女にされた   作:摩火

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女にされた54

純子ママは裕次郎にセーラー服を託すと3人を残して店内に戻っていった。
裕次郎は軽くファンデーションを塗り、淡いピンクの口紅をつけ、アイラインを軽く描き、ショートボブのウィッグをかぶる。
鏡の中には若い健康そうな女性がいた。
この二週間の化粧訓練のおかげだった。
「へえーっ、あんたどっかに勤めていたの?お化粧すっごくうまいのね。」
化粧に悪戦苦闘しているみどりが感心したように声をかけてくる。
「いえ、そういう訳じゃ・・・お勤めは今日が初めてです。」
緊張しながらも裕次郎は努めて声が女声になるように答えた。しかし、2週間の特訓ではまだまだ声に男の野太さが残ってしまう。
「ふーん、うらやましいわ、なんか華奢で女っぽくって、可愛い顔立ちなんだもん。化粧栄えもして当然よね。」
「あの、みどりお姉さま、これから宜しくお願いします。本当にこんな仕事初めてなんで、右も左も分からないんです。」
こうして女の格好をしていると、不思議と女同士のやっかみやねたみで苛められないかと心配になってくる。裕次郎は重ねてみどりに話し掛けた。
「まあ、女同士というか、おかま同士仲良くやりましょうね。」
みどりの言葉にほっとした裕次郎だった。
レナが化粧と着替えを終えて店内に入っていく。レナは最初から裕次郎に敵意を持っているようだった。フンという感じで裕次郎をはなから無視している。
その様子に裕次郎の心は一気に重くなってしまった。
「いいのいいの、あの娘はいつもああなんだから。」
裕次郎の様子に気がついたのか、みどりが声をかけてきた。
「それより古田さんが、あなたの処女いただくんだと夕方からはりきっていたわよ。早くしないと。」
みどりは事情をどこまで知っているのか、裕次郎をせかした。
「は、はい」
思わず真っ赤になりながらも裕次郎は化粧台に置いたいちじく浣腸を手に取る。
「トイレはそこ、そのドアの向こうよ。」
気を利かせてみどりがトイレの場所を教えてくれた。

女にされた55 摩火

トイレは意外に清潔だった。
裕次郎はパンティを脱ぎ、中腰の姿勢でアヌスプラグに手をかけた。そしてそろそろとプラグを抜き取ろうとする。
さすがに4センチもの直径のアヌスプラグは簡単には抜けてくれなかった。
何回か気張り、努力を重ねた末、プラグはズボッという感じでようやく裕次郎の肛門から抜け落ちた。
ちょっと肛門がヒリヒリするとはいえ、この2週間の訓練は裕次郎の菊座に傷ひとつ付けていない。
裕次郎はイチジク浣腸を手に取ると手馴れた手つきで付属の針を使い、次々とノズルに穴を開けた。
そう、このところ裕次郎は浣腸を自分の手で行うように調教されていたのだ。
最初のうちはその変態じみた行為に抵抗があった裕次郎だったが、5回、6回と繰り返しているうちにいつしかその抵抗感も薄れてしまったようだった。
裕次郎は洋式便器に腰を突き出した格好で次々とイチジク浣腸を自分の尻に注入した。
たった今までアヌスプラグが拡張していた肛門は、細いイチジク浣腸のノズルなど何の抵抗もなくスルスルと飲み込んでしまう。
・ ・・これでよしっと、後はお腹が最高に痛くなるまで我慢しなくっちゃ、ウンチいっぱい出しておかないと、古田さんに嫌われちゃう・・・
何気なくそう思った裕次郎だったが、また自分が変なことを考えていることにハッと気がついた。
・ ・・バカバカ、オレは何てことを考えているんだ、これから男にオカマ掘られるんだぞ、吐き気を覚えて当然なのに、あの古田の兄貴に嫌われたくないなんて・・・
しかし、裕次郎は絶対に認めたくなかったが、古田に自分の処女を差し上げると考えただけで陶然となってしまう自分がいることも確かだった。
こうして裕次郎は、果たして自分が本当に犯されたいのか、犯されたくないのかさっぱり分からない状態で浣腸による腸内の掃除を終えてしまった。
アヌスプラグを丁寧に水で洗い、トレペーでくるんでから裕次郎は愛しそうにパンティーを穿いた。
パンティーの薄いセクシーな布一枚だけで裕次郎のアヌスは守られている。
・ ・・この薄いパンティーを剥ぎ取るだけで、男の人はオレのお尻に自由自在にペニスを入れることができるんだ・・・
そう思っただけで裕次郎は自分の穿いているパンティーがひどく頼りないものに思えてきた。
それと同時にアヌスがヒクヒクと生き物のように痙攣をした。その痙攣は、裕次郎のアヌスが丸で別な意思を持ち、何かを咥えたいと訴えているかのようだった。
そう、裕次郎のアヌスは彼の意思とはうらはらに、毎日アヌスプラグを入れられ、純子ママによる性感刺激により、今や熟れた女性器のように敏感になり、何かを入れてもらわなければ満たされないまでになってしまっていたのだ。
・ ・・そうだ、お尻にプラグ入れられて興奮したのだって、相手がきれいな純子ママだからだ。これが相手が男だったら興奮する訳ないじゃあないか・・・
無理やりそう納得しながらトイレから出てきた裕次郎だった。
ニューハーフのみどりはすでに化粧を終え店に出たのか、そこには誰もいなかった。
裕次郎は椅子にかけてあるセーラー服を手に取った。
まず超ミニの黒いプリーツスカートに足を通す。



