俺の奥さんは50のオッサン10なんてことだ (オマケです^^) 女には自分が女であることを呪う時があるそうだ。 そう生理というやつだおよそ1か月ごとに訪れるそれは約一週間女を苦しめる。 イライラになったり食物の味が変わったりする、そしてその期間は自分の身体から染み出す下り物と異臭。 なんでこんな目にと神に悪態をつくこともある。 そして女の身体になった斎藤さんにも例外なく毎月そのつらい期間が訪れていた。 もう一人の元妻?はそんな苦しみから解放されてルンルンだった。 しかしこの数か月、斎藤さんは普通に暮らしている。なにか対処法でもみつけたのか?と思っていたら・・ 「できちゃったみたい・・・」「なにが?」「だからよ・・」 すると元妻が横から「あんた、ひょっとしたら?」「うん」 「だから何だよ」と俺が元妻に聞くと「だからよ、お父さん」と言う。 お父さん?お父さん?おとう・・・え、えー 「3か月だって」しょぼんとして斎藤さんが言う。 「どうしよう?」「生むんだろ、他に選択肢はないぞ」と俺。「うんうん」と元妻も頷いている。 斎藤さんはおなかに手を当てて? そして覚悟を決めたのか斎藤さんは産婦人科に通い出産の準備をしている。 すこし大きくなったおなかを守るようになでながらニマニマしながら家事をしているが最近は夜のほうはさっぱり相手をしてくれなくなった。 まあ俺には嫁さんは2人いるから不自由はしていないのだが? と、思っていたのだが・・・ ある晩の事、地震があった・・そして停電!?あれ?なんか前にもこんなことあったかと・・ しばらくしたら灯がついた。 あれなんか?目の前にいるのは俺じゃないか。 なんと今度は俺の身に入れ替わりがおきてしまったようだ。 しかもこのおなか?俺は斎藤さんと入れ替わってしまったようだ。 ということはこのおなかには赤ちゃんが・・・ヒェー!