女装なんだからさぞかしキモいんじゃないかと思っていたが 何日も経つとさすがに元は女性だ上手にメイクすると、どうかするとそこいらのおばさんよりキレイに見えるようになった。 ちょっと肩回りがたくましいのとお尻が小さいことが女性らしくないと言えばそうだったけど。 そんな感じで始まった俄かオカマとの同棲生活だったが中身はちゃんと女性なので食事の準備や掃除なんかをやってくれる。 俺は快適だった。 本来のレイコだった頃はあれほど高慢ちきだったのがすっかり素直になった。 まあここを追い出されたら路頭に迷うのがわかっている事もあるが今の性格のままで元に戻ったら最高だなと考えた。 さてそれから2か月ほど経ったが近頃のレイコから男らしさが無くなってきたような気がする。 疑問を感じて聞いてみると女性ホルモンを摂り始めたようで筋肉が落ち代わりに脂肪があちこちにつき始めたそうだ。 もちろんそれを気にしてダイエットのための運動は欠かしてないが胸のあたりもふっくらして来たようだった。 実際にゴツゴツしていた顔や体のラインが柔らかくカーブを描くようになっている。 ダイエットの成果かすっかり細身になりポッコリ出ていた下腹などは影も形もない。 肌もつやつやしてきていて40歳だったはずだが10歳は若く感じられる。 本人はそれでも不満らしくダイエットと美容に関しては鬼気迫るものがある。 仕事も外観のこう急激な変化に不審な目を向けられるらしく転々と変えていたがしょせんはアルバイトだ気にするものじゃないだろう。 そしてついには日中から女装するようになりそのまま外出して買い物やら仕事にすら行きだした。駅前のファミレスで女性としてアルバイトしているらしい? 近所の知ったおばさんからも部屋を貸す人が変わったのねと聞かれたので「うんそうだよ」と答えておいた。 近所でももう女性として認識されているようだ。 このレベルまでくるとレイコ本人も納得したのか落ち着いてはきたが、しかし肉体まで女性になった訳ではないまだあるものはあるのだ。 そんなある日偽レイコの家に行った。両親が旅行でいないから泊りでおいでよというのでスケベ心半分で出かけたものだ。 そして親がいない2日間泊まり込んで俺は朝から晩まで偽レイコとSEXしまくった。 偽レイコの部屋でベットに腰掛けてフェラをさせる。偽レイコは元は男だったくせにフェラが大好きなのだ。口の中に放出すると美味そうに飲み込むので「美味いか?」と聞いたら「うん」といって舌なめずりをしていた。 最初は口でやらせて精液を飲ませる、それからベットでもつれあい愛し合って俺が回復したところで今度は下の穴にハメるのが定番だった。 終ってから手枕で偽レイコを抱きつかせて話をするのだが最近のおっさんの方のレイコの話題になりずいぶん女性化したぞと伝えると興味シンシンだった。 「できたらそのままで満足してくれないかなあ?」偽レイコはこのままレイコとして生きていきたい、そして俺と結婚したいと言う。 その時にあちらのレイコが錯乱して乗り込んできて面倒なことになると困るなという心配があるそうだ。 まあそうなっても誰も信用しないだろうと話してはいるのだが? 女性化したおっさんのレイコを物陰から見て偽レイコはビックリしていた。 「あ・あれが俺の身体だったって?うそだろ」うろたえておもわず男の話し方になってしまっている。 ちょっと歳はいっているがいかにも女盛りと言う感じの美女がいる。 「アンタちょっと確かめてよ」と俺に言う「なんだって?」 「どこまで女になっているのかなって」「俺にアレを口説けっていうのか?」「興味ない?」 「いや無いわけじゃないけど・・体は男だろ?しかも元はアンタの身体じゃないかいいのか?」 たしかにチラッと胸を見る限り少しは膨らんでいるようだが? 「俺はもう女だよレイコだよ俺の身体はこれだからね、だからあちらもあれで満足してくれればいい」 「いや、男を抱くのはちょっと・・・」 「俺だって前は男だったんだぜ、あいつがこのまま性転換でもしてくれればアタシはこのままでいられるでしょ。アンタもその方がいいんじゃない?」 「そうだな、よしやってみるか」 そしてその晩、晩飯をすませてからリビングでテレビを観ていると食事の後片付けをしたレイコが入ってきた。 こう見るとすっかり女だ、本人してみれば10歳あたり年上の外観なので不満もあろうが女としてそれほどおかしくはない。 「どうだい体の調子は?」と聞くと「そうねホルモンも落ち着いてきたし・・でもホルモンが良く効いてくれてよかったわ」と言う。 「効かないこともあるのか?」と聞けば「うん、体質によるらしいのねまったく変化のない人もいるんだって」 「ちゃんとしたお医者さんのとこ行ってる?」「うんネットで見つけてね、わたしは違うけどLGBTって言うんかな?そういう性的な違和感のある人が集まるサイトがあるのよ、そこで知り合った人に紹介してもらったという訳ね」 「胸もずいぶん大きくなったみたいだけど?」