女にされた   作:摩火

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女にされた49

それはほぼ2週間ぶりの出勤だった。
裕次郎はきちんとした背広姿だった。しかし、背広とワイシャツの下には女物のパンティーやスリップ、そしてご丁寧にもパンストまで穿かされている。
裕次郎が一番気になったのは胸に付けたブラジャーだった。
この間打たれた女性ホルモンの影響で、裕次郎の胸は僅かな膨らみを見せ始めていた。特に乳首を中心とした部分が敏感になっており、服がこすれるだけでも肌の表面に擦りむいたときのような痛みが走る。
その敏感な女らしい芽生えを見せ始めた部分を白いレースのブラジャーが恥ずかしげもなく覆っている。
これでは背広の上着を脱ぐわけにはいかなかった。ワイシャツ一枚になればブラジャーの線が浮き出て見えることは確実だった。
この2週間というもの、裕次郎は徹底して女性化調教を受けさせられていた。
着るものはずっと女の服だった。
そして毎日ヤクザ達は裕次郎の口を犯した。
立ち振る舞いも、言葉遣いも女のようにすることを強制された。
毎日少しずつ大きくされるアヌスプラグは、今や直径4センチもの大きさになって裕次郎の肛門を貫いていた。
裕次郎はそのプラグを意識せざるを得なかった。
尻を一日中犯されている感覚は、裕次郎がもう男ではなく女としての存在であることを強く意識させられるものだった。
・ ・・こんなもの嵌めて、仕事なんてできるのだろうか・・・
裕次郎は会社の入り口まで来て、不安がこみ上げてくるのを感じた。
背後の道路に止めてある車から、裕次郎の送り迎えにと付けられたカメラマンヤクザの監視の目が光っていた。
裕次郎は、別に開放された訳ではない。
昼間に会社で働く給与を全て彼らに支払うことになっていた。そして今夜から純子ママの店で女装して勤めに出ることになっている。ヤクザ達は、いわゆる二毛作というやつで裕次郎から金を毟り取ろうというのだ。
会社の玄関前でしばし逡巡していた裕次郎は、胸ポケットに手をやった。
別に膨らみはじめた胸に触るためではない、2回目に女性ホルモンを注射しに連れて行かれた例の医者のところで書いてもらった、うその病気の診断書があることを確かめるためだった。
その書類があるのを確かめてから、裕次郎は思い切って会社の中に入っていった。
裕次郎は、もはや逃げ出し警察に駆け込むことなどできなくなっていた。
それは去勢をされ、女装させられ、ヤクザ達に口を輪姦されるシーンを克明に映し出したビデオのせいだった。
逃げ出したら、これを会社といわず親兄弟といわず全国にばら撒いてやる。
そう裕次郎は何度も脅された。
警察に駆け込めば、去勢され、女性ホルモンを注射され、女のように犯されたことがあっという間にマスコミの絶好の好奇ネタになることは確実だった。
「無理やりニューハーフにされたサラリーマン」
そんなタイトルがチラチラと裕次郎の脳裏を掠めた。

 

