人工美女の館   作:絵里
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★ 人工美女の館 11 ★ ♂ 禁断の檻 ♀

 女奴隷調教用施設、その中でも大神隆造以外男の入れぬ場所、それが通称『大奥』と呼ばれている女奴隷隔離ステーションであった。今、恵一は調教師・ゆりに手綱を引かれ、その入口に立っていた。
「ここへ入るには、特別な認識システムをパスしないと入れないの」
 ゆりはドア横のモニターに右手をかざした。すると次の瞬間、左右開閉式のドアが開いていった。
 しかし、次の瞬間恵一は驚いた。ドアの先の世界は、壁を始め何から何までがピンク色に鮮やかに統一されていたのだ。それを見ていると、まるで催眠術にでも掛けられたような気分になって来るのだった。
「驚いたようね。ピンクやパープル系の色は、精神的な疲れを取り去ってくれるの。そしてその2次作用として、心を従順にしてくれるから、女奴隷の調教にはぴったりなの。さぁ、中に入りましょう」
 あらゆる事が計算されている場所、このような所に入れられ自分はこの先どうなってしまうのか、恵一は脚が震えてきた。
「あのぅ、ここから先は女の人しか入れないと聞いたんですが」
「そうよ、大神隆造先生以外は入れないわ」
「僕、男の僕は入ってもいいんですか」
 恵一にとっては、何とかこの先へ進まなくてもいいように、というこれが最後の抵抗であった。しかし、・・・・・・。
「貴女はもう男という意識は持たなくていいんです。だから、その『僕』というのもやめましょう。先程も言ったように、男言葉使用は本来ペナルティーなのですが、今回だけは勘弁してあげます。では、行きますよ」
 二人はピンク色に彩られた通路を進んでいった。中はかなり広くしかも迷路のようになっているので、なかなか目的の場所へは辿り着かなかった。そしてその間には、何度か恵一と同じ様に下着姿で手錠を掛けられ、調教師に引き連れられた女の子達とすれ違った。皆、下を向きうつむいてはいたが、女だけしかいないはずの場所に、ほとんど男性の容姿に女性下着を身に着けた恵一の姿を目にし、すれ違いざまには必ず視線を投げかけて来た。恵一は自分の女性下着姿を見られた恥ずかしさと、自分もその女の子同様の状態に置かれているのだと気づき、思わず顔を紅潮させていた。
「さぁ、着いたわ。ここよ」
 目の前には監視用の窓のついた白いドアがあった。ゆりはベルトに付けてあった鍵でドアを開けた。
「今日からここが貴女の生活場所よ。さあ、中へ入って」
 ゆりに後押しされ恵一が中へ入ると、中にはやはり後ろ手錠で下着姿の女の子が床に横座りしていた。
「あっ、・・・・・・」
 恵一は、目の前に下着姿の女の子を目にし、思わず後ずさりしてしまった。しかし、もっと驚いたのはその女の子の方だった。最初は一瞬自分と同じ女性が入って来たと思ったようだったが、すぐにその容姿とそしてパンティー股間部の異様な隆起に、恵一が女性ではなく男性である事を察知した。しかし、何でここに男の人が・・・しかも、女性の下着まで身に付けさせられて・・・・・・。
「二人とも驚いたようね、無理もないけど。まぁ、とりあえず紹介しておきましょう」
 そう言って、ゆりは恵一を前に押し出した。恵一は急に若い女の子の前に立たされ、まるで女の子のように脚を閉じ、パンティーに包まれた下半身をもじもじさせていた。
「この子は、今度この部屋へ入ることになった柴崎めぐみと言います。見ての通りこの子は男性です。でも、彼女はこれからここで女性として調教される事になりました。梨花もそのつもりで接するように。さあ、めぐみも挨拶なさい」
「柴崎めぐみです。よろしくお願いします」
「いいでしょう。では、今度は梨花を紹介しましょう。この子の名前は北村梨花。ここに入ってもう1ヶ月程になります。先日、同室だった女の子が第二セクションへ移っていったので、一人になっていました。彼女も間もなく次のセクションへ移って行きますが、それまでは二人で仲良くやってね。では、梨花も挨拶なさい」
「北村梨花といいます。めぐみさん・・・よろしくお願いします」
 恵一の出現で怯えていた梨花だったが、やっと落ち着いたようであった。
「めぐみに言っておきますが、この部屋の中では二人の会話は自由です。ただし、会話を含めて二人の行動は常に記録されていますから、何か問題が見つかった場合はペナルティーとしてお仕置きを受ける事になります。しかも、その場合は本人だけでなく、共同責任という事になるので注意をするように。特にめぐみは男言葉が禁止になっていますから忘れないように」
 そう言われても、恵一はとても不安だった。男である自分に恥ずかしい女言葉が話せるのか。しかし、そうしなければ関係のない梨花さんにまでペナルティーが科せられてしまうのだ。