「エッチね前ほどじゃないよ、以前は大きすぎるくらいだったからこの位が肩もこらなくていいわ」と笑う。 「見てみたいな」「いやよ女の子に対して失礼でしょ、セクハラよ」「女だってか?いいじゃないか」俺は手を伸ばしてレイコの腕をつかむ。 「離してよ!」レイコはもがくがホルモンで筋肉の落ちた体では俺の力を振りほどけない。 もがくレイコを両手で抱きしめていると意外に柔らかいしいい匂いもする。匂いは香水のようなものだと思うがなんかムラムラしてきた。 レイコを押さえつけていたらおもわず手が胸の方に移動したのだがすごく柔らかい、胸のふくらみはパットのようなものだと思っていたがこれはマジで乳房だと感じた。 俺はレイコの着る薄手のカットソーの下から手を入れるとレイコは必死に抵抗したが俺はかまわずブラジャーに手をかけその下に手を差し込んだ。 俺の手の中でムニュっと大きな柔らかい塊の感触があった。 レイコと目が合うと真っ赤になって逃げようともがくがもうここまでやったんだとばかりに俺はレイコを抱きかかえて隣の寝室に入る。 ベットの上にレイコを放り出しそのままとびかかり着ているものを引っぺがす。 ベロンとレイコの二つの乳房があらわになる、大きくはないがキレイな形の美乳ってやつだ、Bカップくらいかな? 恥ずかし気に両手で顔を隠して体を固くするレイコだったが俺の手がショーツに触ると再び暴れ出す。 抵抗むなしく俺はレイコのショーツを引っぺがすとそこには幾分は小さくなったとはいえかなり立派なものが存在を示していた。 俺はそれをじっと見つめる、本当ならこれはあちらの偽レイコの身体なんだ、俺はあの偽レイコを愛している、ならばこれも・・ おかしな思考が頭を巡るが俺はその矛盾に気がつかないでいる。 裸にされて見つめられて興奮している?そんな刺激からかレイコのそれはムクムクと大きくなってきた。 慌てるレイコだったが俺はそれを握りじっと見る。 「止めて!キタナイ」レイコは叫ぶが俺は無視してそのペニスをくわえた。 はじめて男のモノを口にしたが意外に抵抗感はない。 愛する人・・偽レイコの本来の身体で彼女のモノだと言う矛盾した感覚なのかも知れないが俺は夢中で舐めまわした。 ちらりと上目で見るとレイコは信じられないと言う顔だったがそのうちに快感が起きてきたのかうっとりとした表情に変わっていった。 おれはそれをしゃぶりながらもう一つの行為をする、そうアナルに指をやりそこを揉みほぐし指を侵入させる。 レイコはペニスに加えられる快感でそれどころじゃないのかそのうち指が2本3本と入るくらいに弛んできた。 俺はレイコの両脚をもちあげて肩に担ぐようにするとレイコは何事かと固まっている。 まさかアナルを犯されるとは思ってもいなかったようで俺がムスコをそこに当てた時初めて気づいたように逃げようとした。 しかしもう遅い十分に用意されたそこは俺の欲棒をいつでもOKとばかりに待ち受けヒクヒクしている。 充分に揉み解したおかげでズボズボという感じにすんなりとそれは納まってしまった、俺が腰を動かすとレイコが悲鳴を上げる。 やがてそれも快感の叫びに変わり俺に抱きつき唇を合わせてくる。 俺は白く熱いものをたっぷりとレイコのアナルに注ぎ込んでやった。 そういえばレイコって処女だったんだよな?オッサンの身体もアナルセックスなんてした事無いだろうな?て事はこれも処女喪失かな? そして次の朝まで俺はレイコを責め立て朝もベットで起き抜けにぶち込んでやったのだ。 その日はアルバイトも休んだようだし歩き方も何かへっぴり腰でおかしかったが 次の日からレイコの行動が少し変わった、あたかも俺の妻のように俺の世話をするようになった。 俺の顔をみると恥じらう様がまるで新妻なのだ。 男を抱くなんてそんな気なんてまるで無かったのに毎晩のように俺はレイコを犯してやった。 だがどうやっても俺にとってはこのレイコは男だし性欲のはけ口にはなったが偽レイコに対するような気持ちにはなれなかった。 あの日、いつもの時間より早くアルバイトから帰った時、玄関を開けるとそこに赤いパンプスが揃えておいてあった。 あれ?このパンプスは見覚えがあるような気がした。 そっと音を立てないように入ると気配のある方を伺う、どうもトシオの寝室の方にいるようだ。 ちょっと悲しかった、トシオにも彼女が出来たんだ。 忍び足でトシオの部屋の前にいくと何かうめき声のような物音が聞こえた、音を立てないようにドアを細く開け中を覗くとそこにはベットで裸になって絡みあうトシオと女がいた。 見てはいけないものを見た気がしていったんは目を背けたが気になり、どんな女だろうと覗き込んだ。 その女は本来のあたしの身体・・・心はオッサンの偽レイコだった。 そんな!そいつはオトコなんだよオッサンなんだよと心の中で叫んだ。 大きな乳房に顔を埋めてだらしなく表情を崩すトシオに、ペニスを挿入されて嬉しそうに絶叫する偽レイコ、そんな?それはあたしの身体なんだけど・・? 抱き合い激しく唇を重ね求め会う二人だった。 「いいぜ、もっと激しく突いてくれ」男のような乱暴な言葉があたしの口から出ると「こうか?」