地球征服に関するオレ的実践と顛末 作: 摩火
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地球征服に関するオレ的実践と顛末76

「わーおっ、もうすっかりお姫様になりきっちゃってるじゃん。」
看護婦はオレがふざけているのかと疑わしい目でこちらを見た。
「ウウウッ、違うぜ、普段から上品な女の子を演じていないと、ひょんなところからボロが出る可能性があるからな。そうしたら俺たちはおしまいだ。だから日常会話から全部なりきろうって訳さ。」
それまでオレの近くに寝そべっていた戦闘犬がクビを持ち上げて看護婦に説明した。
「ふーん、なあるほどね。そうか、じゃああたしたちもプリンセスに仕える侍女や護衛を普段から演じつづけた方がいいって訳ね。」
看護婦は納得したようだった。
それからはちょっとぎこちない演技の会話がしばらく続く。
しかし、普段から一定の演技を続けるということは、その人物になりきることでもある。
それはお互いに別のペルソナ・・・つまり社会や周りから期待されている仮面をつけ、自分の本性として振舞うことなのだ。
しばらく違和感があったものの、オレ達は間もなくそのペルソナが生来のものででもあったかのように自分の身につけ、振る舞いはじめた。
「買い求めたお召し物などはクローゼットにしまって置きます。それから一日に2-3回は着替えをなさいませ。」
そうか、お姫様は一日に何度も着替えるのか、きっと風呂も一日に何度も入るんだろうな。
オレと看護婦はお姫様の生活ぶりを勝手に想像してはどんどんそれを生活の中に取り入れることにした。
まさしくそれはお姫様ごっこのようなものだった。
看護婦の用意した着替えは、ハイティーンから20台前半の若い娘が着るような物だった。
とはいっても、一般の町娘が普段着るようなものではない。
いわゆるだらしない下品でエロチックなものは一切なかった。
オレは看護婦に促されるまま、それまで着ていた白いドレスを脱ぎ、ハイネックのセーターと千鳥格子のミニスカートに着替えた。
「あら、とってもよくお似合いですよ。ヘル姫様」
看護婦に言われ、クローゼットの鏡を見ながらオレは自分の魅力的な姿につい赤面してしまう。
ハイネックのセーターはオレの胸のでっぱりと細いウェストを強調しているかのようだった。

地球征服に関するオレ的実践と顛末77

背中からヒップにかけて緩やかに流れるラインは世界のトップモデルに決してひけをとらない美しさだった。
『へえっー、やっぱ女って着ているものでずいぶん印象変わるんだぁ』
オレは鏡に映る自分の姿に引き込まれそうになりながらそう思った。
今のオレは、とにかく魅力的で健康的で上品な着こなしをしている若い娘だった。
オレはずっとこのまま鏡に映る惚れ惚れとする自分の姿をいつまでも眺めていたいと思ったほどだった。
「お知らせします。地獄大佐は緊急のトップ会議のために、本日はヘル姫様のところにはお伺いできないとのメッセージがあります。なお、明日の夜8時ごろには本部に戻られ、ヘル姫様にお会いしたいとのことです。」
天井のスピーカーが不意にメッセージを流した。
そうか、今日はもう大佐には会えないのか。そう思うとオレは少しがっかりした。
できるならば俺の美しさを誉めてもらいたかったからだ。
「お姫様、まあそう気を落とさずに、明日は地獄大佐様にお会いできますから。」
看護婦がオレの心を見抜いたように言った。
「じょ、冗談でしょう、誰が気を落とすものですか。」
看護婦に図星を指摘されて、オレは慌てて取り繕った。
「うふふふっ、まあそういうことにしておきましょう。大佐様は姫様にぞっこんのようですしね・・・」
オレは看護婦の言葉に少しだけムッとした。このオレが男など気になるというのか。今はこの基地をのっとる為に、そのようなフリをしているだけなのに。


地球征服に関するオレ的実践と顛末78

翌日、ふかふかのベッドでオレはさわやかな気持ちで目が覚めた。
『地獄大佐は今日、本当にオレのところに来るだろうか?』
真っ先に思ったのはそんなことだった。
オレはベッドから起き上がり床に立った。
今のオレは白い絹のネジリジェ姿だった。
これも看護婦が前日にデパートで買い求めたものだった。
これを着て寝るのに最初はものすごく抵抗があった。しかし、この柔らかな肌触りは、今の敏感な柔肌を持つ俺にはどうやらぴったりだったようだ。ふかふかのベッドと柔らかな肌触りのネグリジェのおかげで、オレは久々の安眠をとれたようなのだから。
歯を磨いている最中に、看護婦が朝食のトレーを持ちながら入ってきた。
「おはようございます。プリンセス。ゆっくりとお休みになれましたか?」
看護婦は相変わらずこのお姫様ごっこを楽しんでいるようだった。
それはオレにとっても好都合だった。
「はい、とてもよく・・・もう朝食の時間ですのね。」
本来のオレの言い方だと「いやあ、寝た寝た。おっ、もう朝飯の時間かよぉ」となるのだが、今のオレの容姿だと女らしい上品な喋り方の方がよっぽど似合っていた。
「ベッドの上でお食べになりますか?それともラウンジのほうでお食べになりますか?」
外国の映画でよくあるように、ベッドの上で食べるのはやってみたいような気もした。しかし、おれはそんな食べ方があまり上品そうには見えないなと思い直した。
「いいえ、ラウンジの方で頂くわ。先に着替えを済ませます。」
オレはそう言って歯ブラシを置いた。
「では、本日のお召し物を用意いたしますので、少々お待ち下さい。」
看護婦はそう言ってビューローやクローゼットからオレの服を取り出してきた。
「今日のお召し物はこれなどいかがでしょう。」
看護婦が用意したのはニットのピンクのワンピースだった。
くびもとがゆったりとしたハイネックになっていてとてもおしゃれな感じのするものだった。
「はい、これで結構です。とても素敵ですのね。」
オレはこれを着たらきっと可愛く見えるだろうなと思いながら看護婦に答えた。
看護婦はなおもランジェリーを取り出してくる。