★ 人工美女の館 12 ★ ♂ 恥じらいの女言葉 ♀

 恵一は女だけの空間『大奥』の一室に同室の北村梨花とともに収監されていた。
「めぐみにはしばらくの間、全身の脱毛・エステ、そして女性的な仕草や言葉使いなど、女性化へのカリキュラムを集中的に受けて貰います。これからその準備がありますから、二人はここで待機していなさい」
 ゆりは恵一の後ろ手錠から手綱だけ外し、部屋の鍵を閉めて出て行った。恵一は、絨毯敷きの床に横座りしている北村梨花から離れ、部屋の隅へ行き両膝を立てて座った。
 しばらく無言の時間が過ぎ、部屋の中は重苦しい雰囲気になっていった。恵一は梨花に話し掛けたかったが、そうすると女言葉を使わなければならず躊躇していた。そんな中、先に言葉を発したのは梨花の方だった。
「あのぅ、め・ぐ・み・さん・・・」
「は、はい・・・・・・」
「めぐみさんは・・・・・・どうしてこんなところに?」
「・・・・・・」
「ごめんなさい、変な事聞いてしまって」
 恵一は、返事はしたものの、女言葉を意識すると次の言葉が出て来なかった。しかし、恵一はこのような状況の中で話し掛けて来てくれた梨花さんの気持ちを、無駄にしてはいけないと思った。
「わたしの付き合っていた彼女が・・・拉致されてしまったの、その身代わりでわたしが調教される事に・・・」
 恵一は、意を決して女言葉を使った。しかも、女っぽく・・・・・・。
「なんか、オカマっぽい喋り方になっちゃった。・・・気持ち悪いでしょ。梨花さん、ごめんなさいね」
 恵一にとっては冗談ではなく、もうこれで自分は本当にオカマになってしまったのだと心の中で呟いていた。
「いいえ、大丈夫よ。気持ち悪くなんかないわ」
「梨花さん、ありがとう。そう言ってくれて・・・・・・」
 梨花の思いやりのある言葉に、恵一の女言葉への抵抗感も多少薄らいでいった。しかし、恥ずかしい事に変わりはなかった。
「でも、やっぱり女の子の下着を着るのは恥ずかしいわ。梨花さん、わたしの事変態だと思わないでね」
「ううん、大丈夫よめぐみさん、そんな事心配しなくても。わたしだって同じ下着姿なんだから」
 恵一と梨花はしだいに打ち解けていった。
「ところで、梨花さんはどうしてここへ?」
「めぐみさんの彼女さんと同じ様に、拉致されて来たんです。もう1ヶ月位前です」
「やっぱりそうなの・・・」
 恵一は、一番心配な事を梨花に聞いてみた。 
「それで梨花さん、ここではどんな事をさせられるんですか?」
「えぇ〜っ、・・・・・・」
 梨花は急に顔を赤くして口ごもってしまった。
「あっ、梨花さんごめんなさい。そんなこと言い難いわよねぇ」
「う〜ん、とっても恥ずかしい事や辛い事をさせられるの。どういう事かは、恥ずかしくて言えないけど」
 結局、それ以上の事は話して貰えなかった。
「めぐみ・・・さん、めぐみさんの本当のお名前、聞いてもいいですか?」
 梨花から突然男の時の名前を聞かれ、恵一はどぎまぎしてしまった。自分でも、もう『恵一』という名前は頭の中から消えかかっていたからだ。今、女性の下着を着せられ、女言葉を話している状態で元の男の名前を口にするのは、なぜかとても恥ずかしかった。
「わたしの本当の名前ですか? う〜ん、・・・・・・『恵・・・一』って言うの」
 恵一は恥ずかしさで顔が真っ赤になっていた。それとともに、自分がまた『恵一』に戻れる日は来るのか、先の見えない不安にかられていた。

 ちょうどその頃、同じ地下調教施設内にある特別手術室では、ある手術が行われようとしていた!


