大人のおもちゃ屋で・・作: 舞     大人のオモチャ屋で・・−1 (1) 京ちゃんにつれられて・・ ソープランド、ファションマッサージ、ピンクサロン、ヌード劇場、テレクラ 等がひしめき合っている繁華街。中でも酷くいかがわしそうな地区にその店は ありました。 通行人と云えば、好色そうで物欲しげな目をした若い男やキョロキョロとそん な建物や看板に眸をやっている中年男か、この地区の後ろ側にあるホテル街へ と急ぐアベックばかりなんです。 そんな中をわたしは京ちゃんに連れられて歩いていました。 そのお店が近ずくにつれて、わたしの歩行は次第にノロノロとした運びに遅く なっています。 「どうしたの。早く行きましょうよ」 足踏みをしかねないわたしのお尻を突くようにして、京ちゃんが言いました。 普段は、男言葉を話すのでしょうけれど、わたしといる時は常時女言葉なんで す。 「イ、 イヤッ。や、やっぱり・・行けないわ・・」 その店の看板を目にすると、わたしは立ち止まってしまいました。 老いを隠すためにも少々厚く化粧した顔が、羞恥のために上気しているのが 分かります。 看板は黄色地に赤い文字で“大人のオモチャ”と乱雑に書いてあります。 その乱雑さがいやが上にもいかがわしさを匂わせて、わたしには羞恥と同時 に妙な猥雑感を覚えています。 看板の周りには紫色の小電球がデコレーションされていて、暗闇にひときわ 目立つのです。 「綾。入るのよ!」 京ちゃんは男の声でいいました。 いつもはわたしに鼻にかかった猫なで声で我がまま放だいを言い、猫が鼠を いたぶるがごとく嬲る京ちゃんとしては珍しいことです。 「新しいバイブ、欲しくはないの?」 京ちゃんは入り渋るわたしの剥き出しの肩を抱いて呟きました。 微かに声が震えています。やはり京ちゃんも興奮しているのでしょう。 「バイブなら・・・あるじゃない・・」 わたしは今から起こるであろう恥ずかしい出来事を想像して、抗議の意味も 込めて、小さい声で答えました。    大人のオモチャ屋で・・(2)  「新しいバイブがの!綾のオマンコに入れときたいのよ。卵型のバイブをね」 京ちゃんは女言葉で優しそうに言います。 優しく言った後の怖さは知っている筈ですが、その優しさはわたしには嬉しいの です。 もちろんわたしは卵型のバイブが、この世にあるのは知っています。しかし、そ れを大人のオモチャ屋さんに入って買うことは・・抵抗があります。 だって、わたしが使うんだと言うことが・・恥ずかし過ぎることを分かっていま す。 「愛しているのよ、綾を・・・綾だって、僕が好きなんでしょう?」 わたしのピアスを付けた耳たぶを舐めるように、京ちゃんは小声で続けます。 京ちゃんから「愛している」何て云う言葉を聴いたのは初めてのような気がしま す。 正直云って、わたしはゾクッっとしました。 下腹部の男の象徴が勃ってきて、京ちゃんにいつも舐られている秘口に粘こい ものが溢れて来るのを覚えています。でもその一方では、京ちゃんに空恐ろしい ものを感じていたのです。 京ちゃんはわたしよりも30歳も年下の、中年を過ぎたわたしから見ると男の子 なんです。 その男の子がわたしをいたぶりたいだけいたぶるだけでなく、甘い言葉を呟いて 中年男のわたしを動揺させているのです。 言葉だけにしろ、もうアメとムチを使いこなせるようになっているのです。吃驚 しないほうが可笑しなものなんです。 もっとも、そう云う風に仕向けたのはわたしです。 この半年間で、女言葉を話し、わたしを嬲るように仕向け、女装したわたしのアナ ル(わたし達は綾のオマンコと呼んでいます。)を貫いてくれるように、わたしが 仕込んだのです。 だから吃驚するよりは、本来ならば喜ぶべきことなのかも知れません。 「バイブを買いなさいよ。そうしたら、思い切り嬲って上げるわ。綾のオマンコが 真っ赤に腫れ上がってしまう程にね・・」 「ああーっ、・・・で、でも・・・」 綾のオマンコと云う捻り語がわたしの女としての官能を、いえ、京ちゃんのマゾの 奴隷に落ちてしまったわたしの空想を擽るのです。 わたしは次第に息を弾ませ、荒げながら、26歳のわたしのご主人様(わたしの女 王様と云ったほうが宜しいかしら?)のほうを見上げました。  大人のオモチャ屋で・・(3)   (2)マゾの綾の・・ 今日の京ちゃんは、タートルネックのセーターにチノパンツ、頭には黒の 帽子を冠っていて、色の濃いサングラスを掛けています。 全て黒一色で統一されていて、上品で可愛らしい唇さえも女の子に見える ほど中性的なスタイルでした。 帽子を冠っているのは、長く伸びた髪を隠すためのものです。 それに引き換えわたしはスパンコールの深緑色のドレス一枚なのです。 それも剥き出しの両方の肩は細い紐で吊ってあり、背中も大きく開いていて 、裾は足首まであるのですが、左側が腰骨のちょっと下側まで裂けている ドレスなんです。歩くと真っ赤な裏地が、わたしの白い細い(・・と思って います)生脚と共に見えるんです。 「ねぇ、早く帰りましょうよ。帰ればバイブもあるわ。家にあるバイブで・ ・ ・気の遠くなるまで苛めて・・・京ちゃんの気がすむまで・・ね」 わたしは甘えるような口調で、裸の肩をくねらせました。 本当にそうして欲しかったのです。 また実際に、2DKのわたしのマンションには、バイブも張り型も3本も あるのです。 1本は、小ぶりの肉棒形でバイブレーションがきついものなんです。今は 京ちゃんの並外れて大きく太い肉棒で犯されてすっかり緩んでしまった わたしのオマンコにはちょっと物足りないのですが・・ 2本目はレズビアン用の双頭の張り型です。こちらのほうは薄い褐色で直 径は6cmほどで、かなり太めのもので、長さが60cmもあります。 それを綾のオマンコの奥まで突っ込んでグリグリされると、肉体の奥のほ うが痛いのです。 その双頭の張り型は京ちゃんが使うものではありません。いずれは女の子と わたしを絡ませようとして買ったものだと思うんです。 