女にされた50 摩火

・ ・・このまま、このままバレずに会社に勤め、金をやつらに返せば、やつらもほおっておいてくれるだろう・・・
裕次郎はそう考えていた。
勿論、彼らはそのな甘チャンではない。徹底的に裕次郎をしゃぶり尽くすつもりなのだ。しかし、裕次郎は楽天的に楽天的に考えようとした。
「おはようございます・・・」
自分の部署の部屋に入った裕次郎は椅子にどっかりと座ってふんぞり返っている上司の金岡課長を見つけ、挨拶をした。自然と気後れして声がおずおずとしたものになってくる。
じろっと裕次郎を見た金岡課長は裕次郎を手招きした。
「よく出社できるもんだな、ええ、原君、よっぽどお前の席の荷物、すてっちまおうと思ったぐらいだ。ほんとこのクソ忙しいのに。」
この課長くらいヒマそうにしてふんぞり返り、鼻毛を抜いてはヒマをつぶしているやつなどいない。裕次郎はその言葉をグッと飲み込んだ。
「それになんだ、その眉毛は、女みたいに細いじゃあないか。まったく今の若いモンは何考えてんだか」
チビでデブでハゲのメガネ課長のいつものいびりが始まった。
「まあ、お前の女房がしっかりしていて、毎日連絡をくれたのはいいが、お前がもっとしっかりせにゃあクビにするからな。」
散々イヤミを言われ、絞られてからようやく裕次郎は開放された。
「ふーう」
裕次郎は自分の席に戻って思わず大きなため息をもらす。
「原さん、ご病気、大変でしたね。大分痩せたんじゃあないですか。」
隣の席のOLが声をかけてきた。
確かにここ2週間で裕次郎はだいぶ痩せたみたいだった。その証拠に、背広がすっかりブカブカになって、いつものベルトの穴が3つも縮まっていた。
「それに、なんだか小さくて可愛らしくなっちゃったみたい。」
このOLはけっこうズケズケと物を言う性格だった。
その言葉に裕次郎の胸はズキンと大きく鼓動した。
「そ、そうかなあ、病気で大分痩せたからなあ。」
努めて男らしい口調と態度を見せようとした裕次郎だったが、意に反してその口調は弱々しいものだった。
・ ・・ま、まさか、他人が見て分かるほど女性化しちまったんじゃあないだろうな・・・
そう思うと、自分が今着せられている女物の下着までバレてしまったのではないかと気が気でない裕次郎だった。
それに椅子に座ると、嫌でも肛門に装着されたアヌスプラグが裕次郎の尻に食い込んでくる。
直径4センチものプラグは、もうプラグというより大型のバイブのようだった。
裕次郎は3日ほど前からこの最大サイズのプラグを装着できるようにされてしまっていた。
それは即ち、相当大きなペニスの持ち主のものでも受け入れられるように改造されたことを意味していた。
46時中ペニスに貫かれている淫乱女。
ヤクザ達と純子ママはは裕次郎の自己認識をそのように改変しようとしていた。


女にされた51

今日の出社前に純子ママは裕次郎に次のように宣言していた。
「愛ちゃん、いよいよ今日から私の店に勤めに出てもらうけど、お店で最初に古田さんに処女を差し上げるのよ。女にしていただいた感謝の気持ちを込めてご奉仕するのよ、いいわね。」
純子ママは裕次郎の出掛けに何度も何度もそのように念を押した。
・ ・・ああ、今日、ついにお尻にペニス入れられてしまうんだ・・・
ここ2週間というもの、毎日のように3人のヤクザ達のペニスを咥え、尻に装着されたアヌスプラグで無理やり行かされていた裕次郎にとって、すでに古田の兄貴達のペニスは最初ほど嫌悪感を感じるものではなくなってきていた。
むしろアヌスプラグの代わりに本物のペニスを入れられることの不安の方が大きかった。
・ ・・このまま本物のペニス入れられて、それが病みつきになりそうしなければ感じない女になっちまうんじゃあないだろうか・・・
裕次郎は尻を貫抜いている快感に腰を少しモジモジさせなからもそう考えつづけていた。
「原さん、原さんってば、なんかおかまみたいに変にモジモジ、クネクネしていません?気になるからやめて下さい。」
先ほどの隣のOLが裕次郎に冷たく言い放った。
「あっ、ごめん、ちょっと考え事していたから・・・」
又もおかまという言葉を言われて、裕次郎の心は大分傷ついてしまった。
・ ・・ちくしょう、ブスのくせに人の嫌がることズケズケと言いやがって、オレのほうがお前なんかより何十倍も美女なんだからな・・・
そう思いながら裕次郎は仕事に身を入れようとした。
しかし、2週間ぶりの仕事ということもあり、なかなか身が入らない。気がつけば今日の夜、処女を捧げる時の事をしきりと考えていた。
・ ・・やっぱりさっさと済ませてしまうために、うんと女っぽい仕草で古田さんを興奮させた方がいいんだろうか、それとも少し抵抗したり恥らうような素振り見せた方がいいんだろうか・・・
そう思っている自分に気がついた裕次郎は、たちまち自己嫌悪に陥ってしまった。
・ ・・なんで、なんでオレは女みたいに、男を喜ばせるやり方を考えているんだ、心まで女に成り下がっちまったのか・・・
会社の中でなければ、バカバカと自分の頭を壁にぶつけていたところだった。


