女にされた   作:摩火

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女にされた65

ワイシャツの下は女物のランジェリーを身につけている、「ライク・レディ」の店内では女物の下着姿を散々客に披露している裕次郎だったが、この会社内で自分が女の下着をつけている事を白日の下に晒すのは恥辱以外の何者ではなかった。
「今でも女のランジェリー、身に付けているんだろう?本当につけているかどうかこの目で確かめなくちゃ分からんじゃあないか。」
若社長は裕次郎を蔑むような目で見つめていた。
「そうだ、原君、ここに映っている人物が本当に君かどうか確かめなきゃならんじゃあないか。早くワイシャツ脱いで見たまえ。」
金岡課長も裕次郎をせかしつづける。
・ ・・こんな、女の下着着ているところを見られるのはいやだ、絶対に嫌だ・・・
裕次郎は心の中でそう思っていた。しかし、このビデオテープを見られた以上、もうどうすることも出来ないのは事実だった。
「なあ、原君、君が本当にこのビデオに出ている通りに去勢されてしまったのかどうなのか、我々としても確かめる義務があるのだよ。もし本当にそうなら、男子社員として勤務させられんじゃあないか。」
金岡課長は意味深な発言をした。
どうやらこの二人の意図は、裕次郎がニューハーフとして風俗店で働いていることよりも、女物のランジェリーを普段から身につけているかどうか、そしてビデオにある通りに裕次郎が本当に去勢されてしまったかどうかを確かめることにあるらしかった。
・ ・・いいや、どうせクビになる身だ、恥の上塗りついでだ、見てもらおうじゃあないか・・・
裕次郎はそうひらきなおると、しぶしぶではあるが背広の上着を脱ぎ始めた。
・ ・・ああ、恥ずかしい。なんでオレがこんな目に・・・
わが身の不運を嘆いても始まらないことだった。
裕次郎は続いてズボンのベルトを緩めるとゆっくりとワイシャツを脱いだ。
ワイシャツの下は当然ながら可愛いスリップと大きくなってきた乳房をやさしく包むブラジャーが現れた。
「ほお、ずいぶん可愛いスリップとブラジャーだね。ついでにズボンも脱いでしまいなさい」
若社長は、恥ずかしさで真っ赤になりながら男物の服を脱ぐ裕次郎に指示を出した。
「ふーム、なかなかいい体をしているな。まだ胸と尻のふくらみは足りないみたいだが・・・」
若社長は裕次郎の品定めをはじめた。
「そうですな、でもビデオにある通りに本当に女性ホルモンをやっているみたいですね、オッパイなんか、ほら、だいぶ大きいじゃあありませんか胸の谷間がはっきりと分かる。」
金岡課長も調子に乗って若社長の言葉に相槌を打っている。


女にされた66

「女物の下着姿になると、不思議と原君が本物の女の子のように見えてくるのが不思議ですな。」
金岡課長はペラペラと饒舌になってきたようだった。
「よし、次はキンタマ抜かれた跡を見せてくれないか。」
若社長も金岡課長も目が尋常ではない光り方をしていた。
・ ・・この二人、興奮している。オレの姿に立っちゃっているんだ・・・
裕次郎はようやく異変に気がついた。
どうも変だと思っていたのだが、この二人は裕次郎かニューハーフになったことに多大の性的興味を示し、股間をそれとわかるくらいに膨らませているのだ。
裕次郎はひょっとするとクビにならなくても済むかもしれないと思い始めた。
それには裕次郎の体の秘密を完全にさらけ出さなければならないだろう、いやそれ以上にこの二人に体を許さなければならないだろうことは用意に想像がついた。しかし、一度肉体関係を持ってしまえば、おいそれとは裕次郎をクビにできないだろう。いやそれ以上に金銭的な面で得られるものは多いかもしれない。
とにかく少しでも早く金を返し、娘の宏美を開放して男の世界に戻ること、そのためには多少のことなら何でもやるつもりだった。
しかし、男として社会生活をしてきた会社の中で、いきなりパンティーを脱いでタマヌキをされた跡を見せるのは非常に抵抗があることも事実だった。
「何をモジモジしているのかね。恥ずかしいのかね。毎日店で大股開いてたくさんの客に見せているんだろう?いまさら何を恥ずかしがっているんだ。」
金岡課長のイライラしたような叱責の声が飛ぶ。
その声に押されるようにして、裕次郎はのろのろとスリップの下のパンティーに手をかけた。
そして自分の目を堅くつぶったまま、そのパンティーを足元まで下ろした。
目をつぶったままでも、己の下半身を興奮したギラギラした目で凝視している二人の視線は痛いほど感じることができた。
「スリップを、スリップをめくらないと見えんじゃないか。」
又も金岡課長の興奮した声が飛ぶ。
裕次郎は言われるままにスリップをゆっくりとたくし上げた。
そこは無毛になっていた。
あの手術以来、裕次郎は純子ママに毎日股間を剃り上げ、無毛にしておくように強制されていた。
そのために、ひ弱なペニスがいちだんと情けなく、それでいて不似合いなエロチックさをそこに与えていた。
目を堅くつぶった裕次郎は剥き出しになったペニスをグイッと掴まれるのを感じ、思わず腰を引いた。
それは興奮した若社長がもっと裕次郎の股間を見ようとしたものだった。
「ほら、もっと腰を突き出したまえ、よく見えんじゃあないか。」
裕次郎は言われるがままにさらけ出した股間を二人の前に更に突き出す。
ペニスや陰嚢がいじくりまわされ、ひっくり返されるのが分かる。
「ほほう、やっぱり・・・」
「ふーん、これがキンタマ抜かれた跡か・・・」
興奮した二人の会話とも独り言ともつかない言葉が、目をつぶっている裕次郎の耳に届く。
裕次郎は恥ずかしさのあまり耳たぶまで真っ赤になりながらじっと耐えている。
「若社長、ここは一つ原君、いやビデオでは愛チャンと呼ばれていましたっけ、愛ちゃんの味見をしてみてはいかがですか、私はちょっとその間応接室の外でお待ちしております。」
案の定、そういう展開になってきた。やっぱり裕次郎はここで犯されてしまう運命だった。
金岡課長はそそくさと席を立ち、後にはスリップ姿の裕次郎と若社長だけが取り残されてしまった。