3本目は、直径が8cmよりも太い位のピンク色をした巨大なバイブで、 京ちゃんはわたしにそれを飲み込まようとしていますが、わたしの後ろの お口には大きすぎてまだ飲み込むことは出来ないんです。 3本とも京ちゃんの命令により、わたしが通信販売で手にいれたものなの です。 バイブと張り型だけじゃありません。 家には革製の金属の鋲を打った首輪、やはり革製の手枷足枷、浣腸用の 200ccも入るガラス製のシリンダー、また、SMプレイ用のさほど熱さ を感じない赤いローソク等も通信販売で購入していました。 そうです。わたしは自分でも嫌になるくらいのマゾ(マゾ女と言いましょう) なのです。     大人のオモチャ屋で・・(4)  「ダメッ。これは命令よ!」 わたしの甘えた声を耳にした京ちゃんは態度を急変させたのです。 「綾が入らないんだったら、あたしがこの店に入るわ。こうしてね」 京ちゃんはそう言うなり、パンツのポケットから手錠を取り出すと、わたし の他人よりも白い裸の右手に片輪を掛けてしまったのです。 あまりの素早さに呆然としているわたしの右腕を後ろに回して、もう片方 の輪っかを左手首に繋いでしまったのです。 そうです、わたしの裸の両腕は金属製のオモチャによって、後ろ手に括ら れてしまったのです。オモチャの手錠だと言っても本物そっくりのそれは もうビクともしないのです。 わたしは、この人通りの少なくない通りで、京ちゃんの大胆さにはドキマ ギさせられて声もでませんでした。 「このままで、あたしが帰るまで、ここに居るのよ」 紫の電光がチカチカと光る“大人のオモチャ”と書かれた看板のほうへ 引っ張って行かれ、怒ったようにそう言うのです。 その看板の元は明るいのです。 わたしは軽い眩暈を覚えていました。 いくらなんでも、この看板のすぐ近くで、それも剥き出しの裸の両肩を 出して、手錠で括られた女装男が佇む場所ではないのです。そんなこと をすれば、わたしが変態であることが、この通りを歩いている人々に見え 見えなんです。 知っている人がわたしと認めるかも知れないんです。 わたしは思わず泣きそうになりながらも、そっと辺りを見回しました。 通りを歩いている40歳位の中年の男二人組みと呼び込みをしていた若い 男性が、何事が起こったのだろうと云った表情でこちらを見ていました。 ニヤニヤと薄ら笑いをしているように、わたしには見えたのです。 わたしは、わたしの変態性を見られてしまったと云う恥ずかしさから、 全身がカーッと熱くなりました。 でも変なのです。京ちゃんと一緒ならばその恥ずかしさも嫌では無いの です。否、むしろ、わたしの中のマゾ女的な変態性を刺激するのです。 わたしの肉体を舐め回すような男達の好きの視線を感じたその瞬間、 下腹部に強烈な疼きを感じ、綾はオマンコを濡らしていたのです。     大人のオモチャ屋で・・(5)   (3)お店の中で  無言でジロリと若い店員が入って来たわたし達を見つめました。 読んでいた本を畳んでマジマジとわたしを見つめています。 こう云う店では「いらっしゃいませ」とは言わないらしいのです。 お客様に対しては無関心を装うと言うのが礼儀らしいのですが、店員 さんはこの季節にしては珍しく露出した腕を後ろに回しているわたし に見入っているのです。わたしの季節はずれの格好に余程好奇心を刺激 されたのでしょう。 肉体を舐め回すような若い男の店員さんの視線を感じたわたしは、恥ず かしさの余り思わず俯いてしまったのです。 でも困ったことに、若い男に見られている刺激に、小さいわたしのオチ ンチンが勃ち上がってしまったのです。 常時はパンティの中に収まっているのですが、今日は京ちゃんにノーパ ンを命ぜられているのです。紫のドレスの下方がちょっぴり持ち上がって います。 わたしはそれが分かると、益々恥ずかしくなって前かがみになっています。 だって、裸の両腕は後ろ手に拘束されていて、とっても後ろを向くわけ にはいかないのですもの・・ 「何を差し上げましょうか?」 前かがみになって両腕を擦り合わせているわたしを見ていた店員さんは 視線を移して京ちゃんに問いかけました。 きっと、年の若い京ちゃんをわたしのご主人様だと思ったのでしょう。 京ちゃんは、わたしのお尻が見えるのではないかと思える程カットされた ドレスの裸の背中に置いた手で、「バイブを」指先で書くんです。 わたしに言えと合図を送るんです。 「あ、あのう・・バ、バイブを・・・」 観念したわたしは、指の指示通りにしゃべっていました。 酷く声が上ずっていて、それは慣れた女声ではなくしゃがれた男の声でした。 その声で、店員さんはわたしが女ではなく、女装している男であることを 気付いたようでした。 そんなわたしをチラッと見た店員さんは唇をニヤつかせながらしゃがみこ み、ガラスケースの中からもっともポピュラーな肉根型のバイブを取り出し たのです。 「こっちのほうが、いいかな・・」 最初に取り出した肉色のバイブをガラスケースの上に置くと、再びしゃが みこみます。ケースのガラス越に突っ立ったドレスの腰の辺りを見ている ことがありありと判るのです。     大人のオモチャ屋で・・(6)  わたしは恥ずかしくって恥ずかしくって、後ろを向きたいのですが、後 ろを向くと両腕に掛けられた手錠が見えてしまうので向くことが出来ませ ん。 わたしは前かがみになってドレスの膨らみを隠していますが、もうすでに バレていたようです。 店員さんがしゃがんでいる間に京ちゃんが囁きました。 「ずーと、オマンコに突っ込んでいても、大丈夫ですよねって聞きなさい」 もちろん、わたしは首を強く振りました。 「言わなきゃ、もう会わない」 「えっ!」 「いいの?」 「・・・解かったわ・・」 わたしは小さく呟きました。 わたしが京ちゃんに溺れていることを知っていて「もう会わない」と言って いるのです。わたしに取っては、それは脅迫と云うより拷問に近いものなの です。 違うバイブを手に立ち上がった店員さんの前で、最も使いたくない女性器の 名称を口にしておりました。それも男のわたしには、その女性器を代用とし ている名称なんです。 