女にされた56

スカートはウェストの部分が大分きつかった。無理もない。なぜなら裕次郎の体型は基本的にまだ男のままだから、ウェストが細くくびれてくるのはこれからの話だった。
それでも無理やりにホックをかけ、腰のファスナーを閉める。
次に白い半そでのセーラー服を頭からかぶった。
鏡を見るとそこには可憐な女子高生がいた。
・ ・・やっぱり、オレって・・・可愛い・・・
思わず鏡に見入ってしまう裕次郎だった。
次にルーズソックスを町で見かける女子高生を真似てはいてみる。
・ ・・ええと、たしかソックタッチとかいう接着のりをつかうんだっけ・・・
テレビで前に見た知識を思い出し、化粧台を見るとそれらしきものが置いてあった。
裕次郎はそのソックタッチを使い、ルーズソックスを落ちないように止めることに成功した。
・ ・・さてっと、これで準備は終了・・・
すっかり女子高生への変身が完了した裕次郎だったが、今度は店内に入る勇気が出てこなかった。
・ ・・どうしよう、このまま出て行くのはすごく恥ずかしい・・・
超ミニのプリーツスカートの下は、はなはだ頼りない薄いパンティー一枚しかないのだ。そう思うと、人前に出る勇気がなかなか湧かなかった。
・ ・・まさか、こんな刺激的な格好で店に出て、興奮した男達に輪姦されるなんてことはないだろうな・・・
セックスを売り物にしているニューハーフの店と聞いているので、余計な心配が先にたつ。
10分くらいもああだこうだと逡巡していただろうか、店内のドアがさっと開いた。
「まあ、愛ちゃん、なにぐずぐずしてるのよ。古田さん少しおかんむりよ。」
入ってきたのは純子ママだった。裕次郎があまりに遅いので様子を見に来たらしい。
「は、はい、今行きます。」
純子ママに怒られ、少し慌てた裕次郎は急いで女子高生が履くような通学靴を履いた。
「ほら、こっち、こっち」
店内は数人の男性客が入っていた。その視線が一斉に裕次郎に注がれる。
「今いらっしゃっているのは常連のお客様よ。皆さんにご挨拶なさい、女の子らしくよ。」
純子ママが一人一人の客の前に裕次郎を連れて行き挨拶させる。
「愛です、今日が初めてのお勤めです。よろしくお願いします。」
裕次郎は客の好色そうな舐めまわすような視線を浴びながら深々とおじぎを繰り返す。
「ちなみに、この娘は玉なし竿つきなのよ。ホルモンもはじめたばかりで、まだほんの駆け出しだけど贔屓にしてあげて下さいね。」
純子ママがその都度裕次郎が去勢していることを客に報告した。」
裕次郎はその度に顔が真っ赤になっていくのを感じた。
「おっ、可愛いねえ、今度指名するからね。おじさんのぶっといので死ぬほど気持ちよくさせてあげるよ。」
客はどれもこれもニヤニヤしながら同じようなセリフを吐いた。


