赤いカローラ 作: 舞 -         赤いカローラ (1)  あたしには加藤舞雄という、親から貰った名前があるんです。 何で、「あたし」と言うかと云えば、あたしのご主人様になられた郷田様が 「俺の女になったんだから、<あたし>と言うんだ!」と命令されたのです。 あっ、郷田様ですか? 郷田様は○○大学の柔道部の主将(部員の皆さんは キャプテンとお呼びしています)なのです。あたしですか?あたしは53歳の しがない一杯飲み屋のマスターなんです。  あたしは夜桜見物が好きなんです。特に散り際が大好きなんです。はらはら と散っている桜の花のしたを歩くことが大、大、大好きなんです。 今年は4月3日、土曜日の夜、お店から7〜8キロ離れた六角池まで夜桜見物 に出かけたのです。 独りでやっているお店が終わって、片付けたりしてからですから、正確には 日曜の午前1時を廻っていたと思います。  暖かい夜でした。 あたしはお化粧をして、白いフワフワの襟が付いたピンクのノースリーブに 真っ赤なミニのスカート、白いサンダルを履いて、赤いカローラを運転して 六角池に行ったんです。 そうです。あたしは女装をして夜中に、時々出かけるんです。夜桜見物なんて ウキウキしちゃううのです。  桜見物のこの時期、六角池の周囲は昼間は交通規制が敷かれていて車では 入れないのですが、もう誰もいない夜中の1時過ぎです。 あたしはカローラを池の端に停めると、恐る恐る車外へ出たのです。もう 誰もいません。 ただ池の周りには、昼間の賑わいを映すような飾りつけの裸電球が煌々と (でもないか?。2つ置きぐらいです)点いていて明るいのです。  あたしが湖畔の夜桜を見物しながら、(本当は違うのです。誰もいない 湖畔を不満に思っていたのです、<折角、素敵なお洋服を着たのに・・> って思っていたのです)池を半周した時だったのです。 大学生とおぼしき一団と出くわしてしまったのです。7〜8人のグループ でやはり夜桜に誘われて見物に来たようなんです。 隠れる場所もありません。  <折角、素敵な・・・>は、何処かへすっ飛んで行ってしまって、あたしは 俯いて彼らをやり過ごそうとしました。 「お姉さん。そんな格好で寒くはないの?」 あたしを見つけた学生さん達は、今まで大きな声でしゃべっていたのに、 きゅうに黙り込んであたしを見つめております。その中の1人の男の子が 聞いて来たのです。  「ちょっと、寒いわね! ノースリーブは早かったかしら・・」 仕方がありません。あたしは震える声で答えていました。女の声を作る暇も なかったのです。 グループは変な顔をしたように思えました。(続く)         赤いカローラ (2)  「あっちの方に行って見ようよ! 綺麗だからさ・・!」 グループの1人が指差します。 そこは、池の中央に張り出しがあって、祭りの時はメーンになる場所で、今の 時期は縁日が並んでいて(今は夜中ですから、縁日は畳まれて各々シート等を 被ってひっそりとしています)、そこだけ照明が明るく点いていて、桜も見事 です。  あたしは独りならとも角、彼らと一緒には、そちらの方には行きたくはあり ませんでした。だって、明るいところへ行ったなら、女装していることがバレ バレなんですもの・・ あたしは彼等に取り囲まれて、そっちの方へ連れて行かれてしまったのです。 「お姉さん。そんな格好でいると、突っ込んでくれと言わんばかりだぜ!」 島の中央部に着くと、学生さん達に取り押さえられてしまったのです。  昼間は縁日が出て桜見物の人達で賑わう夜桜の下で、あたしは押し倒されて スカートを取られ、ノースリーブを脱がされて、履いていたパンティまで取ら れてしまったのです。 もちろん、あたしが女装した男であることぐらい、彼等は知っていたのです。 あたしも処女じゃありません。期待が無かった訳ではありません。何しろ、 こんなに大勢の若い学生さん達を相手にして、ビビッテしまって声も出せま せんでした。  1番最初はキャプテンと呼ばれている人の大きなオチンポを咥えさせられて 良く濡らしておいてから、両脚を抱えられてアヌスを貫かれたのです。 それはそれは、痛かったのです。 口をサブと呼ばれる学生さんの男根で塞がれていますから、くぐもった声しか 出せませんが、わたしの悲鳴は相当だったようです。    あたしのアヌスは(いや、オマンコと呼ぶようにと郷田様はいいます) どうやら、裂けずに済んだようです。 郷田様が放出し終わると、あたしのお口を犯していたサブの方があたしの オマンコに、あたしのお口はマネージャーの人が占領しています。 サブの人が終わると、マネージャーの人があたしのオマンコに・・部員全員 があたしに襲い掛かってきたのです。  無論その間にも、あたしのお口にも彼等の男根は突っ込まれていて、両手 にも、握らされていました。 溜まりに溜まった彼等です。中には4〜5度あたしのオマンコとお口のどちら かに出した者もいたようです。ですから、30人以上はお相手したようなんで す。    あたしのオマンコは、もう本当にガバガバになって締まらなくなり、各々 逞しい男性自身に擦られてヒリヒリ、ピリピリ痛いのです。 あたしの肉体の中に注ぎ込まれた精液は、腸の中に入り切れずに逆流するば かりになってしまいました。 