羞恥がわたしの中で一気に爆発して、その女性器の代用がいやらしい匂い を立てて、焦げるのではないかと思いました。 いや実際に、その匂いにわたし自身の下腹部の無毛の小さな男性器は角度 が上がっていたのです。 店員の若い男の人は一瞬目を丸くしましたが、わたしが変態だと、否変態 女だと理解したのでしょう。すぐに淫らな笑みを浮かべて京ちゃんのほう に向き直りました。 「そうですよ。これはずーとオマンコに突っ込んで置くために作られたバ イブなんですよ。ここにあるラブオイルを垂らして、奥まで捻じ込んで、 スッポリは入ったら、こうしてスィッチをONにするんです」 卵型のバイブの振動部を持って、若い店員さんはスィッチを入れました。 とたんにバイブは動き出し、唸りを上げて男の手の中で動き回りました。     大人のオモチャ屋で・・(7)   (4)お客さんが・・  その時、お店の扉を開いて2人組の中年のおじさんが店の中に入って きたのです。さっき店先に居た中年さんなんです。 その中年さんは何処かで飲んで来たようで、かなり酔っているようです。 わたしはハッと身体を硬くさせていました。悪い予感がしたのです。 「べっぴんのおねえちゃんも、バイブを買うのかい?」 酔っ払っている勢いで、わたしのムチムチとした裸の肩にてを置いて、覗 きこみました。 わたしを恥ずかしがらせるバイブはブイーンブイーンと動いております。 わたしは、剥き出しの肩に乗せられた手を、ひどく熱い手であったと記憶 しています。 「ええ。この人がバイブを欲しいと言うものだから・・」 店員の若い男はちょっと困ったような薄ら笑いを浮かべています。 「綾。この場でそれを入れて貰いなさい!」 突然、京ちゃんがとんでもないことを言い出しました。わたしは、履きな れない高いヒールのサンダルを履いた足がもつれるほど驚きました。 もっとも、京ちゃんにとっては思っても見ないシチェーションだったので しょう。若い店員さんばかりではなく脂ぎった中年さんが2人もいるなん て・・・。 「嫌よ。京ちゃん。そんなことさせないで・・」 わたしは思わず男の声で叫んでいました。 そんな事出来る訳がありません。わたしの裾が割れたドレスの下はスッポ ンポンなのです。いくらわたしが露出狂のマゾだからと言っても・・恥ず かし過ぎます。 でもわたしは、京ちゃんが大人のオモチャ屋に行こうと言い出した時から こう云うこともあるのではないかと、心の中の1%位は期待していたこと も事実なんです。しかし、現実にこう云う場面に出っくわすことは否定し ています。 「なんだ!オカマさんじゃないか・・」 2人の酔客さんは驚いたようです。そして酔った勢いか、「入れるところを 見せてくれるのかよ」と大ハシャギなのです。 酔った勢いとは言え、このような大人のオモチャ屋なんかに入って来る人 達ですから、きっと性に関してはおおらかなのでしょう。 「買うか買わないか迷っていたところなんですよ。買うことに決めました。 良かったら、おじさん達が綾のオマンコに入れてやってくれませんか?」 「そうか?入れさせてくれるのかい?」 京ちゃんが大変なことを言い出しました。口々に酔っぱらった中年のお客 さんは叫びます。 わたしは目の前が暗くなりました。だってそうでしょう?中年のおじさま にバイブを入れさせると言うことは、京ちゃんとわたしの秘め事の根源を 晒さなければならないと言うことなのですから・・     大人のオモチャ屋で・・(8) 「綾。ドレスを捲り上げて貰いなさい!」 大きくよろけてしまったわたしの腰を店員さんが抱き留めています。 そのわたしに向かって京ちゃんの冷酷な声です。 「いやッ。イヤヨッ。京ちゃん。そんなことをさせないでェ・・」 もう高い女声を出している時ではありません。地声で叫びました。 「ダメダ・・」 2人の酔客と店員さんの見ている前で京ちゃんは頭を振ります。 「お姉ちゃん。旦那さんがああ言っているんだぜ。巻くってくれよ」 「なんだったら、俺が巻くってやろうか?」 酔客は京ちゃんの言にすっかり勢いがついて、面白そうに口々に言って わたしを取り囲みました。 「おッ。手錠をしたいるぞ・・」 中年さんの1人が叫びました。 わたしをマゾの変態だと思ったのでしょう、わたしの着ている足首まで あるロングドレスの裾をいきなり捲くり上げたのです。 わたしの裸の両手は後ろに廻って手錠を掛けられているのです。ドレス を押えられる訳がありません。 「イヤァ・・イヤッ。許してェー」 腰は後ろに引けて、脚をクロスさせて、再び、わたしの声は女の声に なっていました。 そうです。わたしのロングのスカートの中はサスペンダーで吊った ストッキングでけなのです。パンティは初めから履いていないのです。 「へッへッへ。それにしても、キレイなアンヨをしているんだなぁ」 ドレスの裾を捲くった男は裾を持ったまま、下卑た笑い方をしてそう 言いました。 「イヤッ。止めてッ。お願いだから止めて・・」 今にもドレスに隠された秘部が見えてしまうのではないかと言う羞恥 で、必死で哀願しています。 座り込もうとしましたが、男の人の手が剥き出しの肩に掛かって、 しゃがませてくれないのです。 わたしはもう目を開いていることが出来ません。 それでも。膝から、上肢へとノロノロだが確実にドレスが捲られて行 くのが恐怖と共に解るのです。 男達の興味と興奮の視線がドレスを捲くられて、露になって行く鳶色 のストッキング越しに痛い位に感じました。 本当に女の恐怖を味わっているのです。 ジリジリ、ジリジリとスカートは捲り上げられ、太股の半ばまできま した。 ゴクリと誰かの唾を飲み込む音がしました。男達の興奮がドレスを捲 くられているわたしにも伝わって来ます。 「おッ。ストッキングを吊っているのか・・?これはいいぞ!」 ラメ入りの光沢のある濃いストッキングを履いてきたことは、男達を 興奮させる上では正解だったようですが、今はそれどころではありま せん。 わたしは眸を閉じていやいやをしてあがらいますが、男達の目の色が ギンギンになっているのが解りました。     