女にされた67

「じゃあ、フェラチオからしてもらおうか。」
若社長は当然のような涼しい顔で裕次郎に命令した。
もう、ここまで来たら命令に従順に従うしかなかった。それに、
「はい、ご奉仕させていただきます。」
裕次郎は店と同じようになるべく女らしい口調と言葉遣いになるようにしながら若社長のズボンのジッパーを下ろした。
ズボンの中はすっかり興奮し硬直したペニスがあった。
よっぽど興奮しているのだろう、亀頭の先端からガマン汁がだいぶ出ている。
裕次郎はその興奮し硬直したペニスをパクリと咥えた。そしてこの間新たに覚えたテクニックを使い、若社長のペニスを愛しそうに舐めまわし始めた。
「おお、そうだ、そこだ、そこ、うまいぞ。」
若社長のペニスの敏感な雁首を舌先で強く刺激し、片手で睾丸を柔らかくもみしだく度に若社長は声を上げた。
ペニスを舐めまわす裕次郎もいつのまにかすっかり興奮し、膨れ上がってきた乳首が敏感になって痛いほどだった。
体全体が熱くなり、今咥えているペニスを尻に突っ込んで欲しいという衝動が裕次郎を突き動かした。
「よし、そのまま後ろ向きにまたがってくれ。」
頃合よしとみたのか、若社長が結合を要求した。
「はい、ありがとうございます。愛のあそこに入れさせていただきます。」
裕次郎はペニスから口を放すと嬉しそうに言った。
そして、若社長の前で後ろ向きになると、スリップの後ろを少したくし上げた。
ソファーに腰掛けている若社長の目の前で、裕次郎の白くふくよかになりつつある尻の双球が顕わになる。
裕次郎はそのまま中腰になり、そろそろといきり立つ若社長のペニスめがけて腰をおろしていった。
生フェラした裕次郎の唾液が潤滑油がわりになったのだろう、若社長のペニスはスルスルと裕次郎の肛門深くに挿入されていく。
「ああっ、ああっいいわ、入ってくる。」
裕次郎は肛門深くに差し込まれるペニスの感触に思わず随喜の声を上げた。そしてそのまま自分から体を上下に動かし始めた。
若社長の両手がいつの間にか裕次郎のブラジャーのホックを外し、膨らんだ乳房をやさしくもみ始めた。
上と下からの快楽の前に裕次郎の性感はどんどん高まっていった。
「ああっ、いいわ、若社長さんすっごい、きもちいい。」
自然と裕次郎の口から淫らな嬌声が漏れ出す。
その言葉に気を良くした若社長は更に裕次郎の敏感な乳首をいじりはじめた。


