ある性転者の告白 作:高野奈緒美
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ある性転者の告白26

 私は、挑発的なセーラー服姿で、机に座ると、何事もなかったように、教科書に目を落とすのです。         
次の瞬間、ドアが開く音がして、 「やあ、ごめん、ごめん、待たせちゃ・・・・」  本城の驚いた顔が大写しになります。
「あ、す、すいません。へ、部屋を間違えたみたいだ・・・。」  本城はそう言うと、ドアを閉め、部屋を出て行こうとします。
「ま、待って、先生。ぼ、僕・・・直樹だよ。高野直樹だよ。」 「えっ?何だって?本当に直樹君か?」  私は黙って頷くのです。
 再び、画面が切り替わって、 「そうか、よくわかったよ。君は本当は、女の子になりたかったんだね。そういう人がいるっていうのは、先生も聞いたことがあるよ。でも、君がそうだとは思わなかったけどね。」 「・・・・・」 「だけど、女の子になって、どうしたいんだ?君は?」 「ぼ、僕、せ、先生のこと、す・・・・好きなんです。だから、女の子になって・・・せ、先生に・・・、愛されたいって・・・。」
 本城のわざとらしい、驚いた表情が映し出されます。 「な、何だって、き、君はそんなこと、考えていたのか・・・?だけど、私にはそんな男同士の趣味はないしなぁ・・・。」 「ごめんなさい、先生・・・。男の子の直樹じゃ、愛してくれませんよね。」  私は、心を落ち着かせる大きく息を吐くと、 「でも、これからは、女の子の『奈緒美』だと思って・・・、愛してくれませんか・・・?お、お願いです、先生・・・。な、奈緒美、先生のこと好きなの。ね?お願い。奈緒美を・・・嫌いにならないで・・・。」  と、女言葉で言いながら、本城の胸に顔を埋めるのです。 「わかった。わかったよ、君の気持ちは・・・、そうか、奈緒美って言うんだね。君の名前は・・・。」  私は黙って頷いてから、 「先生・・・、奈緒美っ呼んでくれますか?そして、奈緒美を愛してくれますか?」  と、上目遣いに見上げながら、切なそうな声で聞くのです。 「わかったよ、な、奈緒美。でも、私は、さっきも言ったけど、男同士の経験なんてまったくないんだ。だから、君に女の子として魅力を感じることができるかどうか・・・。」 「ねぇ、先生・・・、今から、奈緒美がどんな女の子か、見せてあげる・・・・。それでも、奈緒美のこと、魅力のない女の子だと思ったら・・・、奈緒美、あきらめる。先生のこと・・・。」
 私は、椅子から立ち上がり、部屋の中央で、本城の視線を意識するように、いろいろなポーズを取り始めるのです。
 それは、やがて、立って微笑むだけのソフトタッチなものから、だんだんと大胆なものに移っていきます。後ろを振り向いて少し前屈みになり、淡いピンクのパンティをチラッとのぞかせながら、微笑み返したかと思うと、床にしゃがんで両膝を腕で抱えながら、足先だけを少しずつ広げ、前からパンティをあらわにしたり、まるで男を誘うかのようなポーズをとり、そのたびに、媚びを含んだ視線を本城に投げかけるのです。