とトシオがあたしの身体の片足を持ち上げてはげしく腰を打ち付けている。「うお!うお!」と悶えるあたしの身体のオッサン。 獣のようにSEXに興じる男と女の姿を見てあたしはヘナヘナとへたりこむ。 トシオが「ウ!」と呻いて放出したようだ。「いく!」っと叫んで偽レイコの身体が弓なりにビクっと反応する。 あたし・・処女だったのよあんなの知らない・・・涙が流れてきた。 「おい、そろそろアイツが帰ってくる時間だぞ」「うん、もうちょっとこうしていたいけど帰るわ」 「こんなところ見せられないからなあ」トシオが笑ってる。 二人はこれ以上ないというような濃厚なキスを交わしていた。 遅いよもう見ちゃったよ。そっと気づかれないように自分の部屋に入り壁際に膝を抱えて座り込み泣いた。 元の身体に戻りたい、せめて女のようになりたい・・・ ネットで検索するとトランスセクシャルと言われる女になりたいという男性が結構いるらしくその為の情報がたくさんあった。 ホルモンー整形ー性転換と段階があってGIDという性同一性障害が法律的にも女性になるための手順とか詳しいHPもあった。 とにかくちょっとでも女に近づきたかった。 レイコのアナルを奪い何度も犯したら俺に夢中になったようだと偽レイコにそれを言うと「ちょっとーやりすぎちゃったんでないの?アンタもまさかそっちに目覚めちゃったんじゃないだろね」などと言うので 「俺はホモじゃないよ、でもあの身体を抱いてた時、元はお前の身体だと考えたら愛しくなっちゃってついやりすぎちゃったんだよ」 そうと言うと一瞬引いたがその意味がわかると嬉しそうに俺に抱きついてきた。 「あたしのことそんな風に思ってくれてるんだ感激」と満面の笑顔になった。 「でもどうするの?彼女奥さん気取りになっちゃってるんでしょ?」 「まああいつにしてみると頼れるのは俺だけだしな」 「あたしだって頼りにしてるわよ」「わかってるって俺はお前にベタぼれだってわかってるだろ?」 「うふ・・そうね、でも元は男だってわかってるのにいいの?」 「もう1年近くもこうなんだぜ、おまえはもう女以外なにものでもないよ」 「うれしい、愛してるわトシオ」 このオッサンもすっかり女だなあと思った。 もうちょっとだ、あちらのレイコが女装し始めたとトシオに聞いた。 まるで元に戻る兆候もなく不安におののく毎日だったのだろう。 若い女性だった自分がなんでおぞましい中年男になってしまうなんて、その外観は鏡の前を通るだけでも目をそむけたくなるだろう。 「なんであたしが」突然訪れた不幸に叫びたくもなるだろうな。 自分の男の姿なんて見たくない!そんな気持ちが女装へと走らせたのだと思う。 元は女性なんだから肌のケアとかメイクとかのスキルはもっているのだ ネットで女になりたい男を検索すればいくらでも情報は集まるだろう。 あとは何かのきっかけでそれに手を出せば? あちらのレイコはどんどん女性化していると聞き自分の目で確かめても見たが正直驚いた。 俺のものだった不摂生で崩れたムサイ中年男の身体は俺の年代の男なら夢中になってしまいそうな魅力的な女性になっていた。 あとは?・・・彼女はもう男を知っているのだろうか?いや見た目は女性になっても体は男のままなんだろうから普通の男とは付き合えないだろうなと思う。 そこで思い出したのが潰れた俺の勤めていた印刷会社の社長、あいつは無類のニューハーフ好きで俺も無理やり付き合わされて辟易したものだ。 あいつに押し付けてやれば? さっそく俺は元社長の行方を調べた。そしてあるアパートに独り暮らししていることを突き止める。 だが経済的に余裕がなければニューハーフどころではないだろうが俺は元社長がかなりの裏金を隠し持っている事を知っている。 俺が会社を整理したわずかな給料だけしかもらえなかったのは元社長がいち早く会社の有り金を全部持って姿をくらましてしまったからなのだ。 恨みも返してやりたいがせめてここは俺の役に立てば許してやる。 俺は数日の間元社長を観察した。仕事をしている様子もないのにずいぶん余裕があるようだ。 やはり隠し金をもっているようだ、相変わらずあっちの方も好きで夜になるとニューハーブの店に通っている。 その前にレイコに男を経験させなくては?トシオにレイコを抱かせてやろう。 そう思いながら一方でこちらも次の準備をする。 ある日俺は公園のベンチで座っていた元社長に声をかけた。けげんな顔の元社長だったけどガチホモでもない限り若い女性に話しかけられてイヤな男はいない。 「お嬢さん、なんだね」とニコニコして言う元社長だったが警戒している、どうもなにかのセールスかまたは借金取り?負債の取り立て?そう思っているようだ。 それからちょいちょい俺は偶然を装って挨拶をするようにした。 元社長の顔から警戒心が消えた頃俺は世間話を装いこういう人を見かけたということにしてレイコの事を教えた。 表面上は平静を装いながら元社長は俺にレイコの事を聞いてくる。 