★ 人工美女の館 13 ★ ♂ 悪魔の手術 ♀

 恵一が大奥の一室で梨花と二人っきりになっていた頃、同じ地下調教施設内にある特別手術室では、ある手術が行われようとしていた。
 手術室の中央には、婦人科で女性に使用されるものと同様の手術台が置かれ、一人の男が両手を左右に広げ、両足を大きく開脚状態にして固定されていた。全身は手術着で覆われていたが、剃毛され消毒液で茶色く変色した下腹部だけが露出されていた。
 男の年齢は20代後半くらいで、全身麻酔をされ完全に意識を失っていた。そのまわりには、二人のナースと二人の医師が慌しく手術の準備を進めていた。そのうちの一人は、今回の手術を担当する大神病院外科主任・小村井修だった。そして、サブルームには大神隆一郎と、その父親であり大神病院院長で大神女子学園理事長でもある大神隆造がいた。
「父さん、本当に構わないんのですか? 本人の同意もないまま手術に踏み切って」
「構わんよ、素直にわしの言う事を聞いていれば、このような事にはならなかったものを。ばかな男だ」
「それにしても、いつもながらお父さんの性的嗜好には参りますよ。というより、私も含めた血筋なんでしょうが」
「そうだ、お前だってわしの事は言えんだろうが」
「いえ、私の場合は一応両刀使いということで、しかも、どちらかと言えば女のほうの比重が重い。でも、父さんの場合は完全な男好き、母さんと結婚したのも、単に子孫を残したかったからにほかならない。だから母さんは、私と隆司を生ませられた後、すぐに捨てられてしまった」
「まぁ、可哀想な事をしたとは思っているがな。愛情もないのに結婚していても仕方ないだろう。やはり生活を共にするのなら男のほうがいい、しかも、女として仕えてくれる男がな。そこで目を付けたのがわし好みのあの男だ。そこで、わざとおとりの情報を流してあの男を呼び寄せたんだが、あの男もわしの要求を素直に受け入れていれば、体にまでメスを入れられる事もなかったものを。・・・・・・ところで、あの佐伯葉子を手に入れたらしいな」
「ええ、偶然ですが、あの男の妹と葉子は高校の同級だったんですよ。その関係で、恋人の柴崎恵一が病院へ押しかけて来まして。細かい事を嗅ぎまわろうとしていたんで、あの男の妹と一緒に捕らえてあります」
「それはちょうどよかったではないか。これで佐伯葉子はおまえのものだ」
「私も一時は諦めていたんですが、意外なところから手に入れる事が出来ました。ただ、どうしてもあの柴崎恵一が邪魔なので、葉子の身代わりに女として『大奥』へ放り込んでやりました」
「ほう、それはまた面白そうだな・・・」
「いえ、当初は消してしまうつもりだったんですが、洋祐の発案で予定を変更しました。葉子も恵一がそのようになってしまえば、諦めるしかないでしょう」
「なんとも残酷な話だ」
「それはお互い様で・・・・・・、フッフッフッ。では、そろそろ『杉浦俊夫』の性転換手術を始めましょうか」
 や・・・やはり手術台の男は行方不明になっていた杉浦俊夫だったのだ。
「よし、ではここで俊夫の体が女に変えられていくところを、じっくりと見物させてもらおうか」
「では・・・・・・」
 隆一郎は、父・隆造の意思を確認すると、顔をマイクに近づけていった。
「では、小村井先生、オペスタートお願いします!」
 隆一郎の合図で、いよいよ『杉浦俊夫』の性転換手術が始まった。執刀医の小村井は、手術台の上で大きく曝け出された『杉浦俊夫』の局部へとメスを近づけていった。


