地球征服に関するオレ的実践と顛末 作: 摩火
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地球征服に関するオレ的実践と顛末61

地獄大佐は本物のサドではない。
凶暴たる司令官、そのイメージに合わせるために、地獄大佐はことさらサドであることを必要以上に強調し、この部屋の入り口に、これみよがしにSMの道具類を所狭しと並べたのだ。
次の手がかりは、クローゼットに吊るされている衣装にあった。
多くは淫売が好んで着るようなセックスを意識した衣装だった。しかし、その露出過多の衣装群の中に異質だが清楚さを強調した衣装がすみの方に数点吊るされていたのだ。
それはウェディングドレスや尼僧、そして王室の皇女が着るようなドレスだった。
それらの衣装のみ高級な生地を使用していた。
裁断も縫製もしっかりしており、一着数十万はするかと思われるものだった。
地獄大佐は清楚な女を相手にするのが好み。手合わせもしていないのに、それがオレの結論だった。
オレは白のストッキングも手にした。
清楚なイメージ、皇女や尼僧のようなイメージ、確かに地獄大佐のいかつい野獣のような風貌にはとうてい似合わないものだった。
オレは白い染み一つないドレスを手に取った。
厚手の絹で出来ているのだろう、そのドレスは心地よい肌触りをオレに与えた。
『よっしゃ、これで勝負だな。皇女様のようにうんと上品に、おしとやかにすっか。』
オレはテレ隠しにそう呟いてから風呂場に向かった。
風呂場は風呂場で、これまたエロチックな作りになっていた。
当然のようにソープランドに置いてあるようなマットレスとスケベ椅子がある。
浴槽は外からも丸見えのアクリル板になっていた。
そこにお湯がなみなみと張り詰めており、いつでも入れるようになっていた。
そういえばオレはこの体に改造されてから、全然風呂に入っていないことを思い出した。
オレはいそいそと体をざっと流してから湯船に入った。
お湯の温かさがほっとした気分にさせてくれる。
「あー、気持ちいい」
オレは体も心もくつろぐのを感じた。

地球征服に関するオレ的実践と顛末62

ふと自分の体を見下ろすと、乳房がずいぶん大きく見えた。お湯の上に浮かんでいる感じなのだ。
「へえーっ」
オレは妙に感心した。大きく見えるのも道理で、乳房はその構成のほとんどが脂肪のために水に浮きやすくなっているのだ。
オレはその大きく見える胸に触ってみた。
下から持ち上げてみると、たっぷりとした質感を持った重さが手に伝わってくる。
オレは指を乳輪と乳首に這わせてみた。
「あっ・・・うんっ」
とたんに鋭敏な快感がオレの胸を襲った。
あっという間にオレの乳首がみるみる堅く、大きく勃起してきた。
『へえっー、女の乳首って、男のペニスと同じだな。』
そう思いながらも、俺は自分の乳首を指で軽くつまんで回してみる。
ビンビンとした快感がオレの胸を襲った。
「あっ、気持ちいいっ」
オレは思わずそう呟いていた。
自分自身でいじりまわすだけでこれだけの快感を感じるのだから、他人の手でいじりまわされたら、いったいどうなってしまうのだろう。
オレは乳首をいじりながらも、そんなことを考えていた。
湯船に浸かっている下半身も、なんだかお湯のせいだけではなく、じわっ〜と熱くなっているようだった。
『やっぱ、濡れているんだろうな』
そんなことを頭の片隅で思いながらも、オレは何かをそこに差し込みたい要求が湧き上がってくるのを感じた。
オレは手を股間にまわした。
そしてオレの下半身に刻み込まれている割れ目に沿って、指を差し入れた。
「くっ、くっっっ」
そこは案の定、ヌルヌルの状態になっていた。指がたやすく体内に入り込む。

地球征服に関するオレ的実践と顛末63

オレは2本の指を使ってみた。
「ああんっ、い、いいっ」
我知らずよがり声がオレの口を突いて出てしまう。
そしてそうやって声を上げたことで、オレは女の快楽の無間地獄にどんどん落ち込んでいっているようだった。
「あんあんあん」
オレは自分の指を激しく女の大事な部分から出し入れをした。そして、もう一方の手で自分のおっぱいを持ち上げ、頭を近づけた。
なんと、オレの乳首はオレの口に余裕で届いた。
オレはそのビンビンに立った乳首を自分の口に含んでみる。
オレの頭の中には、女の乳首に対する吸い方の知識もあった。
オレは自分の乳首を舐め、思いっきり吸い上げた。
「うん〜」
口を使っているので、くぐもったよがり声しか発することができない。しかし、おっぱいと局部へのオナニーは凄まじい快感をオレに与えた。
『やべえ、やめることできねえ・・・』
頭の片隅ではそんな思いがかすかに残っていた。しかし、今のオレは快楽を追及する一匹のメスに成り果ててしまったようだった。
『そういえば、石鹸、石鹸をつけたままオナニーすると、凄まじい快感が得られるはず』
次に思いついたのはそんなはしたないことだった。
快楽の虜になっているオレは、そう思いついたらもういても立ってもいられなかった。
湯船から立ち上がると、壁際に置いてあるシャンプーやソープの前に行った。
シャンプーの前の大きな鏡は、開閉式になったものだった。
ふと好奇心にかられて、その鏡の戸を開けてみる。
開けて、オレは思わず目を輝かせてしまった。
中には、色とりどりのグロテスクな形のディルドーが入っていたのだ。