俺は良く知らないんだけど・・と言いながらなんかその女の人って男みたいなんだよねと教える。 どうしてそう思うの?と聞かれたので女の感よと答えてやると頷いていた。 それからしばらくして遠目に見ているとレイコを見ている元社長の姿を見つけたのだ、心の中で頑張れよと元社長にエールを送った。 ついでにレイコのアルバイトをしているファミレスを教えてやった。 元社長はそこに通いレイコと顔見知りになると徐々に言葉を交わす関係になって行った。 こういうとナンだが元社長のみてくれは悪くはない、オカマ遊びにうつつを抜かし会社を潰すようなゲスだがいわばちょい悪オヤジというところだ。 そしてこちらも見た目はイイ女になったレイコだがその身体は男のままでありうかつに男性との交際するわけにもいかず、頼みのトシオもどうも自分のニセモノと仲良くなってしまっているようだ。 中身がオヤジの男のくせに女のようにトシオに媚びて気色悪い・・そんな女に鼻の下を伸ばしてるトシオの変態めと心中で罵るレイコだった。 しかしトシオに頼らねば生きていけない?でも性転換するにしてもお金が無いしトシオが夢中になっている偽レイコは若いし巨乳だし・・・大体性転換した男の身体では完璧なレイコの身体には勝てないと思う。 そんな時に目の前に現れたナイスミドル?しかもある日その男がそっと渡してきたメモには・・ 「貴女の秘密を知っている、どうか二人きりで会ってほしい」の文字があった。 秘密?入れ替わりの事?それとも私の身体が男だってこと?ドキドキしながら男と会う約束をした。 その男から脅迫でもされるのかと思ったのだが、予想に反してなんかこれデートみたい? 男はあたしをちゃんと女性としてエスコートしてくれた。そして最後に家の近くまでタクシーで送ってくれたのだ。 あたしの秘密云々には一言も触れず?どうなってるんだろう。 その夜もあたしはトシオに抱かれアナルを犯され喘ぎながら何故かあの人にこうやってほしいなと考えていた。 そんな気持ちで仕事に出たあたしにあの男からまた誘いがあった。 もう不安よりもルンルン気分で出かけた、トシオには不審がられたけど同僚との食事会だと言ってごまかした。 昔訪れたことのあるシテイホテルのバーで男とグラスを合わせる、久しぶりだなそういえば最後にここへ来たのは彼と・・そのあとここの部屋で? そんな郷愁に浸っていたとき男がささやいてきた。 「疲れませんか?ちょっと休んでいきましょうかこの上に部屋を取ってあります」と小さな声で言う。 あたしは現実に引き戻されてたじろいだが「貴女の身体の事は承知です」そういう男の言葉に目を瞠るのだった。 そして今あたしはベットの上で男に抱かれていた、「なんてキレイな乳房なんだ」男はあたしのつつましい乳房を掴み舌を這わす。 そしてサポーターで押さえ込んでショーツを重ねたあたしのアソコをやさしく撫でるのだった。 自分の意思とは関係なくムクムクと反応してしまうそこを男は優しくつかみそしてショーツを取り去った。 両脚の間に起立するそれを男は握り扱きそして口に含むのだった。 男の愛撫はトシオとは比べ物にならないくらい優しく甘美であった。いつのまにか四つ這いにされて男のペニスがあたしのアナルに嵌められている。 男のペニスは微妙に動きあたしの中で一番感じるところを刺激してくる。 男があたしの中に放った時あたしのペニスからも白いものが噴出していた。 それからのあたしは頻繁にその男とデートした。トシオは何も言わないがうすうすは感づいているのだろう。 どのみちあたしと一緒になる気のないトシオには好都合だったかもしれない。 あたしはいまや自分が夢中になってしまったその男に一緒に暮らしたいと訴えた。 男はにやっと笑ってならば俺の処に来いと言ってくれた。 レイコが出て行った。俺は止めなかった、レイコは一瞬寂しそうな顔をしていたが後ろを振り返らず大きなスーツケースを引っ張って去って行った。 すべて偽レイコの描いた計画通りだ。 その晩はトシオの家でトシオと偽レイコは肩を抱き合って乾杯した。 これで後はゴールインするだけだ。結婚式でウェディングドレス姿の自分を思い浮かべてにんまりする偽レイコ。 男だった俺がウェディングドレスかよ、いやこの身体は正真正銘オンナだからいつかは赤ん坊も産んで?ゾッとしたが隣に座るトシオからキスされて押し倒されると まあそれもいいかと思い直しトシオのキスに応えて唇を押し付けた。 何日か過ぎた、レイコはどうなったんだろうと気になり元社長のアパートに様子を見に行った。 電柱の影から伺っていると後ろに人の気配がして振り返るとレイコだった。 「やっぱりアンタの仕業ね」レイコが詰め寄る。 「な・何の事よ」俺はしらばっくれたが「あの人からみんな聞いたわよ、どこかの若い女からあたしのこと聞いてやった事って」 わかっちゃったか?「ならわかるでしょ?アンタが邪魔だったからよ。でもアンタにとっても良かったんじゃない?」 「冗談じゃないわよ人の気持ちをもてあそばないでよ!」