女にされた68

裕次郎の乳首は最近最も性感を感じる部分になっている。そこを集中的に責められたのだからたまったものではない。
裕次郎は快楽の高まりに合わせて自らの体を激しく上下させた。
「ああん、だめぇー、いくぅー、いっちゃうぅー」
裕次郎と若社長ははあっというまに絶頂に達してしまった。
そしてそれと同時に、若社長のペニスからも大量の精液が裕次郎の肛門の奥深く放出されたのだった。
やがて二人の体の動きが止まり、荒い息だけがしばらく応接室を支配していた。
裕次郎が結合していた体をゆっくりと引き離した。
その肛門から精液にまみれた若社長のペニスがニュルッと出てくる。
店でやっているためか、裕次郎はその若社長の汚れたペニスをテーブルに置いてあったティシュを使って丁寧にふき取っていく。
若社長は満足そうな顔つきで、裕次郎の後始末を眺めていた。
「ところで、どういう訳でニューハーフになったのかね。金岡課長に聞くと、ついこの間までは正常な男に見えたと言っているのだが、本当にあのビデオのように拉致されて無理やりニューハーフさせられたのかね。その辺のいきさつを聞かせて欲しいんだが。」
若社長は裕次郎があまり触れられたくない部分をズバリ聞いてきた。
しかし、ここまできてしまったからには本当のことを言わないわけにはいかなかった。
裕次郎は、ヤクザの金をネコババして失踪した妻のことと、誘拐された娘のこと、そして娘の身代わりにニューハーフとして働くことを了承してしまったことなどをこと細かく説明をした。
「そうか、そうか、それは可愛そうに、いや原君、とんだ災難だったなぁ、そうか、そういう訳で無理やり女にされちまったのか、そうか、そうか。」
若社長は身を乗り出し、食い入るように裕次郎の説明を聞いていた。気のせいか目が興奮でギラギラしているようだった。
「原君、いや、愛君、君の置かれている状況はよっく分かった。最初は君をクビにしようかとも思ったんだが、そういう状況なら会社としても及ばずながら力になろうじゃあないか。どうだ、悪いようにはしないから、明日から秘書室に異動してきたまえ、私の近くにいれば何かと相談できるというものだ。」
若社長が言った。そのあまりの好条件に、びっくりする裕次郎だった。


女にされた69

「えっ、ありがとうございます。てっきりクビと思っていたのですが、そのまま勤める事ができて嬉しいです。」
思った以上にうまくいったと、裕次郎は内心で小躍りして喜んだ。このまま勤める事ができれば、借金の返済が終了しても生活には困らないだろうと思ったからだ。ただし、この分だと時折女装して若社長の相手をしなければならないだろうが、これまでの娼婦としての夜の生活を思うと何と言うことはなかった。
若社長はきれいにふき取られたペニスをズボンにしまうと、応接室のドアを開けた。
ドアの外には金岡課長が立っていた。
裕次郎は急いで自分の背広を着込んだ。
パンティーに若社長の精液が肛門を通じてモレ出ているので、その部分にティシュを当ててズボンを穿く。
背広を着て、ネクタイを結び終わっても若社長は金岡課長と何やら相談をしていたが、やがてその相談も終わったのだろう、金岡課長だけが裕次郎のところにやってきた。
・ ・・まさか、課長までやらせろと言うのではないだろうな・・・
思わず身を硬くした裕次郎だったが、それもどうやら杞憂だった。
「じゃあ、愛ちゃん、早速配置転換の準備をするからついておいで。」
金岡課長は以前と比べて愛想のいい笑顔を浮かべながら裕次郎の背中を触った。原君とは呼ばずに愛ちゃんという女名で呼ばれたことも屈辱的だったが、それよりも課長の手の動きのほうが気に触った。
・ ・・げっ、課長に触られてしまった。気持ちワリぃー・・・
そう思った裕次郎だったが、折角機嫌の良さそうな金岡課長を刺激しないようにして、従順にしたがうことにした。
最初に向かったのは庶務課だった。
「ちょっとここで待ってくれないかな。」
金岡課長は裕次郎を待たせると、受付の中年女性と何やら話し込んでいる。
中年女性がこちらを好奇心のこもった目でチラチラ眺めるのが非常に気にさわる裕次郎だった。
やがてその受付の女性が奥に引っ込んだと思うと、なにやら箱を手にして戻ってきた。そしてその箱を課長に手渡す。
「これでよしっと、あと庶務の部長には正式連絡後で入れとくから。」
裕次郎に聞こえたのは最後のその一言だった。
「じゃあ、後は職場のみんなに配置転換の話今から発表するからね。いっしょにおいで。」
課長の寒気がするような猫なで声に総毛立ちながら裕次郎は元の自分の職場に入った。

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