★ 人工美女の館 14 ★ ♂ ふたつの恥虐 ♀

 地下調教施設内にある特別手術室では、行方不明になっていた杉浦俊夫の性転換手術が始まっていた。
 手術台に拘束されている俊夫の傍らには、すでに俊夫の陰嚢から取り除かれた褐色の二つの睾丸が、保存液の中に浸されていた。そして現在、執刀医・小村井の持つメスが俊夫のペニスを縦に切り裂き、中の海綿体がえぐり取られようとしていた。
「こういう手術は興奮するな、隆一郎」
「杉浦俊夫という男も可哀想な男です。父さんのような男に見初められてしまったんですから」
 サブルームでは、俊夫の手術を見物しながら、相変わらず隆造と隆一郎父子の会話が続いていた。
「それにしても、父さんのやり方には驚かされますよ。性転換手術は施しても、生理的に『男性』を維持させるなんて」
「当たり前だ、女性ホルモンで心身共に女性化を進めてしまっては面白味がない。あくまでも『男性』である俊夫に女として服従させるのだ。そのためには、男性ホルモン生成のため睾丸は残す必要がある」
「しかし、まさか取り除いた睾丸を豊胸した乳房のしかも乳首に移植するなんて、私には考えもつきませんでしたよ」
「まぁ、かなり小さく加工してしまう事にはなるが、男性ホルモンの生成くらいは出来る」
 なんと隆造は、男性の象徴である睾丸を女性の象徴である乳房に移植しようとしていたのだ。
「でも父さん、そのために手術は10時間を超える大手術になりますし、しかも前例のない手術ですから、成功するかどうかも・・・。それに俊夫の体がそんな長時間耐えられるかも心配です」
「まぁ、失敗したらその時はその時だ」
 そうしている間にも手術は着々と進み、今二人の目の前では、海綿体を取り除かれたペニスが反転され、プラスチック製の筒に被せられていた。

 一方大奥では、恵一女性化カリキュラムの準備のため部屋を離れていたゆりが戻って来ていた。
「めぐみには、とりあえず女性の体に近づいてもらうため、全身の脱毛を行います。こう見ても男の体にしては大して毛深くないから、部分的な脱毛だけでも十分でしょう。あとは眉の形を整えるくらいで・・・。」
 確かに恵一は、下腹部や脇の下を除いてはまるで女性のような体毛をしていた。
「ではこれから、別室で脱毛処理を行いますから、めぐみ、さぁ立ちなさい」
「あ、あのぅ・・・・・・」
 ゆりに促された恵一だったが、何か言いたそうにもじもじしていた。
「どうしたの、めぐみ」
「・・・・・・・・・、お、おトイレへ・・・」
「あっ、排尿ね。まだめぐみには説明してなかったけど、ここではおトイレでの排尿は出来ません。排尿感を感じたらすぐ私に言いなさい。梨花の手錠を外してあげますから、梨花が添えてくれた尿瓶に排尿する事」
「えっ、そんなぁ」
 梨花さんに自分の排尿処理をしてもらう、そんな事はとてもできない事だった。恵一はどうしたらいいか途方に暮れてしまった。
「したくないのならいいのよ、でもここでお洩らししたら、二人一緒にお仕置きを受ける事になるからね」
 我慢しようと思えばまだ我慢は出来た。しかし、それも時間の問題に過ぎないのだ。
「そうだ、梨花のほうはしておかなくても大丈夫なの?」
「えっ、・・・・・・」
 確かに、梨花も先ほどから尿意を催していた。しかし、恵一に排尿処理をされる事を考えると、とても言い出せずにいた。
「やはり我慢していたようね。では、二人仲良く交代でしましょう。まずは先に言っためぐみのほうが先ね」
 ゆりはそう言うと、恵一と梨花の手錠を外し、恵一を部屋の中央に立たせた。そして恵一の手錠を前で掛け直すと、天井からフック付きの鎖を下ろしその手錠に繋いで引き上げた。恵一の体は、両手を目一杯上へ引き伸ばされた形で固定されてしまった。
「あいにくここには女性用のしかないけど、別に問題はないわね」
 ゆりが奥の戸棚から持ち出して来たのは女性用の尿瓶だった。そしてそれを梨花に渡すと、両手を吊られて立たされている恵一の前に膝まづかせた。当然、梨花の顔の前には恵一のパンティーに包まれた下腹部が・・・。
「さぁ梨花、排尿が出来るようめぐみのパンティーを脱がしてあげて」
「は、はい・・・」
 そんなゆりの指示に顔を紅潮させながらも、梨花は目の前にある恵一のパンティーに手を掛けていった。