レイコが掴みかかってきたので抵抗したのだが・・・ ゴツンと音がしたような気がした、飛びかかってきてレイコと額をぶつけ合いおまけに後頭部も電柱にぶつかった。 そのまま気を失ったようだ。 ハッと気づくと元社長の顔が心配そうに覗き込んでいた。 「ここは?」「おお、気がついたか心配したぞ」「あたしはどうして?」 「びっくりしたぞ、帰ってきたらアパートの前の電柱の傍で倒れているんだものな」はっと気づき 「他に誰か倒れていなかった?」「いやお前一人だ誰も他にはいなかったぞ」と言う。 そしてよかったよかったと言いながら俺に抱きついてきたので「なにするの!」と突き返すと怪訝な表情で俺の腕をつかみ無理やりキスをした。 「やめてよ」と抵抗すると「こういうのもイイね」と言いながら俺の胸に手を差し入れて乳房を揉んだ。 ん?なんか感じが違う気がした。ふと横をむくとそこにあるドレッサーに二人の姿が映っていたのだが・・・ それは元社長とレイコ・・俺の身体の方のレイコだった。 俺はおもわずドレッサーを覗き込むのだがどう見てもそれはレイコ・・美しくはあるが30歳前後?の男の面影が残る女だった。 思わず股間に手をやると懐かしい感触が? なんてことだこんな時に元に戻るなんて!!俺は頭を抱えてしまった。 事情がわからない元社長は俺がふざけているとばかりに思っているのだろう、押し倒してカットソーをまくり上げ乳房に吸い付く。 そして手は下半身に?スカートを脱がされると股間にそそり立つおぞましいモノ?俺のムスコ?いや確かに俺のモノなんだが・・・ 元社長はそれをほおばり頭を上下させると快感が寄せてくる。止めてくれ俺はホモじゃない! 必死に逃げようとするがなんて力のない身体だ、決して若くない元社長に押さえ込まれひっくり返される。 俺は四つん這いにさせられ元社長が俺の腰を抱くと俺の尻穴にナニかが押し当てられた。「いやだ!」大声で言うが無視され ズボズボと俺のアナルに侵入してくる元社長のペニス。さすが遊び人だ太さ反り長さも逸品らしい?遊んだニューハーフ達が夢中になるらしい。 だが俺が自分でそれを味わおうとは夢にも思わなかった。 いつのまにか俺はアナルを貫かれながら元社長にしがみついて腰を振っていた。 そのまま俺は元社長と一緒に暮らしだした。 レイコがどうなったか気にかかったがこの姿でトシオのところに戻っても受け入れてくれるのだろうか? トシオと一緒になりたいと思ったのはあくまでも俺が本当の女性の身体・・レイコだったからだ。 元社長は寝物語で好きなだけいればいいとかこのまま俺と夫婦になるか?とか言ってはくれるが俺はホモじゃない いくらホルモンで胸ができててもこの身体は女じゃない。 俺はレイコの家に行ってみた。そこにはかっての自分と同様に着飾りさっそうと出かけていく本物のレイコの姿が見えた。 スポーツカーが走ってきてレイコの傍らに停車し若い男が降りてくる。トシオじゃない?あれは昔スマホの中に見たもうひとりの彼氏だ。 俺はトシオの処に行ってみたが、しかしそこに見たのは家の前でしょんぼりとうなだれるトシオの姿だった。 俺はうなだれるトシオの前に立つとトシオが俺を見上げて苦笑いしながら言う。 「元に戻ったそうだね」俺は頷くと「どうしたの?振られちゃった?」と聞いてやる。 トシオはさびしく頷き、「レイコの身体の方を選んだ俺を許せないってね。だけど仕方ないだろあの時は・・男の身体じゃ愛せなかった」 「そうだよね、あなたはノーマルで男の身体なんて愛せるわけないものね」 「あんたはどうするんだ?元に戻ったはいいがそんなオカマにされちまってさ」 「そうだね、どうしようか?これも一刻イイ思いした代償かもね?」 「そこまでなったらもう男としては働けないだろ?」「え、女として働けるよ見た目は女だしね、それにあのオヤジみたいに女装子好きな人ってわりにいるらしいよ」 「そうかなら俺もちょっとは安心してもいいかな?」 「なんでアンタが安心するの?」「いやレイコがあんたの身体をそうしちゃったのは俺にも責任あるかなって、ほらナンダ・・俺ってお前のアナル処女を・・・」 ああ俺には記憶は無いがこの身体を初めて抱いたのもトシオだったんだ。 そして女としての俺の処女を奪ったのもトシオだった。 「そういやトシオがわたしの身体の最初の男だっけね、それもアタシがそうそむけたんだから、これも自業自得よ」 「そんな言い方するなよ、アンタって・・・」「ん?なんだって?」「優しいな、まるであの・・俺の愛したほうのレイコみたいだ」ぽつりと言う。 俺はなぜか顔が赤らんだ、「身体は変わったけどアタシはあたしよ。トシオが好きなのはいまも同じよ」 トシオは俺の顔を見つめながら立ち上がりゆっくり近づいてきた。 「レイコ・・」肩に手がかかり引き寄せられ抱きしめられた。「いいのか?今のオレ男だよ」 「今はね、愛するってことはどんなことかわかってきた気がするんだ」 トシオはうつむいていた顔を上げてオッサンに語り掛けた。 「家に入ろう」オッサンもトシオの声に頷き手をつないで家に入るのだった。 