大人のオモチャ屋で・・(9) 「もっと早く捲ってみろよ!」 「あせるな!こういうものは、ゆっくりの方がいいんだ」 酔客の一人が叫びますが、ちょっと年上の男の人が落ち着いて言います。 わたしはこの羞恥に目を瞑って耐えておりました。 3人がしゃがんで、わたしのドレスの裾が捲られている脚をみているよう なんです。 <・・・とすると、わたしの肩を押さえているのは京ちゃん?>と考えた ら、わたしの恐怖に項垂れていた小さい白い葉巻は勃ち上がり始めました。 わたしは、こんな時に勃起するなんて焦りました。後で、京ちゃんに何を 言われるか解りません。 「この姉ちゃんは色が白いから・・・あッ・・」 若い声が感に耐えないような声が途中で驚きの声に変わり、途切れます。 若い声と言うのは店員さんの声しかありません。 今まで、長いドレスの下で暖まった空気が急に冷たく感じられたのです。 そうです。わたしの秘所が見えるところまでドレスは捲くり上げられたの です。 その声を聞いたとたんに、わたしのオチンチンは最大限に膨れあがって いました。(・・と言っても、小さいのですが・・) 「いやぁぁ・・見ないでッ・・・」 わたしは唯一自由になる脚を閉じましたが、いつもはパンティに隠されて イルピンピンに勃っているそこは隠しようが無いのです。 わたしは、このときほど自分の性癖を呪ったことはありません。死にたい と思いました。 わたしのチンチンが見えたとたんにドレスは一気に捲り上げられました。 ドレスの後ろの方もです。 わたしの白いお尻も丸出しにされてしまったのです。 「おう。キレイなものじゃないか・・」 「下のオケケは剃ってあるのか?」 「流石ぁ・・・」 酔客と店員さんは口々に感に耐えないような声を上げます。否、酔客の 酔いなんて、もうすっかり醒めているようなんです。 恥部を見られてしまったわたしはもう声も出ません。大粒の涙が突然湧き 上がってきて、後から後から頬を伝わりました。 「綾。うれし泣きかい?」 京ちゃんのサディスチックな声が裸の背中から聞こえました。 「・・・・・」 わたしは涙を払うように頭を振りました。 「綾、ドレスを脱ごうね・・」 京ちゃんの悪魔が囁きます。 「いやぁ・・」 と言ったつもりですが、声にはなりませんでした。     大人のオモチャ屋で・・(10)   (5)浣腸されて・・  「イチジク浣腸はあるのかい?」 嬲られているわたしをちょっと離れて見ていた京ちゃんがとんでもない ことを言い出しました。 「イチジク浣腸はないのですが、ガラス製のシリンダー浣腸器ならばあり ますが・・」 後ろにしゃがんでわたしのサスペンダーで釣った白い裸のお尻を見ていた 店員さんが惚けたような顔を、店員の顔に変えていいました。 「このお姉ちゃんの浣腸を見せてくれるのかい?よおし、見せてくれるの なら、俺が浣腸器を買うよ。おい、お兄ちゃんグリセリンもな!」 京ちゃんの頷く顔を見たお客が叫びます。 「ついでに、浣腸もやって貰うつもりですが・・」 赤ら顔の目だけギラギラさせている中年男の顔を見ながら、美しい京ちゃ んはニヤリと笑います。 「よし、浣腸器をプレゼントしようじゃないか。おい、店員さん。この店 にある1番太いやつを出してくれ。それと、グリセリンと水だ!」 言われて店員さんはカラスケースの上の棚から浣腸器を取り出しました。 「これなんか、いかがでしょう?牛馬用の浣腸きですが・・SMプレイに ハ良く・・・」 「それがいい、・・それと、グリセリンだ」 牛馬用の500ccも入るかと思われるような巨大な浣腸器を両手で持っ て、店員さんが言いかけると、男は遮っております。よほど興奮してい るようです。 そんな物を買って行くお客があるとは思えないので、陳列用だと思われま す わたしの肛門はもうお浣腸をしないと、便が出ないようになっています。 毎日、朝と晩に浣腸をして、お腹の中をキレイにしています。 それは、30cc入りの浣腸器で、ガラス製の浣腸器でこんな巨大なのが あるとは思ってもいませんでした。肛門に入るノズルの部分だけでも、一 升瓶の口ほどもあるのです・・ 「イヤーッ、そんな物、使わないでーッ・・怖い・・京ちゃん止めさせて ・ ・お願いだから・・」 余りの巨大さに驚愕したわたしはそれを使ってくれるなと、男達に哀願を して、京ちゃんに止めさせてくれるようお願いしましたが、男達も今日ち ゃんも止めるきはサラサラありません。ニヤリと笑うばかりです。 2人の中年客は嬉々として、瓶に入っているグリセリンを店員さんの持っ てきた水で割った洗面器を、わたしのスッポンホンのお尻の後ろへ置き ました。 そして、巨大な浣腸器にそのドロリとした液体を吸い上げています。 「お、重いぞ!」 「それはそうだろう。なにしろ、500ccだからな・・」 吸い上げ終わったようなのです。浣腸器を持った若い方が言い、他の1人 が頷いています。 「イヤーッ。イヤイヤッ。イヤヨ・・・助けて・・」 わたしは浣腸した後の苦しさは良く知っています。でも、500ccも のグリセリンがどのように作用するのか分かりません。 きっと、強烈な便意とお腹の痛みに襲われて、わたしの肛門は耐えられ ないに決まっています。 そして、排泄の後は、真っ赤に充血した肛門が開きっぱなしになる様子 が目に浮かび、わたしは半狂乱になってしまいました。     大人のオモチャ屋で・・(11) 「ヒィッ、ヒィーッ」 最初の一撃は京ちゃんの放出に似ていました。 三人がかりでされる注入は、わたしにとっては快感以上のものでした。 苦しげに面を歪めて、呻きました。 「綾。気持ちいいのか?」 ちよっと離れたところから見ている京ちゃんが皮肉そうに聞きます。 わたしの悶える声は、放出を受けて歓喜に泣く声とそっくりなのかも知 れません。 「・・・・・」 わたしは無言で頭を振りました。 さすがに半分も液が入ると、お腹が重くなって来ました。 「ヒィーッ。ダメ。もうダメーッ。入れないでェ・・・」 お腹が苦しくなり、全身に汗が噴出してきて、頭を左右に振って男達 に哀願しました。