地球征服に関するオレ的実践と顛末79

「えっ、下着も替えるんですの?」
「はい、やはり服装にコーディネートした下着にしないと。」
看護婦は涼しげな顔でそう答えた。
『これではまるで着せ替え人形のリカちゃん状態ではないか。』
そう思いながらもオレは大人しくランジェリーを手にとった。なるほどピンクのニットワンピースに合わせて同色のピンクのランジェリーだった。
『なんだか、女の下着も着るのが抵抗なくなってきたみたいだ。』
オレはそう思いながらもそのランジェリーとワンピースを着替え始めた。
女の下着は実に肌触りが良くて気持ちがいい。もし男に戻っても、こんな可愛くて素敵な下着は手放したくないような気持ちがしていた。
着替えを済ませ、朝食を食べ終わると後はすることがなかった。
「そう、13号さん、この基地や組織のことについて知りたいわ。どうやったら分かるのかしら。」
オレは今後の基地支配計画のために、仕入れることができる情報をどんどんと入手することにした。
「ああ、それならいいものがありますよ。そこのネットワークにつながっているコンピューターの端末にアクセスすればいいんです。」
看護婦が指差したのは、部屋の片隅に置いてあるパソコンだった。
使い方を教わり、情報を検索しはじめたオレは次々に新しい発見をしていった。
たとえば、この基地の司令官である地獄大佐はジョッガーの組織の?4の地位にあるようだった。ちなみにオレが改造を受けた埼玉本部の葬神博士は?3の地位にいた。
この山梨本部に所属している結社員は全部で130名、そのうち改造人間は5名ほどだった。
オレは時間が経つのも忘れて次々と情報を吸収していった。
以前のおれだったら、こんなに大量の情報をいっぺんに吸収することは不可能だっただろう。自慢じゃあないが、学校の成績は常に下から5位以内、特に暗記科目は苦手中の苦手だった。しかし、今のオレの頭脳は改造を受けたせいだろうか、スルスルと面白いように全部頭の中に入っていくのだ。
気がつくと、昼を通り越してもう夜の7時になっていた。
看護婦が勧める食事も断り、12時間以上パソコンの情報に集中しつづけていたことになる。
オレは、地獄大佐は今夜訪問すると言っていたことを思い出した。
「わっ、大変大変、お化粧しなくっちゃ。13号さん、13号さん」
オレは大慌てで看護婦を呼んだ。
「はい、お呼びですか、プリンセス。」
隣の部屋から看護婦が顔を出した。
「あと1時間で地獄大佐がお見えになる時間です。急いで着替えなどの準備しなくっちゃあ。」
オレは時計を気にしながら言った。

地球征服に関するオレ的実践と顛末80

「大丈夫ですよプリンセス、女性は多少殿方をお待たせしても許されるものです。まずお風呂にお入りになってください。その方がお化粧ののりも良くなりますから。それにお召し物もすっかり準備が整っております。」
どうやら看護婦は段取りよく準備万端整えていたようだった。
「それに隣の部屋でお二人でお食事もできるように用意いたしました。この基地のコック長を説き伏せて最高級のフランス料理とシャンパンやワインもご用意いたしました。」
オレはほっと安心した。この看護婦は非常に気が利いて有能このうえなかったからだ。
看護婦に促されてオレは風呂場に入った。
脱衣場にはピンクのバスローブが置いてある。
オレはゆったりと風呂に入った。
『今日、もしかしたら地獄大佐はオレの体を求めてくるだろうか?』
風呂に浸かりながら、オレは真っ先にそう思った。
そう思うと同時に、また以前と同じく体の下半身がジーンと熱くなってくるのが分かる。
入れられることをちょっとでも考えただけで、体が即反応してしまうのだ。
オレはこらえきれなくなって、オレの恥ずかしい花びらに指を這わせた。
『ああっんっ』
オレの口からため息とも嬌声ともつかぬ声が漏れ出る。すっすごく気持ちいい。
風呂の浴槽の中でも、指はオレの大事な女の子の部分がねっとりとした濃厚な蜜を出しているのを感じた。
『ゆっ、指だけじゃ、物足りない・・・』
オレが真っ先に思い浮かべたのは、あのスケベいすに装着されたいやらしいディルドーだった。あれが欲しい、どうしても手に入れたい。
あの椅子のことを思い浮かべるだけで、オレの豊満な女体は全身が性器のようにうずくのを感じた。
今やオレは自分の指の動きを止めることができなくなっていた。
右手は自分のおっぱいを揉みつづけ、左手は自分の恥ずかしい蜜壷の中に3本もの指を入れて動かしつづけていた。

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