玄関に入ると再び抱き合って今度は唇を合わせて長いキスをした。 目をつぶるとこの感覚はあの偽レイコだった。そして俺たちは再び一緒に暮らし始めた。 同棲しだすとオッサンはトシオの妻のようにかいがいしく奉仕するのだった。 ファミレスの仕事が終わるとかろうじて閉店間際のスーパーに飛び込み買い物をして帰る。 そしてトシオと一緒に仲良く食事の用意をするのだった。 夜も一緒に眠るのだがトシオはあまりアナルを求めなかった。 俺はホモじゃないというこだわりがあったにせよ若い男にはつらい、だからレイコは都度都度口で慰めることが多かった。 以前にトシオは男の身体のレイコをアナルセックスしたがそれはレイコが女性化させるためにトシオにさせたことで トシオの本意ではなかったのだ。もっとも当のレイコは実はアナルセックスも好きであったのだが当のトシオが嫌がるのは無理強いできない。 それでもたまにトシオがアナルに挿入してくれた時は大いに燃えるのだった。 トシオもうすうすはそれがわかっていたようで不本意に思っても愛するレイコの為にアナルセックスをした。 しかしトシオはあくまでもノーマルな男性だったので今のレイコを愛してはいるがこだわりはあった。 そんなトシオに不安を感じ始めるレイコだったがある時本棚の片隅から1冊のノートを見つける、 それはかってのレイコが女になりたいが為に調べた研究ノートでレイコはそれを見てトシオの為に性転換と戸籍変更を決意した。 まずGID(性同一性障害)の診断を受けて経過処置を受けるのだ。ノートにはその手順が細かく書き込まれてあった。 ノートに書かれたサイトを訪れてそこのメンバーと知己になりその支援団体ともコンタクトをとった。 指導に従い診断を受けながらさらに女性化を目指すのだ。 幸い俺は歳こそとってるが結婚歴は無いしもちろん子供もいない。もう2年近くも女性として働き周囲もそう認めていると証明してもらった。 やがて法的な期間が過ぎると手術の日程が近づいてきた。 病院に出発するその日熱烈なキスを交わし心配するトシオの手をとり「大丈夫、帰ったらね」と言い残してでかけるレイコだった。 1か月ほどして無事に手術は終わったと連絡があり入院した病院に出かけたトシオだったが会ったのは顔を包帯でグルグル巻きにしたレイコだった。 どうしたのかと聞くとついでにちょっと顔をいじってもらったという。 またしても楽しみに待っててねという言葉に送られて帰宅するトシオだった。 家では大丈夫かと出迎える父と母がいた。実は数か月前トシオの両親は帰国していたのだ。 そして数年ぶりに会った息子が同棲しているという、そしてこの人と一緒になりたいと紹介されたのは息子より十数歳は年上の女性でしかも実は男性だと言うではないか? 二人は驚き息子の気が狂ったかと思ったが数日にわたりトシオが真剣な想いを訴えたことで元々は開放的な考えだった両親はそれもいいだろうと二人の仲を認めたのだった。 そしてその条件がちゃんと正式に結婚すること、すなわちレイコが性転換して戸籍上も女性になることだった。 すでに書類も整いトシオはレイコに代わって裁判所に申請書を提出した。レイコが帰ってくる頃には処理が終わり許可が下りるだろうと思われた。 そしてレイコが帰ってくるその日トシオは駅のホームに立ち心待ちにしていた。 しかしどこにもレイコの姿が見えない、どうしたのか?列車を間違えたのか?いやいやちゃんと確かめたはずなのに・・・そう思いながらホームに立つトシオに 「トシオちゃん」と声がかかる「!」この声は!嬉しさで振り向いたトシオだったがそこにいたのは・・・ 一瞬あのレイコに見えた。一度は惚れて惑わされたレイコ・・魔女的な美貌で俺を魅了したレイコに似たそんな顔だった。 胸も大きく揺れてなつかしい笑顔で首を傾げてトシオに微笑んでくるのだ「????」「わかんない?」「え?」「私よ」 よくよく見ると似てはいるがちょっと違う気がする。俺のレイコ・・元オッサンのレイコに似ているのか?しかし若い、。 そのレイコは近づいてくるとトシオに抱きつき唇を押し当ててきた。それはあの偽レイコの唇の感触だった。 周囲から口笛が聞こえるのに自分らの立場に気づいた二人は赤くなって慌ててホームから立ち去るのだった。 「なんで?」「トシオさんの求めるもの・・全部あげたいの、だからこうしたの」と大きな胸を持ち上げながら言う。 「豊胸したんか?」「うんトシオさん好きでしょ大きいの」苦笑いするトシオ。 「顔はあたしのこだわりよ、これならトシオさんとバランス取れるでしょ」と笑う。 確かに小じわ一つなくぷるぷるの肌は若い女性そのものだった。内心化かされているのか?と思った。 家に帰ると両親の驚きは大変なものだった。 親父は美人で若い娘ができて大喜びだし母も「これなら娘って誰にも自慢して見せれるわ」と笑う。自分らと幾つも歳が違わない元オトコの嫁を受け入れられるとはまったく変な両親だが助かったとトシオは思った。 二人の部屋になったトシオの部屋で二人は抱き合い濃厚なキスをするのだった。 