しかし、男達は止めてくれる気配もありません。 その時です。お腹がゴロゴロゴロと大きな音を立て、強烈な便意が襲 って来たのです。お腹もズキーンと痛くなりました。第一波が襲って 来ました。 「入れたらダメーッ。・・・あああ、イヤーァ・・」 わたしは脚を開いてはいられません。お尻を後ろに突き出して、高い サンダルを履いた脚をクロスさせて悶えました。 「もうちょっとだ・・」 誰かが言っていますが、今のわたしには拷問にしか聞こえません。 吹き出た脂汗で全身が水を打ったようにヌラヌラと濡れたわたしは、 腰を捩って入れられている施管を外そうにも、太い施管はわたしの 肛門を貫いていて外れないのです。 必死で肛門を閉めるようにして便意をやり過ごしますが、太い施管を 意識してしまいます。 “ズン”と衝撃があって、最後の1滴まで注入されたようです。 500ccの浣腸液がわたしのお腹の中に入ってしまったのです。 「ヨシ・・終わりだ・・抜くぞ!」 第二波がまだ続いている最中に男の声がします。 「アッ、待って・・。ウム・・苦しい・・」 慌てて、喰いしばった歯の間から苦悶の声を出しています。 お腹がゴロゴロとさっきより大きく鳴っております。今抜かれたら 便意を抑えることが出来ません。 そこいらにぶちまけたら男達に何を言われるか知れませんし、なに よりも、京ちゃんが怖いのです。 「いいか?」 かろうじて第2波をやり過ごしたわたしは頷きました。店員さんが 慌ててビニールシートを出して、わたしの足下に引きました。 {お願い!早くして・・} ゆっくりと施管が抜かれています。わたしは第3波が来る前に抜い て欲しいと切望しています。波が来てからでは耐えられそうにも ありません。     大人のオモチャ屋で・・(12) “ズルリ”と施管が抜けました。 わたしはアヌスを必死で引き締めましたが、大量のグリセリン水溶液を飲 みこんだアヌスは少し零したようで、太股を伝わってストッキングが濡れ てくる感覚が生々しいのです。 「あああ、濡らしちゃって・・。お姉さん。気持ちわるいだろ?これも脱 ごうか?」 わたしの白い肌に映えていたガーターベルトときらきら光るストッキング を脱がそうとしています。それはわたしの秘めたるところを隠していない とは言え、身につけている唯一の衣装でした。  (7)水をかけられて・・  若い店員さんが扉を開けてくれたトイレの個室の便器にやっとたどり着 きました。 死にものぐるいで我慢をした甲斐があってお店の中のビニールシートの上 には、汚物をぶちまけないで済みました。 店員さんのハラハラした顔(は、分かるような気がします。だってぶちま けたら結局は店員さんのお仕事になるんですもの)と、中年男2人の興味 深深の顔と京ちゃんの憎らしい位感情を表さない貌とがわたしの苦しみ方 を見ていました。 「もう、我慢が・・ムグッ・・出来ないわ・・」 足踏みをして身体を捩りながら、京ちゃんに泣きながら哀願しました。 「トイレへ行っていいよ」 京ちゃんはやっと、といれへ行くことを許してくれたのです。 「いやぁ・・あっちへ行ってて・・お願い・・」 素っ裸のわたしでも、いくらなんでも、若い男性の目の前で汚物を噴出 するのは恥ずかしすぎます。便器に座ることを躊躇ってしまいます。 必死でお願いしますが、店員さんは頭を振りました。 ついに、駆け下りてくる便意には勝てずに、大便器に腰を下ろしてしま いました。 これで、床を汚さずに済んだと言う安心感からか、便器に腰を下ろすよ りも先に我慢が出来なくなって、入れられている水溶液をジョーと漏ら してしまったのです。 それでもかろうじて間に合ったようで、便器の縁には少々かかりました が外には掛かっていませんでした。それでも、便器の中は茶色の汚物の 水溶液がついて、匂いを立てているのです。 流石は500ccのグリセリン水溶液です。後から後から間欠泉のごと く汚水が出てきます。 わたしのお腹は毎朝、昼、晩と浣腸を繰り返していると言うのにです。 店員さんの見ている中、恥ずかしさでしゃくり上げながら変なことに 感心しているわたしがおりました。 「あのぅ。もう終わりですか・・?」 お腹の中の汚物を絞りきって面を上げると、店員さんが緑色のトイレ掃除 用のホースを持って立っていました。 大便所の扉は開け放してあります。ホースの先端は手洗いの水道のカラン に繋がっているのが見えます。 「お姉さん。お尻を洗ってあげる・・・」 わたしを立たせて、便器の中にホースを突っ込んで、水道を流しながら彼 は言いました。 「ありがとう。だけど、自分でやるわ・・この手首の錠を外して・・」 彼にそんなことをさせる訳にはいかないのです。だって、わたしが自分で 出したものなんです。恥ずかし過ぎるんです。 「鍵を持っていないんだ!・・それに・・洗って上げたいんだ。自分に やらせて・・」 小さな声でお願いしましたが、店員さんは首を振りました。 考えて見ると、無理もありません。鍵は京ちゃんのポッケにあるのです もの・・     大人のオモチャ屋で・・(13) わたしは他のお店の人が顔を出すのではないかと気が気ではありませんで した。 だってここは、ビルの「大人のオモチャ屋」の店外なんです。このビルには 「オモチャ屋」さんのほかにもう1軒「ののこ」と言うバーが入っているの です。 「自分にやらせて・・」と言う店員さんに、涙に光る眸を向けて、それでも 恥ずかしそうに頷きました。 このようなわたしを「お姉さん」と呼んでくれる店員さんが可愛いとさえ思 っておりました。 「ゴメンね。ちょっと冷たいけれど・・」 店員さんが便器の上に座っているわたしの股間に、前から水を掛けました。 「ヒッ、冷たい・・」 ちょっとどころではありません。氷のような水だったのです。 しゃがみ込んだ店員さんの眸がわたしの真っ白な葉巻のすぐ前にありました。 店員さんはわたしの浣腸で汚れたアヌスを洗ってくれています。彼の吐く息 が無毛の包茎に掛かっていました。 冷たい水を掛けられたと言うのに、包茎のオチンチンが硬くなりそうで、わ たしは焦ってしまいました。