ある性転者の告白27

  ビデオカメラは、時折、本城の顔を映し出します。彼の顔にだんだんと興奮の色が露わになっていき、息づかいも荒くなっていくのがわかります。 「も、もう、いいよ、奈緒美・・・、これ以上そんなポーズを見せられたら、せ、先生・・・、が・・・我慢ができなくなっちゃうから・・・。」
 私は、その言葉を無視するかのように大胆なポーズをとり続けます。 「わ・・・わかった。君は本当に可愛いくて、魅力的な女の子だってこと認めるよ。先生もな・・・奈緒美のこと、好きになりそうだよ。」 「ホント・・・?先生・・・?奈緒美、うれしい・・・。」 「ホントだよ。先生、奈緒美のこと見てたら、ホラ、こんなになっちゃったよ。」  本城はそう言うと、ズボンの前を右手で盛んにさすり始めるのです。
 私は、ポーズを取るのをやめ、本城のそばに近づくと、その足下に跪き、ズボンのファスナーに手を伸ばすのです。  その時、私は、背筋にこれまで生きてきた中でも経験したことのない、激しい悪寒を感じたのを覚えています。いくら、諦観の中にあったとは言え、現実に、これから自分が行うことを想像すると、とても撮影を継続することはできなかったのです。私の激しい抵抗により、撮影は何度も中断しました。
その証拠にこれ以降の画面は、数カ所に渡り切れ目が入っていて、途切れ途切れの撮影であったことがわかります。もちろん、最終的には、彼らの脅迫に屈することになるのですが。
「な、奈緒美・・・。な・・・何をするつもり・・・?」  本城が困ったような表情で足下に跪いている私を見つめます。  私は、視線を上目使いにしながら、 「ううん、先生、大丈夫。奈緒美に任せて・・・。奈緒美、先生に喜んでもらいたいの。」  と言いながら、ファスナーに手をかけ、ゆっくりとおろし、そこから、本城の、すでにたくましくいきり立った誇張を窮屈そうに引き出すのです。
「ああ、すてき・・・。先生、奈緒美を見て、こんなに興奮しているのね。奈緒美、うれしい・・・。ね、先生、奈緒美に・・・ちょうだい。先生の・・・、オチンチン・・・、奈緒美にちょうだい。」  私はそう言うと、ピンクのルージュの引かれた唇から赤い舌先を覗かせ、誇張の先端に触れていくのです。  本城はその瞬間、ピクッと体を反応させます。  私の舌の動きは、誇張全体を上下にさすりあげたり、時には唇に含んで、チロチロと動かしてみたり、さらには喉奥まで飲み込んでみたりと、まるで自ら男の性を求める淫乱で男性経験の豊富な女子高生にしか見えません。
「な、奈緒美、き・・・君は・・・ホ、ホントにすてきな・・・お、女の子だよ。ああ・・・、き、気持ちいい・・・。」  私は、本城の言葉に答えるかのように、上目使いに媚びを含んだ微笑みを見せながら、喉奥まで誇張をくわえ込むと、ジュルジュルという隠微な音をさせながら、顔を激しく上下させるのです。そして、時折、唇を離すと、 「ね、奈緒美に、先生の、ミ、ミルク・・・、ちょうだい。いっぱい、いっぱい・・・ちょうだい・・・。」  と言いながら、憂いを含んだ瞳を向けるのです。
「い・・いいんだね、く・・口に出しても・・・、いいんだね・・・?先生、奈緒美のく、口に出しちゃうよ。いいね・・・?」  私は何度も小さく頷きながら、激しく頭を上下させます。頬をすぼめ、思い切り吸い込んでいるのが画面からもはっきりとわかります。
 やがて、本城は、くぐもった声で、 「い、イクよ。イク、イク・・・・」  と言うと、私の頭を両腕でしっかりと支え、ぐいっと引き寄せるのです。それは、自らの獣欲を最後の一滴まで、喉奥に注ぎ込んでやろうとする男の支配欲の現われのようです。  この時の苦しさは、本当に涙が出るほどでした。しかし、私をもっと悲しくさせたのは、口の中で本城の誇張が一気に膨らみ、次から次へと容赦なく喉奥を襲ってくる熱い樹液を受け止めながらも、それをはき出すことさえ許されないという現実、しかも、そんな行為を男でありながら女として演じなければならないという現実を拒否することもできない無力感でした。