女にされた57

ようやく好色な客全員への挨拶が終わり、純子ママが裕次郎を店の隅のテーブルまで引っ張っていった。
そこには憮然とした表情の古田の兄貴がいた。
「おせえぞ、なにやっていたんだ」
開口一番古田が裕次郎を叱り付ける。
「は、はい、すみません・・・」
裕次郎がびくびくしながら言った。
「まあ、古田さん、そう怒らなくても。愛ちゃん今日始めて処女を古田さんに差し上げるんで、張り切ってお化粧やらお尻の手入れやらしていたのよ。それで遅れちゃった訳、ねえ、そうでしょ?」
すかさず純子ママが助け舟を出す。
「は、はい・・・」
裕次郎はどもりながらも頷いてしまった。
「ほら、愛ちゃん、昨日教えた通りに古田さんにお願いをなさい。」
純子ママがなおも裕次郎をせかした。
裕次郎は床に両膝をつくと、両手を体の前にそろえた。
「古田様、今日愛の処女を差し上げます。ふつつかな娘ですが、せいいっぱい女の務めを果たしますので、どうぞ可愛がって下さいませ。」
裕次郎はそう言って女らしい仕草で深々と頭を下げた。
前日、純子ママに怒られながらこの挨拶の練習を何度もやらされた甲斐があり、古田の機嫌の悪さはいっぺんで吹き飛んだかのようだった。
「よし、分かった。お前もずいぶん殊勝な心がけするようになったじゃあねえか。これから女としてその体で借金を早く返すようにがんばれよ。」
古田は鷹揚に答えた。
「じゃあ、愛ちゃん、奥の3番の個室使ってね。」
純子ママが裕次郎に指示を出す。
実はこの店、前半部分はバーのように椅子とテーブルがあり酒が飲めるようになっているが、店の後半部分は3コほどのシャワー付きの個室になっている。この店に来た客は、ニューハーフといちゃついて酒を飲むもよし、興がのれば奥の個室でとある行為に及ぶもよしというシステムになっていた。
「愛ちゃん、これ持っていって、それからコンドームは必ず使ってもらってね。」
純子ママが渡してくれたのは可愛らしいバスケットだった。その中に湯気を立てているお絞りが数個とコンドームの袋が入っている。
恥ずかしさにうつむきながら裕次郎はそのバスケットを手にした。
古田はといえば、慣れた様子で3番の個室に先に入ってしまっていた。
・ ・・どうしよう、この個室に入ればもうお尻を犯されるのは確実だし・・・
しかし、ここまで来てしまった以上、もう逃れることができないのも事実だった。
・ ・・ええい、入っちゃえ・・・
裕次郎は男らしく、いや女らしく3番の個室に入っていった。

女にされた58

顔がカッカと火照り、心臓がドキドキと激しく鼓動しているのが自分でも分かった。
古田は狭い個室の大型ベッドの上でふんぞり返るようにして足を大きく広げ座っていた。
どうすればいいのかは一目瞭然だった。
「失礼します。」
裕次郎は努めて女らしい高い声を出すように意識しながら古田の足元にひざまずいた。
そして手に持ったバスケットをそばに置くと、古田のズボンのチャックをそっと下ろし始めた。
・ ・・ええと、確か前に行ったことのある風俗店では、女の子はこうやっていたっけな・・・
裕次郎は以前入ったことのある風俗嬢の行動を思い出しながら古田のズボンのベルトも緩めた。
ほんの数ヶ月前に風俗嬢のお世話になった身が、今度は自分が風俗嬢として男性の性欲の受け皿になるなどいったい誰が想像しえただろうか。
しかし、その経験は裕次郎の場合、しっかりと役立っているようだった。
裕次郎は古田のズボンを脱がせ、下半身をすっかりあらわにすると、今度は持ってきたお絞りでその股間をていねいに拭き始めた。
裕次郎が古田のペニスを握るたびに古田のペニスはどんどん硬く勢いを増してくる。
・ ・・へえーっ、こんなオレに興奮しているんだ、オレってやっぱり魅力的なんだ・・・
裕次郎の手で古田の逸物が興奮するのを見るのは、意外にもちょっと嬉しかった。
これまで古田のペニスを何度も咥えさせられ、精液まで飲まされていた裕次郎だったが、自分の手で相手のペニスを興奮させるのは初めての体験だった。
・ ・・しかし、こうして見ると男性のペニスってずいぶんでっかいなぁ・・・
裕次郎は古田のペニスをしごきながら、いつの間にか自分の全身がかっかと火照ってくるのを感じた。
・ ・・なんだかお尻のあたりがうずく・・・ま、まさか、マジでこんなもの入れたくなっちゃったんじゃあないだろうな・・・
裕次郎は自分の心に湧きあがってきた変な疑念を打ち消そうとした。
しかしその努力も、しごかれ硬くそそり立っている古田のペニスを見ると、自分の中から湧き上がってきた別な衝動に打ち消されてしまう。


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