こんな時に勃ってしまったのが京ちゃんの耳に 入ったら、どんな酷いことをされるか分かりません。 「さあ、向こうを向いて・・お尻をこっちに突き出して・・」 彼の命令です。 「・・はい・・」 好きになってしまった店員さんに汚れたお尻を洗って貰う弱みから、わた しはもう逆らおうなどとは思いません。小さな声で返事をして、恥ずかし かったのですが、素直にお尻を突き出していました。 すると、彼の手が裸のお尻に触れて、指でキレイにしてくれるのです。特 にアヌスまでも手指で綺麗にしてくれるのです。 冷たいお水で冷え切ったお尻には、その手は非常に暖かく、優しく感じら れます。 「ありがとう・・」 と、云う言葉も素直に出ました。 こんなわたしの心理の屈折は、実は屈服を自分自身に納得させるための カラクリでしかなかったようです。 (8)他人に見られてしまって・・  丸裸のわたしがトイレから出ようと1歩を踏み出そうとした時です、突 然、トイレのドアーが開いたのです。 「アッ・・失礼」 「ああっ・・」 わたしも驚いたのですが、相手の人も腰を抜かさんばかりに驚きました。 扉を開けた一瞬のうちに、わたしの全裸姿が見えたのでしょう。大慌てで 扉を閉めています。 しばらくして、ソロリと扉が開きました。きっと、ドアーを間違えてしま ったと思ったのでしょう。そして、確認したのでしょう。 顔を出したのは、頭を7・3に分けた40歳位の会社の課長さんらしい人で、 お隣のバーで飲んでいたようなんです。 今度は、はっきりとわたしの手錠で繋がれた全裸を見られてしまいました。 『いやぁー』 慌てて店員さんの後ろに隠れたのですが、わたしの白い、このところ福与 かさを増しているお尻はバッチリと見えてしまったようです。 「どうしたの?」 困った表情を浮かべてあいまいに笑っている店員さんに聞いています。 しかし、パニック状態で必死になって恥部を隠そうとしているわたしには 好奇の目を向けていることはアリアリなんです。     大人のオモチャ屋で・・(14) 「綾は露出狂でマゾなんです・・」 その時、わたしの悲鳴を聞いた京ちゃんが顔を覗かせたのです。 「お隣の“大人のオモチャ屋でバイブショーをすると言っています。良 かったら見にきませんか?」 「もちろんタダですよ・・」 酷い事を言っています。まるで、わたしが望んでショーをしているよう なことを言っています。 わたしはこのサラリーマンの人に「そんなことはありません」と言いた いのですが、丸裸の身では何を言っても無駄のような気がしています。 わたしは全裸の身を隠すのが精一杯なのです。 「えっ、いいんですか?この女の人のショーなんですか?素っ裸の女の ショーだなんて・・」 その人はわたしを女だと思っているらしく、大喜びなんです。 「隣で飲んでいるんですが、もう一人仲間が居るんです。部長も誘って いいですか?」 無理もありません。タダでショーに招待を受けたのですもの・・ 「エエ。どうぞ!」 今日の京ちゃんはものすごくニヒルなんです。 「本当ですか?部長を呼んできます・・」 その課長さんらしき人はそれを聞くと、大喜びで引き返して行きました。 「部長・・」と言う声と、”バタン“と隣のバーの扉が閉まる音が同時 に聞こえて来ました。 「嫌。止めて・・京ちゃん。もう帰りましょうよ・・」 わたしは泣きそうになりながらも必死でお願いしましたが、京ちゃんは せせら笑うだけでした。 でも、わたしはそんな惨い恥ずかしいことをする京ちゃんに惚れてしま ったのです。わたしはそんな酷いことを喜ぶマゾに、否マゾ女にされて しまったのです。(と、本当は思いたいのです) わたしは覚悟を決めました。 バイブレーターで綾のオマンコを掻き回して、わたしの乱れるその姿を 皆さんに披露しなければならないことを・・恥ずかし過ぎる行為ですが ・ ・。 ・ それでなければ、京ちゃんはもうわたしに会ってくれないかも知れ のです。それどころか、京ちゃんに嫌われてしまうかも知れません・・。    (9)バイブショー  「こんばんは・・」 下半身濡れ鼠のわたしがしゃくりあげながらお店に戻って、濡れた下 半身を拭いて貰って、又、手錠を掛けられた両手を壁のフックに吊ら れた時、隣のバーで飲んでいた2人組みが扉を開けて入ってきました。 さして広くないそのお店の中に、全裸にハイヒールのサンダルを履い ただけのわたしを除いて、6人もの男性が居るんです。 お店の中は熱気でムンムンしてきました。 「おい!女じゃないぞ!オカマさんだぞ」 さっきの中年の課長さんらしき人が連れて来た部長さんが言っている のが聞こえます。 「部長。だけど、キレイな肌じゃないですか?白くてスベスベしてい るし・・・」 「お尻なんかもプリプリしているしな・・」 2人の新人さんはわたしに近ずきながら、お尻を見て批評をしています。 わたしは白いお尻が前から自慢でしたので、こう云う状態の時ですが ちょっぴり嬉しい気分です。 「どうも・・」 男というものはHなことをするときには、すぐに仲良くなれる生き物の ようなんです。 「さあ、始めますか?まずは、この卵型のバイブからですかね?」 京ちゃんがそう宣言すると、今は完全に酔いが醒めてしまった先客の1 人が勢い込んでわたしのバックに位置をとりました。 「イヤーイヤ。嫌よ助けてー・・」 その男の手が白くふっくらとしたお尻に掛かった時に、わたしは怖く なって、お尻を振って嫌がりました。 男はその様子にも興奮を覚えたようで、撫でている手がとても熱いの です。そして、その手が尻朶を割られていました。 「頼むよ。入れる前にちょっと観察をさせてくれよ・・」 誰かが叫びました。      大人のオモチャ屋で・・(15) 「そうだな・・」 バイブを押し付けようとしていた男の手が止まりました。わたしの尻 たぶを捕まえていた手に力が加わって、アヌスが剥き出しにされたよう です。 「イヤー。そんなところ、見ないでー・・」 もう、わたしの言うことなんて馬の耳に念仏のようです。 