地球征服に関するオレ的実践と顛末64

二股に分かれたものや、信じられない位に太いもの、痛そうなトゲトゲが生えたものまである。
オレがドキッとしたのは、その中でも風呂場用の椅子から突き出しているディルドーだった。
普通の椅子は座る真中に穴が空いているものだ、だがそれは穴ではなく、一本のリアルな感じの筋まで入ったディルドーがそそり立っているものだった。
オレはそのとんでもない椅子から目を離せなくなってしまった。
その椅子を見たとたん、オレの局部から愛液がじわっと染み出だしてくるのを感じた。
オレは棚の中からそのとんでもない椅子を取り出した。
モーターが内臓されているせいだろうか、それはずっしりとした重さを持っていた。
オレは思わず顔を紅潮させながら辺りを見渡した。
もちろん、この風呂場にいるのはオレ一人だけで、他の人がいる訳ではない。
しかし、この椅子を自ら使っているところを他人に見られたら・・・と思うだけで、顔がカーッと赤くなるのを感じた。
だが、オレはその、確実にオレに稀有の快楽を与えてくれるだろう椅子から目をそらすことができなかった。
オレは、ためらいながらも男根そっくりに作られたディルドーに指を這わせてみた。
本物の皮膚とほとんど変わらない肌触りだった。そして風呂場に置いてあったせいか、人肌と同じくらいのぬくもりがある。
弾力も、申し分のない硬さだった。
オレは立ったまま、鏡に映る自分の全身を眺め回してみた。
真っ白な、吸い付くようなもち肌と、外人のような非のうちどことがない完璧なプロポーションの美女がそこにいた。
そして鏡越しに、オレの局部の硬く閉じ合わされていたはずの秘貝は、今は少し開いているのが分かった。今は一直線ではなく、本当に貝が口を多少開いたようになっているのだ。
それはこの淫らな女体が、その部分に何かを入れたがっている証拠だった。
ツツッーと一筋の液体がオレの秘貝の部分から滴り落ち、太ももを伝ったのが分かった。
勿論、お湯などではない、それは紛れもないオレの恥ずかしい愛液だった。
それは先ほどの浴槽の中のオナニーの名残などではなく、この椅子から生えているとんでもないディルドーを見たことによる反応だった。

地球征服に関するオレ的実践と顛末65

『まさか、オレって、男のチンポ見ただけで感じちまう体になったんじゃあないだろうな』
そんな不安がふと俺の頭をよぎった。
しかし、そんな不安とは裏腹にオレはフラフラとそのとんでもない椅子をまるで使うかのようにそっと床に置いた。
防水になっているスイッチが椅子の横に付いていた。
そのスイッチを入れると、ウィーンというモーター音とともにその模造品の男根がくねり、はたまた伸縮し、そして細かなバイブレーターの振動を始めた。
それは見ようによってはひどくグロテスクな形状と動きだった。
だが、その動きは、今のオレにとってはひどく心を惹かれる魅力的な動きに思えた。
『ああ、ちっきしょう、ハメてみてぇ』
オレはひそかにそう思った。
それがどれほどの快楽」をオレにもたらすかは十分に想像がついた。
きっとそれを使ったとたんに、オレは身も世もなく悶えまくり、歓喜の声を上げ、この世のものとも思えぬ快楽に何度もアクメに達し続けることだろう。
ひょっとしたら、自分で自分を止められなくなるかもしれなかった。
オレの下半身の恥ずかしい部分が、またジワッともっと恥ずかしい液体を染み出し始めたのが分かった。
乳首も痛いほどに尖がっている。
オレは迷いに迷った。
『こんなもの自分から使い始めたら、本当の女になっちまって二度と男に戻れなくなる』ということと、『せっかく女の体になったんだから、女とはどういうものか徹底的にためしてみろよ』という思いが次から次へと交互に交錯していった。
しかし、どうみても誘惑には勝てそうになかった。
ウィーンと律動的に動くディルドーを見ているだけで、オレはそれを自分の体内の中に入れてみたいという圧倒的な思いがどんどん強まっていったのだ。
と、その時、浴室の中に大きな声が流れた。
「お知らせします。あとおよそ30分後に基地司令官の地獄大佐がこの部屋に来訪されます。女郎1号は接待の準備をお願いします。」
それは浴室の天井に備え付けられているスピーカーからだった。
オレはハッと我に返った。
そうだ、こんなオナニーをしている場合じゃあない。何としてでも地獄大佐を篭絡しなければならないのだ。

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