ある性転者の告白28

本城の痙攣が収まり、熱い樹液の放出が終わると、私はゆっくりと口を離します。  そして、本城の顔を見上げ、ニコッと微笑むと、唇を静かに開き、白濁した精液が舌に溜まっているのを示します。そして、再び、唇をしっかりと結ぶと、ゴクリと音を立てて、白濁を嚥下していくのです。
「奈緒美、うれしい、先生が感じてくれて・・・。ねえ、気持ちよかったでしょ?奈緒美の、おくち・・・。」  本城は、深い深呼吸をしながら、 「う、うん・・・、すばらしかったよ。でも・・・、どこでこんなこと覚えたんだい?奈緒美は・・・。」
「あのね、奈緒美、いつも先生のこと考えながら、バイブ使って・・・、練習してたの。」 「そうか、私のためにそこまでしていてくれたのか。奈緒美は本当に可愛い女の子だね?わかったよ、奈緒美。これから、君は、僕の恋人だ。男子学生の高野直樹はもういないんだ。」 「ホント?そう思ってくれる・・・?奈緒美のこと、本当の恋人だと思ってくれるのね?」 「ああ、ホントだよ。」 「うれしい・・・。」
 私は、本当にうれしさを抑えきれない様子で、大量の放出で萎えた本城のそれにもう一度、唇を寄せ、舌先をのばすと、ゆっくりと、撫でさするように這わしていくのです。 「ど、どうしたんだよ。奈緒美。もう、終わったじゃないか・・・?」 「だって、先生、奈緒美のこと、恋人だって言ってくれたじゃない?」 「言ったけど、だからって・・・、もう・・・」 「恋人なら、奈緒美、先生と・・・、セ、セックス・・・したいの。」      
   「ええ?だ、だって、君は男・・・・じゃないか?」 「いや、先生、奈緒美のこと、女の子だって言ってくれたじゃない。」 「し、しかし・・・」  本城はそう言いながらも、若さの証明なのでしょう。私の奉仕によって、またまた誇張を示し始めるのです。 「先生だって、ほら、また、こんなになってきたでしょ・・・?フフフっ・・。ね、先生、今度は、奈緒美のここに、先生のオチンチン、ちょうだい・・・。」
 私は、そう言うと、体をよじってマイクロミニに覆われた臀部を持ち上げると、そこを手で触れてみせるのです。  私は、自分から、好きな男を誘惑し、肛交を催促する淫乱な女子高生を演じているのです。  その後のビデオの内容は、皆さんのご想像の通りです。私は、遂に憎むべき男の手によって犯されてしまったのです。私は、激しい痛みの中で、本城の2度目の放出を肛門で受け止めながら、止めどなく流れる涙を抑えることはできませんでした。けれども、そんな涙も、ビデオの画面を通して見てみると、好きな男性を、初めて受け入れることができたという喜びに震える一人の女子高生の姿にしか見えません。  ビデオは最後に、私の告白という形で終わります。
「皆さん、いかがでしたか?奈緒美のビデオ、ごらんになってくださって、ホントにありがとうございました。皆さんの中には、このビデオ、強制的に撮られたものだと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは、全くの誤解です。奈緒美は、ホントに女の子になって好きな男性に愛されたいと思っています。もしかして、どこかで本物の奈緒美に会ったとき、どうぞ、声をかけてみてください。あなたが本当に奈緒美のタイプだったら、いつでもお相手しますから・・・。では、また新しい作品でお会いしましょうね。」  笑顔で語る私の様子を、このビデオを通して見ると、それまでのことが決して演技でなく、自らの意志によるものだしか思えません。ビデオは、それほどまでに念を入れて、編集されていたのです。
 私は、撮影が終わった瞬間に彼らが見せた、異常なまでに興奮しきった表情を今でも決して、忘れることはできません。中でも、涼子は自分の指示したセリフと演技により満足いく仕上がりになったことに、よほどうれしかったのか、それとも私に屈辱的な行為を強いることに成功したことに復讐心を満たすことができたからなのか、満面の笑みを浮かべながら言ったのです。

ある性転者の告白29

  「ホントに、演技とは思えなかったわ。いくら弱みがあるからって、男としてのプライドを持っていれば、こんなことできるはずないもの。ねえ、あなた、正直に言いなさいよ。ホントは、ずっと、女の子願望あったんでしょ・・・?それも、いつも男が欲しくて溜まらないような淫乱女願望が・・・、フフフ・・・。」  私は、うつむいたまま、激しく頭を振りました。
「うそっ・・・、そんなわけないわ。だって、あなた、今、何したかわかってるの?男なのに、男のオチンチンしゃぶったのよ。ザーメンまでゴックンって・・・、そんなことAV女優だってしないわよ。それに、自分からお尻を突き出して、『入れて欲しいの』なんて・・・フフフ・・完全に男を捨ててるとしか思えないわ・・・。あなたの前についているそれ、一体何?え?オチンチンじゃないの?男なら、そのオチンチンで女を犯したいって思うのが普通でしょ?それなのに、あなたったら、他の人のオチンチンで犯されたのよ。そんなことよくできたわねぇ・・・。アハハハ・・・。まあ、もっとも、ここでの生活に、あなたのそのオチンチン、使い道はないものね。かわいそうよねぇ・・・、男として、ザーメンぶちまけることもできないんだもの・・・フフフ・・。でも、よかったじゃない。女として、ここにいる男性たちのザーメン、たくさんもらえるんだもん。なんか、うらやましいわぁ・・・。ま、せいぜい、これからもエッチな服着て、男性たちに喜んでもらうことね。そうすれば、もっともっと、ザーメンもらえるわよ。あなたの役立たずのオチンチンの代わりに・・・ね。がんばってね、奈緒美ちゃん・・・。アハハハハ・・・。」
 興奮した涼子のサディスティックな高笑いが、部屋中にこだましていました。私は涙を浮かべながら、そんな屈辱的な言葉をただ黙って聞いているしかありませんでした。 「そ・・・そうなの。奈緒美・・・これからも・・・たくさんたくさん、可愛がってもらいたい・・・の。だって、そうすれば・・・奈緒美の・・・この役立たずのオチンチンの代わりに、たくさんの男性の・・・お役に・・・立てるんですもの・・・。 奈緒美、自分にオチンチンがあることなんか忘れて、これからも・・・皆さんに女の子として可愛がってもらえるように・・・が・・がんばりますので、お兄様も・・・充様も、聡様も・・・・ザーメン、たくさん、たくさん・・・奈緒美に・・・ください・・・。」
 私のそんな強いられた屈辱的な言葉を最後に、その日の悪夢のような出来事は終わりました。こうして、彼らの手中に、新たな、そして絶対的な、脅迫の材料が加わったのでした。