わたしのそこは、毎日のように京ちゃんの太い男根で蹂躙されていまし て、最初の頃は裂けて血が出て、直っては避けて血が出ることを繰り返 していて、とても見るには値しません。 そのことは、毎日、鏡に映して治療を繰り返したわたしが一番知ってい るつもりです。 「オッ・・お姉ちゃん。お姉ちゃんのオマンコは余程使い込んだと見え て、素敵な色と形をしているな・・」 「どれどれ・・オッ、本当だ。外側はドドメ色に変色しているが、中は 綺麗なピンクじゃないか?」 男達はわたしのお尻に顔を近ずけては勝手なことを言っています。 わたしはお尻の中まで見られてしまったことを知って、もう恥ずかしく って生きては行けないとさえ思いました。 わたしは嫌がってアヌスにギュウッーと力を加え、力一杯締めておりま した。 「あッ、締まったぞ。お姉ちゃん。いいオマンコを持っているんじゃな いか?こんなので締められたら1発でイってしまうんじゃないか?」 「お前みたいな早漏はな・・耐えられないよな・・」 「誰が早漏だって?」 口々に言っています。 {男ってどうして、こう云うときはすぐに仲良くなれるのかしら}と わたしが考えた程、新しい人達も含めて和気藹々として騒いでいるので す。  「ヒィーッ」 突然、わたしの肛門はヌルヌルとした温かいものに襲われたのです。わ たしは思わず悲鳴を上げて、お尻をくねらせました。 舌です。舌が被さって来たのです。 今まで酔っ払っていて、今は完全に覚醒した40台の男性が、隣の男を 押しのけて、わたしのお尻に舌を押し付けて来たのです・ わたしの双臀を割って、唇をピターッとアヌスに張り付かせ、コリコリ とした舌が緩んだ肛門の中に入り込もうとしています。 京ちゃんも知り合った最初の頃こそ2〜3回はアヌスを嘗めてくれたの ですが、今ではそんなことをしてはくれません。逆にわたしが京ちゃん の肛門を嘗めて差し上げるのです。 長い舌で綾のオマンコの中を嘗め回してくれるのです。 「アッ、ああ、いい、いいわっ・・・」 縛り吊るされた全裸で男達の前に居ることも忘れてそう叫んでしまった ほど、その口付けは甘美でした。 言ってしまってからわたしはハッとしました。もう遅かったのです。 京ちゃんの方をチラリと盗み見ますと、わたしを不安にさせるように京 ちゃんの目がキラリと光ったように思われます。 感じた罰として、きっと、あとでお仕置きを受けることは間違いありま せん。 否、このショーだって罰の対象になる可能性はあるのです。わたしの1 番恐れているのは京ちゃんが他の男のひとに、輪姦を薦めることなので す。そして、わたしは心ならずも昇りつめてしまい、何か訳の分からな い言葉をしゃべってしまい、京ちゃんに捨てられることなんです。 わたしは京ちゃんに捨てられたら生きては行けないほど、京ちゃんを愛 しているんです。  やっとお尻から離れてくれました。 「もういいだろう。本当にお前って奴はアヌスが好きなのだから・・」 そう言って、離してくれたのは部長さんでした。 わたしは密かにホッとしています。だって、オマンコを嘗められて昇り つめる寸前だったのですもの・・ こんなところで昇りつめたらば、京ちゃんは呆れてなにを言われるか知 れないからです。 「よし。今度は俺がバイブを入れてやろう・・」 さっきお便所で鉢合わせした課長さんらしき人が、バイブを手にして わたしの後ろにしゃがみ込みました。 「嫌、嫌。もう堪忍して・・」 わたしは今のクンニで上気した貌を振りましたが、男達を喜ばしていた にすぎません。     大人のオモチャ屋で・・(16) 「お姉ちゃん。何を言ってるんだね?お姉ちゃんのオマンコはもうこんなに ドロドロになっているんじゃないかね」 後から入って来た部長と呼ばれている人はわたしをからかっています。 もうすっかりこの場の雰囲気に溶け込んで、わたしに耐えられないような 言葉をかけるんです。 「イヤ、イヤッ・・」 ハイヒールの足を捩ろうとした時に、バイブレーターがわたしの体内に入っ て来ました。 「ああ、あああ・・」 それは、わたしが待ち焦がれたものでしたが、いきなり肛門の奥深くまで 入ってきたのです。 わたしのそこは今の口付けで緩んで、唾でネトネトしていたようで、わた しの意志に反して何の抵抗もなくスルリと入ってしまったのです。 わたしは京ちゃんに「オマンコの緩い女だ」と言われることに必要以上に 気を使っていますので、少々は抵抗らしきものがあってもよかったのです が・・ 「オオッ。入ってしまったぞ!」 誰だかの声がした時には、指で奥の奥まで押し込まれた後でした。 「部長。そのスィッチを・・」 「おおこれか?」 言われた部長さんは慌てたように今入れたバイブのスィッチを入れたの です。 あんまり慌てたので、きっと、強に入れてしまったのでしょう。わたしの アヌスの中はブィーンブィーンと強烈な振動が急に起こりました。 「あああ、あッ・・イヤッ。止めて、止めて・・」 バイブの白いコードをアヌスから垂らしたまま、腰をくねらせて本当に悶 えました。こんなに振動が強いものだとは知らなかったのです。 肛門内部のブルブルとした振動が全身に伝わって来て、脚の関節がガクガ クと笑って立っていられないのです。 わたしはフックに掛けられた両手に縋って見えも外聞もなく喘ぎました。 部長さんはやっと、強に入れたスィッチを中から弱にしてくれました。 しかし、わたしの中の卵型のバイブは振動が弱まりはしましたが、止っ た分けではありません。プルプルと動いていて、フックに繋がれている 全裸のわたしを苦しめています。   (10)お隣のバーの女性にも・・  入れられたバイブ振動がとっても気持ちがいいのです。     大人のオモチャ屋で・・(17)  その時です。突然、お店の裏のドアーが開いたのです。 そこに居る全員が非常に驚きました。特にわたしのバックから覗き込ん でいた、課長さんと先のお客さまの若い方のおじ様は吃驚したようで、 わたしのお尻に顔を付けてキッスをしてしまいました。 「キャー、すごいー・・」 「まあ、可愛そうに・・でも・・」 悲鳴ともつかぬ正真正銘の女のこえがしたのです。 