あたしは{もう、このまま犯されたら、死んでしまう}と、思ったのです。 (続く)         赤いカローラ (3)  「もういい! やめろ!!」 「洗ってやれや!」 主将の声がしまして、陵辱が止んで、ぐったりとボロ雑巾のどとく横たわった あたしを指して命令する声が聞こえました。 バケツに池の水を汲んで、近くにあった布であたしの肉体を洗って、あたしが 着て来たお洋服を着せて、腑抜けのようになってしまったあたしを、彼等は池 の端に止めた赤いカローラまで運んでくれたのでした。  お店に帰る途中あたしの肛門からは、注がれた若い彼らの大量の精液が、 ダラダラ、ドクドクと流れでるのです。それが、シートに溜まって噎せ返る ような臭いをさせているのです。 あたしの履いて行った真っ赤な薄いナイロンで出来たパンティは、あたしを 犯した部員の誰かが、そっとポッケに入れるのを見たような気がしました。 流石のあたしもその日、日曜はお店をお休みにしました。だって、体中が強張 って痛くて立っていられないのですもの・・  次の日月曜日。午前中に起き出して階下に降りて、お店の開店の準備を していると、学生さん達が3人入って来ました。 ○ ○大学の柔道部の郷田様達です。 あのあたしを輪したなかの1人が、あたしの顔を知っていたらしいのです。 あの時、赤いカローラを見て{あっ、この人はあそこの飲み屋のマスターだ} と思い出したのだそうです。  「ほう、ここのマスターだったのかい?どうだった?夕べは?」 郷田様はあたしを見るなり、そう言うのです。ちっとも悪びれてはいないので す。もう、白は切れません。 あたしは観念をしまして、郷田様達を開店前のお店の4・5帖のお座敷へあげ たのです。  郷田様は単刀直入なんです。 「俺の女にならんか?」 お茶を入れて持っていった時に、前に跪いたあたしの履いているズボンの中に 手を入れて、お尻を触りながら聞くんです。 あたしはお尻を撫でられるのが1番弱いんです。それも、昨日犯されたお尻で 敏感になっているお尻です。  「はい。わたしのようなオバアチャンでよければ・・・」 2人の部員がいる前で、お尻に触られてお尻を振っているあたしは、恥ずかし さに真っ赤になりながら、そう答えていたのです。 郷田様のあっけらかんとした人間性が、あたしをそう言わしていたのかも知れ ません。 それとも、若い学生さん達の性力の強さに惹かれるあたしがいたのかも知れま せん。(続く)         赤いカローラ (4)  「今日は時間はあるか?」 「はい。2時間ほどでしたら・・・」 開店まで2時間半程あります。 「今日は、俺がたっぷりと可愛がってやる! お前等、帰れ!」 にっこりと笑って片目を瞑ると、部員にはそう言っています。  部員を帰した後、本当にたっぷりと郷田様には可愛がって頂ました。 愛人の女に対するように、優しく優しく身体中を触れ、舐め撫でるのです。 あたしはもう、我慢が出来なくなっております。 そしてとうとうあたしから、「入れて下さいませ」と強請ってしまったのです。 郷田様は昨日のように、丸裸になったあたしを仰向けにして、座布団を腰の下に 敷きこんで、あたしのアヌス、(否、オマンコですね)へ太い剛直を押し込んで おりました。    最初に太く逞しいものを入れられる時は、昨日の荒淫が祟ったのでしょう、 酷く痛かったのですが、オイルを塗って優しく入れて貰ったのです。 それから先はあまり良く覚えていないのです。 とに角、郷田様はあたしが決めたことが無い色々な体位で、時間もたっぷりと かけて、優しく優しく愛してそして注いで貰ったのです。 お陰で、あたしのお店は開店を2時間も遅らされるはめになってしまったの です。  「舞。時々は合宿所に来い! 部員達にも時々は精を抜かしてやらねばなら ないからな・・お前が相手をして抜いてやってくれ!」 セックスが終わって、あたしが身動きも出来ないで全裸で臥せっていると、非 常に苦悩に満ちた声で郷田様は言うのです。 「だけど、合宿所だけだぞ! 他のところでは、おまえは俺の女なんだ!」 主将と言う上に立つ者の苦しみが覗えるような声と苦悩の表情でした。  「はい。あたしのお尻が良くなったら、合宿所に顔を出させていただきます わ。あたしを皆さんで可愛がっていただけるのね・・。だけど、あなた。あた しを捨てないと誓って・・・」 あたしは出来るだけ明るく言っております。それが、郷田様のあたしに対する 愛情の発露だと思ったからです。  郷田様は2日に1遍くらいの割合で、あたしのお店に来て、飲んで、泊ま って行くようになりました。 泊まって行けば、郷田様の若い精液をたっぷりと注いで頂いて、あたしは段々 と若返って行くような気がするのです。 部員の方も時々は見えて、お店の売上にも貢献してくれています。お店の経営 者としては有難い限りです。  でも、もうそろそろ合宿所に呼ばれる頃なんです。 その日は、郷田様の彼女としてではなく、合宿所にいる者全員の女として過ご さなければならないんです。 こんどは、何人ぐらいの若い男の精液を頂けるんでしょうか?淫乱さが増した あたしは怖さもありますが、心の中では楽しみであるとも思っているのです。 (終わり)