ある性転者の告白30

  地獄のような撮影体験の後、彼らの欲望は、まるでそのタガが外されたかのようにエスカレートしていき、まさに獣のようでした。  私は、毎朝、指示された様々なコスチュームとメイクを施すと、リビングに向かい、彼ら、求められるまま、彼らの性欲に応えることになったのです。彼らは、そんな私を、まるで、一人のメイド、いえ、一匹の性奴としてしか扱ってはくれませんでした。
 私は、そんな中でも、唯一の希望として、毎晩日記につける×印を心の支えとして耐えたのでした。  ただ、一つだけ、どうしても耐えきれないことがありました。それは、精神的にも肉体的にも過酷な肛交という行為です。もちろん、口を使わされたり、手を使わされたりすることにも、口には出せないほどの屈辱感に感じはしましたが、肛交という行為は屈辱感に加えて、肉体的な苦痛を伴うものだったからです。特に大きな男性自身を持つ、村井から受ける肛交は、まさに筆舌に尽くしがたいほどで、初めて肛門を貫かれた時には、あまりの激痛に、悲鳴を上げ、気を失ってしまったほどです。
しかも、その出血を伴う痛みは3日間も続いたのです。その後、私は、肛交だけは避けようと、積極的に自らの口や手での奉仕に努めました。そうすることでしか、肛交を回避する手段はないと思ったからです。しかし、そんな私の真意を見抜いたように、いえ、嫌がる私にいっそう加虐的な嗜好を刺激されたのか、却って、その行為を求めてくるようになったのです。
 私は、激痛と屈辱感から来る、大粒の涙を流しながら、その行為を必死になって耐えました。もちろん、一日一人だけの相手をするなどという生やさしいものではありません。一人が終わると、休む間もなく、次の相手をしなければならないのです。しかも、そのたびに彼らの趣味に合わせたメイクに直し、コスチュームを着替えます。
ナース服を脱いだかと思うと、次はバニーガールスタイルというように。そして、3回目の放出を受け止める頃になると、私は決まって、下腹部に鈍い痛みを感じ、トイレに向かいます。彼らの放出する大量の精液が、浣腸液の代わりになって、私に便意をもたらすからです。便器の中に、白濁した粘り気のある液体が、血液と絡まって落ちるのを目にする時、私の中には、言いようもない無力感がこみ上げてくるのです。 「ホント、奈緒美ちゃんも、かわいそうね。これじゃ、休む暇もないものね。それに、一人一人趣味が違うから、そのたびにシャワーを浴びてメイクし直さなくちゃならないし・・・。普通の女なら、一度お化粧落とせば、その日はもうお化粧なんてしたくもないけど、奈緒美ちゃんはそうはいかないものね。だって、奈緒美ちゃんのお化粧は自分のためにするんじゃなくて、男性に喜んでもらうためにするんですものねぇ。ねぇ?どういう気分?男のくせに、男の人を喜ばすためにお化粧する気分って・・・?ねえ、どうなの?『直樹』さん・・・。フフフ・・・」  新たなメイクを施すために、ドレッサーの前に座っている私に、涼子の容赦ない言葉を投げかけてきます。
 ただでさえ、屈辱感に耐えている私は、メイクする手を止めて、涼子を恨みがましく睨みつけるのです。

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