トイレでの出来事を、わたしと鉢合わせした課長さんがしゃべったに 違いありません。{裸の女がするショーがあるんだって・・}としゃべ ったに相違ありません。 お隣のバーのママさんとホステスさんが見にきたのです。 課長さんはそれを忘れていたと見えて、本当に吃驚したのです。 「おう。ママさん達かい?こっちに来ないかい?ちょっと詰め・・」 混んでいてとっても女性達の入る余裕などないのですが、部長さんは 店の奥に入れようとしています。 「いいのよ・・見ているだけだから・・」 部長さんの言うのを遮って、ママさんはホステスさんと頷き合ってい ます。さすがに、女性です。尻込みしています。 バイブが強にされました。 「いやよッ、イヤー。もう止めて・・取って・・」 わたしは半狂乱になり、丸裸で吊られた裸身を捩って悶えますが、見 物人の興味を引くばかりのようでした。 「そこのガラス棚の上に乗せようか?そうすれば、綾のオマンコがど ういう具合になっているのか、良く見えるんじゃないかな?」 京ちゃんの冷酷な声が聞こえました。 京ちゃん一人が冷静なようです。 「壊れないかな・・大丈夫だと思うけど・・」 店員さんのちょっと心配気な声が続きます。店員さんはわたしの体重 でガラスケースが壊れるのが心配なようです。 「ヨシ、それなら、乗っけようか?お前はその足を持つんだ・・」 「ようし・・」 「イヤー。イヤヨー・・」 先の2人と後から入って来た2人に店員さんも混じって5人で、暴れ るわたしの肩と脚とお尻を持って、ガラスケースの上へ乗せてしまい ました。 その陳列棚は高さは120cm程で、幅は50cm位のオールガラス 製なんです。 「こ、怖い・・」 白い肉体を前手錠で拘束されて、足には足首の所を縛ったヒールの高 いサンダルを履いただけの丸裸のわたしは、落ちてしまうのではないか と云う恐怖で四つん這いの姿勢を崩すことが出来ません。 わたしのザクロのような締りの無くなったアヌスにバイブを入れられ たまま、見物人のほうに向けられていました。 恥ずかしげもなく口を開いたアヌスを晒しても、全裸のわたしには如何 にもならなかったのです。 四つん這いの格好で後ろから京ちゃんの言うオマンコを覗かれていま すので、恥ずかしくって足を閉じて少しでも見える部分を隠そうとしま したが、脚を閉じると落ちそうになるので足を閉じることもできません。 隠微な場所を見物されるのと、落ちるのではないかと言う恐怖で、再び 気が遠くなってきました。 「アッ、イヤッ・・」 アヌスから垂れている白いコードを誰かが引っ張っています。 わたしのアヌスは中に入っている卵型のバイブを締め付けて出すのを 嫌がっています。 「あああ・・やめて・・」 突然、スィッチが最大の強に入れられ、バイブが暴れ始めたのです。     大人のオモチャ屋で・・(18) わたしはショックのあまりにガラステーブルから落ちそうになり、誰か がわたしのお腰を押さえます。 わたしの悲鳴だけが狭いお店に響きます。 「おおッ、オマンコが膨らんできたぞ!」 卵型のバイブレーターは強烈で、わたしのアヌスは痺れてもう無感覚な のです。 四つん這いになっているわたしの身体の下では、無毛の真っ白なオチン チンがフルフルとバイブの振動で震えていました。     (10)その後のこと・・  その夜、マンションに帰った京ちゃんはとっても優しかったのです。 大人のオモチャ屋さんで皆に見物されたわたしのアヌスを優しく、けれ ども、情熱的に責めてくれたのです。 お店では、わたしのアヌスはバイブでは責められましたが、本物は入れ て貰えませんでした。わたしのアヌスは男根に餓えていました。 「ああいい。あああ・・いいわッ。京ちゃんのって最高よ。ああ・・わ たしのオマンコが解けちゃう・・わ」 わたしは京ちゃんの固くって、太いもので何度も何度も上り詰めては、 嬌声を上げていたのです。 わたしを見世物としたショーが終わった後、わたしがすすり泣きをしな がら全裸の上にドレスを着ている時に拒否したことを、京ちゃんはわた しを鳴かせながらぶり返してきたのです。 それは、「又来週も。わたしをこのお店のショーに出す」と言うことでし た。 快楽のためにピンク色の霧が掛かってしまったわたしの頭は、もう、何 も考えられなくなって頷いておりました。 何時の間にか、京ちゃんは皆に約束をしたようなのです。そして、本来 ならば、あの場所にいた皆に輪姦をされるところだったのだが、またわ たしを出すと言うと、皆大喜びでわたしを解放してくれたのだと言いま す。 京ちゃんは本当にずるいのです。わたしが京ちゃんの男根を受け入れて いるときに、そんなことを言い出すのですもの・・ わたしは来週もあのお店でショーに出演することを、約束をさせられて しまいました。 幾らわたしの頭の中が快楽のピンクの霧が掛かっているとは言え、本当 はそんな承諾はしたくはありませんでした。しかし、ショーに出た夜は、 今夜のように京ちゃんに優しくされて、最後はオマンコを生身でもって 貫かれるのも悪くはないなと思ったのです。 淫らに犯されて、狂わされるならば、それはそれでいいのではないかと 思ったのです。 来週ショーに出れば、その次の週も出なければならなくなりそうです。 出し物もただ裸になればいいと言うことは無さそうなのです。 芸の無いわたしには、お客様と絡むようにと京ちゃんは言うに決まっ ているんです。いずれ、舞台の上でアナルを使ってお客様を喜ばせる ことしか考えられません。 そして、益々淫乱さを増しているわたしの肉体は、複数の怒り狂った 男根に囲まれている様を想像して、夥しい肉汁を零していたのです。 様々な色と、形と、太さの違う男性自身が、どういう風にわたしの肉 体の中に入ってきて、どんな暴れ方をするのかと期待が一杯なのです。 男達の熱い視線を浴びて、ひょっとしたらお隣のバーの女性ともレズ プレイが出来るのではと思ってしまいます。(終わり) ******************************