「大きくなったな」嬉しそうに乳房をもてあそぶトシオに「ほんとは巨乳が好きだったもんね、前のあたしじゃ不満だったでしょ」とすねたように言うと 「怒るなよ、小さくともそれはそれで美乳だったし俺は好きだったぞ」「うそばっかしこうしてやる」と両の乳房でトシオの顔を挟みぱふぱふする。 「ぷふぁー窒息しちゃうじゃないか」そういいながらも嬉しそうにレイコにキスをする。 「でもなんであのレイコに似せたんだ?まあ俺はこちらのレイコの姿のお前に惚れたんだけど・」「そうねこちらのレイコにはいいようにされたもんね」とレイコがからかうと「お前がやったんだろ」とトシオはレイコを押し倒し両脚を開こうとするのに、待って!こちらは結婚式すむまではと拒絶するのだった。 「なんだまだお預けか?なら見るだけならいいだろ?」 オッサンのレイコは仕方ないわねえと膝を立てて脚を広げる。 俺はそこを覗き込むように顔を近づけた。新しく出来たそこはうっすらピンクの色をして縦に一本の線を引くように割れ目があった。 そっとそこに指をやり左右に拡げると肉色のヒダがしっとりと濡れたような感じで見えた。 俺は思わず舌を出してそこをぺろりと舐めた。「ひゃ!」とレイコが飛び上がるように腰を引くのを押さえ付けて俺はそこに吸い付いた。 ペチャペチャと吸いながら執拗に舐めると義父や義母を気遣い大声を出せないレイコは歯を食いしばり悶えたものだ。 やがて我慢の限界になったトシオはたまらずそこに自分のペニスを押し当てようとするがレイコにダメ!と止められる。 「ならこちらか・・使い納めかな?」とアナルに指を伸ばすと「不思議だなアナルしかなかった時はここを使うのに抵抗があったが今はこちらでもイイなって思える」「いいわよどちらを使っても、でも今は後ろだけね」 「わかった」とトシオはレイコの脚を肩にかけてアナルにその肉棒を当て押し込むのだった。 ともかく久しぶりのセックスに二人が燃え上がったのは言うまでもない。 数日後性別変更と戸籍変更の許可が裁判所から届き二人で役所に届けを出した。もちろん改名した彼女の名前はレイコだ。書類とレイコの顔を何度も見直す担当者の表情がおかしかった。 それからしばらくして二人の結婚式が高原の教会でごく親しい身内だけで行われた。 今や娘となったオッサンは純白のプリンセスラインのウェディングドレスを身にまといトシオと並んで祭壇の前に立つ。 誓いの言葉を交わしながらトシオは”コイツ本当は男だったんだよなあそれもオッサンだったし?!これでよかったのかな”と目の前の美しい娘に変身したオッサンを見つめた、 レイコも”冴えん中年男だった俺が花嫁とはな・・いろいろ画策してここまで来たがここからはこの男に養ってもらって楽させてもらうわ”と内心思いながら二人は誓いのキスを交わした。 あのレイコも二人の友人として参列したのだが花嫁の変貌ぶりにポカンとしていた。 その夜近くの高原ホテルで二人は初夜を過ごしレイコはその新しい女性の部分にトシオのチンボを迎え入れ喜びに浸った。 レイコは女として2度目の初体験をトシオは3度目のレイコのバージンを奪う事になるのだった。 こうして数奇な運命によって40歳の冴えない中年男は美しい若い新妻へと変貌を遂げた。 この後二人がどういう生き方をするのか誰にもわからないのだがなにかに流されてしまうよりもこうありたいともがき求めてこそ得られるものがあるということだ。 やれやれイロイロと回り道したがこれでもうあくせく働かなくてもイイし、その先も安泰だな、もちろん妻として必要な事はちゃんとやるけどね? まあノンビリやらしてもらうわ。結局性転換までしちゃったけど目的達成する為には仕方なかったか? それにしてもオッパイ大きくしすぎたかなあ?勢いでやっちゃったけど肩こるしブラジャーは高価だし・・ まあいいかトシオはこれで俺に更にメロメロになったから? 「ねえ、もっと」「好きだなお前も」トシオが俺の身体の上で腰を振る。 俺のオンナのお道具もちゃんと機能しているようだ。 まあ感じるしそこそこ締まるようだしちゃんと濡れる。あの先生は意外に腕がよかったんだなと感謝した。 だがアナルの締まりには及ばないのでトシオも時々は後ろを使いたがる。俺もそちらが好きだから喜んで使ってもらうけどね。 そろそろイクなと思ったらトシオが「ウ!」と呻いて俺の中に放出した前後して俺にも深い快感に襲われて我を忘れる。 「ハァよかった・・」俺はトシオのクビに抱きつきなからニタリとほくそ笑むのだった。 (ここからオマケ) トシオの家は思ったより金持だった。両親は高名な研究者で講演とかで世界中を周わっているしさらにTVのバラエティ番組にもレギュラー出演してるとか? いろんな大会社の相談役とかさらに特許や著作で印税は入ってくるはで二人して稼ぎまくっているのだ。 トシオ自身もまだ大学院生だが親と同様に研究者として将来を嘱望されている。 しかし・・・ 「ちょっとレイコちゃんこっち来て」今日も高級ブティックでコレ着ろアレ着ろと義母に着せ替え人形にされている。 