★ 人工美女の館 15 ★ ♂ 呼び覚まされる男の快楽 ♀

「さぁ、ぐずぐずしていないで下ろしてしまいなさい!」
 恵一のパンティーに両手を掛けたまま躊躇している梨花に対して、ゆりの叱咤がとんだ。
 梨花は、仕方なく恵一の穿いているパンティーをゆっくりと下げていった。それとともに、梨花の目の前には、今までパンティーに覆い隠されていた恵一のペニスが姿を現した。
「あらあら、立派な『おちんちん』、う〜ん、めぐみの場合は『クリ・・・・・・」
 そんなゆりの揶揄した言葉に、恵一も梨花もただ唇を噛み締め恥らうだけだった。
「さぁ梨花、めぐみのおしっこを受け止めてあげるのよ。女の子と違って男の子におしっこさせるなんて簡単でしょ。『おちんちん』の先を指でつまんであげて、尿瓶の口へ向けてあげればいいだけなんだから。早くしないと、めぐみがお洩らししちゃうわよ」
 確かに、恵一の尿意は限界に近づいてはいた、しかし、まだ我慢しきれないところまでは来ていなかった。それよりも今の恵一には、それ以上に重大な事態が起き始めていた。
「あらっ、どうやら指でつまんであげる必要もなくなったようね、フフフッ」
 恵一の意思に反して、今まで垂れ下がっていたペニスが勃起し始めたのだ。無理もない、若い男女が下着姿で向かい合っているのだ。しかも、恵一自身も女性下着を身に着けさせられて・・・、それだけでも興奮状態に陥るのには十分であった。しかし、のしかかる重圧感と意識的に気持ちをそらしていた事で、なんとかその状態になるのを逃れていたのだ。しかし今、自分の一物を若い梨花の目の前に晒し、ついに限界を超えてしまった。
「う〜ん・・・ちょうどいいわ、梨花にお勉強してもらいましょう」
 ゆりは、この状況を見て梨花の調教を思いついた。
「実物での練習はまだやってなかったけど、どうせこれから毎朝の日課になるんだから、今ここで予行演習しておきましょう。めぐみもその状態ではしにくいでしょうし」
 とりあえず、ゆりは梨花の持っている尿瓶を床に置かせた。
「さぁ梨花、あなたの手でめぐみの精液を放出させてあげなさい。このままでは、めぐみが可哀想よ」
「えっ、ど・・・どうしたら・・・・・・」
「いつも擬似ペニスで練習しているようにやればいいのよ。最初から上手くやろうとは思わなくてもいいから・・・。さぁ、左手の指で根元を支えて、右手の指先で中程を挟んで・・・・・・」
 梨花はゆりの指示に従い、恵一のペニスの根元と中程に指を絡ませた。
「それでいいわ、そしたら右手の指を前後にゆっくりと動かして!」
 梨花は恥ずかしさで頭の中が真っ白になり、ただゆりの指示に従うだけだった。
「め・・・めぐみさん、ごめんなさい」
 梨花はめぐみに許しを請うと、ゆりに指示された通りに右手の指をゆっくりと前後に動かし始めた。
「あぁぁ・・・・・・」
 恵一は、梨花の右指の甘い刺激に思わず喘ぎ声を漏らしてしまった。恵一は、恋人の葉子も含めこれまで女性の手で自分の男性器を愛撫される事は未経験だった。
 それからどのくらい時間が経ったのか・・・、静寂の中で梨花の恵一への性的な奉仕が続いていた。実際には2、3分程度であったのだが、恵一と梨花にとってはとてつもなく長い時間に感じられた。責められる恵一も辛かったが、その恵一を責め立てている梨花も、恥ずかしさのためもう死んでしまいたい気持ちだった。
「も、もう許してください。これ以上出来ません!」
 梨花がついに音をあげてしまった。
「何を言ってるの、もう少しじゃない。こんな中途半端な状態でめぐみが可哀想だと思わないの。それに、めぐみのカリキュラムには『毎朝の精液採取』というのがあるの。それを行うのは梨花、貴女なのよ。このくらいで恥ずかしがっていてどうするの!」
 毎朝、めぐみさんに対してこのような恥ずかしい行為を・・・梨花は目の前が真っ暗になった。
「さぁ、どうするの梨花、やるの? やらないの?」
 梨花はもちろんもう続けたくはなかった。しかし、ここでやめてしまったら、きっと恵一にも迷惑が掛かるに違いないと思った。
「やります、もう一度やらせてください」
 梨花は、ふたたび恵一の怒張したペニスに自らの指を絡めていった。
「こんなことをする梨花を許してね、・・・恵・・恵一さん」
 突然梨花の口から『恵一さん』とささやかれ、恵一は困惑した。当の梨花もなぜそのように口走ったのか、自分でもわからなかった。
「あっ・・・あぁぁ・・・・・・」
 ふたたび恵一の喘ぎ声が漏れ始めた。梨花がふたたび恵一のペニスを愛撫し始めたのだ。もう梨花に迷いはなかった。そして皮肉にも、女として調教を受けている恵一には、今まで未体験の男の快楽が呼び覚まされていった。

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