トシオの両親は本当は女の子が欲しかったそうでトシオの嫁の俺を娘として可愛がってくれる。 それはいいのだが・・「これ着せたいけどもうちょっと細身だったらもっと似合うのになあ」とか スタイルとかあれこれ言ってダイエットを強制する。おかげで俺は好きなものも食べさせてもらえずほんのわずかな量でガマンさせられている。 せっかく金持ちの所に嫁入りしたのだから贅沢三昧したいものだが? トシオに言っても「いやあ俺もレイコのスタイルがいいほうが・・」と助けてくれないのだ。 たまには生ビールとかあおってプファーってやりたいもんだが? 義父も俺に酌させて相手をさせるのがうれしいらしい。おかげでいろんなものを買ってはくれるのだがそれよりも・・ その手にもった唐揚げを食べさせてくれよとジッと見つめていると気づいて「ん・これ食べる?」と言うので思わず頷くのだが 「ダメよ」義母の言葉に皿に戻すと一番小さなのをつまんで差し出す。 俺はチラリと横目で義母を見ると後ろを向いていたので急いでパクっと義父のつまむ唐揚げにかぶりつくと一緒に義父の指まで舐めてしまった。 その時の義父のにやけた顔はこれ以上ないものだった。 振り返った義母が不審な表情で眺めているのでそそくさとそこを立ちキッチンで洗い物を片づけた。 義母のキビシイレクチャーのおかげで俺の身体はさらにシェイプされた。 ボンキュボンのボディはそこらのスーパーモデル並みだと自分で自賛する。 義父とは酒の酌だけでなくいろんな話題で会話する。元は40のオヤジなんだからその手の男の会話なんてお手の物だ。 義父もそれを知っているから遠慮なくエロ話で盛り上がるのだ。 まあトシオには聞かせられないし義母の前ではヒンシュクものなので控えているのだが? 二人には今のネコを被った俺のイメージが強くてとても素は見せられない。 なら義父ならいいのかというが酔いが回ってない最初のうちはおとなしく「イヤダー」とか「エッチですね」とかカワイイ嫁を演じているのだが それほど酒に強くない義父の酔いが回ってきて会話が微妙なものになってくると俺も皮を脱いでエロオヤジと化すのだ。 ハッキリ言って義父はダンマリスケベなのだ。 会話の距離感が近くなると俺の身体に手が延びてきたりする。 泥酔して来ると俺に抱きつき胸に顔を押し当ててオッパイに手がかかる場合もある。 ニタニタとだらしない顔で俺のオッパイを揉んだりするのだ、まあ大体はそこで撃沈してしまうのだが何時だったかその日は特に良いことがあったのか上機嫌で酒盛りをしていた。 やがていつものように出来上がってくると俺にベタベタしだす。 ついにはレイコちゃーんなんて叫んで俺に襲い掛かり押し倒すと俺の唇に吸い付いてきたのだ。 さすがにこれにはビックリして突き飛ばしたが義父はそのままゴロリと寝てしまった。 翌日にはその記憶の欠片もなく生真面目な学者に戻っているのには笑えた。 とにかく普段は舅と息子の若い嫁、酒を飲むときは気の置けない友人というような関係になった。 まあ間違って一線を越えないように気をつけようとは思ってるのだが抱きつかれた時につい触ってしまった義父のチンボはトシオよりも立派だった。魔がさしたらどうしよう? 俺は一応は主婦なので習慣で朝は早めに起きる、オッサンの頃は毎晩飲んだくれて朝はギリギリまで寝ていたのにえらい変わりようだと自分で思う。 その朝も目を覚ますと隣に寝ている夫のトシオを起こさないようにそっとベットから出ると昨晩のなごりかトシオに脱がされた赤いショーツが床に落ちる。 昨夜の痴態を思い出してちょっと頬を染める。 一緒に落ちていたブラジャーも拾い着替えの下着を手に全裸でお風呂に向かうと軽くシャワーで流してから新しいブラジャーとショーツをつける。 鏡に映る自分の姿を見ると今更ながら自分の変貌ぶりにため息が出た。 すらりとした肢体に胸には大きなそれでもってハリのある乳房にきゅっと絞ったようなウェストと大きく張り出した腰とヒップは垂涎のものだ。 Tシャツとショートパンツを穿くとエプロンつけてキッチンに入りみんなの朝食をつくるのだ。 少しすると義母が起きてきて手伝ってくれる。 それから寝ぼけ眼で義父・・最後にトシオが起きてくるのだが起きてこない時は起こしに行く。 「ねえ、もう起きないと遅れちゃうわよ」「うーんもうちょっとお」 「ダメよ」と布団をめくろうとすると先に手が伸びてきて引き込まれる。 「ちょっとお」「んー愛しているよ」ぶちゅっとキスされる。「もう、昨晩さんざんしたでしょ?」 「じゃあコレなんとかしてよ」俺の手をトランクスの中に引き込み雄々しく起立したペニスを掴ませる。 「もうワガママなんだから」そう言いながらも口を使って治めてやるのだ。 やっとトシオを洗面所に押しこみ食堂に戻ったが義父母達はとうに家を出ていた。 てんやわんやでトシオを送り出し戻ると使用後の食器なんかを流しに出しておく。 主婦は大変なものだなと思うがそれが終わればしばしの休憩タイム?いやいや優雅なセレブのお時間なのだ。