女にされた52

こうして居心地の悪い思いを散々味わい、課長の苦虫を噛み潰したような顔をことさら見ないようにして裕次郎が会社を出たのは午後6時を少し回ったころだった。
事前に教えられたとおり、純子ママのところには携帯で連絡を入れている。
会社の近くの、比較的目につきにくい公園の前で、ヤクザの乗った車は裕次郎を拾った。
運転手は例の無口なカメラマンヤクザだった。
お互いに無言のまま車は走り出す。
・ ・・これから・・・これから女装して店に出るのか・・・
裕次郎の心臓はいやが上にも大きな鼓動を伝えていた。
裕次郎は、ものすごく不安だった。
この2週間というもの、毎日のように女装させられ、化粧の練習を何度も何度も繰りかえしさせられた。
口も毎日何回も犯され、男の精液の味を嫌というほど味あわされた。
アヌスプラグで尻を悪戯され、その度に女みたいによがり狂わされた。
そのことを考えるだけで、顔から火が出るような恥辱を感じた。
これが女装してもゴッツイ男丸出しのままだったら、裕次郎もこのように目にはあわなかった違いない。いや、そもそもヤクザたちも裕次郎をニューハーフにしようなどという荒唐無稽なことは考え付かなかったに違いない。
しかし、裕次郎が他の男と違っていたのは、女の子に間違いかねられない類まれな美貌のせいだった。
女装した裕次郎は、自分でもとても可愛いいと思う、それが裕次郎の心の中にあるナルシズムを少しずつ開放していることは間違いなかった。
どういうふうに化粧し、どういうウィッグをつければ自分が可愛く見えるか、裕次郎は少しずつではあるが意識しだしていた。
しかし、そうしている自分が堪らなく情けないと思うこともしょっちゅうだった。
気がつくと、この口紅は自分に合うだろうかなどと考えている自分を発見しているのだ。
裕次郎の心の中は今、2つに分かれていた。
自分は女の格好が似合っているんだから、女になって思いっきり淫欲の世界にのめり込んでもいいんじゃあないかと考える自分と、いや、オレはあくまでも男なんだからこんな情けない格好したくないと考える自分とが裕次郎の仲に並存して存在していた。
そうこうするうちに車は純子ママのマンションに到着する。
純子ママのニューハーフヘルス「ライク・レディ」は、純子ママの住んでいるマンションの2階にあった。
裕次郎は背広姿のままカメラマンヤクザに促されるようにして「ライク・レディ」に入った。
「いらっ・・・あら、愛ちゃんだったの、古田さんがさっきからお待ちかねよ。さあ、早く着替えて準備して」
まだ早いのか、暗い店内には客がほとんどいなかった。それでも景気付けのためか、ディスコミュージックが大音声でかかり、ミラーボールが威勢良く回りながらあちらこちらに光を投げかけていた。

女にされた53

裕次郎は純子ママに案内され、暗い店内のプライベートと書かれたドアをくぐり抜ける。
一転してそこは「ライク・レディ」で働くニューハーフのための支度部屋になっていた。
壁際に大きな鏡と化粧机が並び、その前に化粧品が所狭しと置いてある。
もう一方の壁際には、彼女らが着るであろう派手な衣装がハンガーにつるされて並べてあった。
支度部屋には2人の女性、いや、ニューハーフが化粧している最中だった。
「みどりちゃんに、レナちゃん、こちら今日から働くことになった愛ちゃんよ。」
純子ママが裕次郎をニューハーフに紹介する。
「はーい、オッハー」
みどりと呼ばれたニューハーフは口紅を塗る手も休めず、鏡越しに裕次郎を見て挨拶を返した。
パンティーにブラジャーだけの姿だが、肩幅が広くごっつい感じが所々に残っている。
一方のレナとよばれた彫の深い端正な顔立ちのニューハーフは、みどりよりもずっと美人だった。しかし愛想はみどりほどよくない、裕次郎をチラッと見て軽く頷いただけだった。
「ほら、愛ちゃんもちゃんとご挨拶なさい。これから一緒に働くお姉さま方よ。」
純子ママに促されて、裕次郎もおずおずと挨拶を返した。
「あの、これからお世話になります、愛と申します。どうぞよろしくお願いします。」
そう言ってペコリと頭を下げた裕次郎だったが、背広姿で女の源氏名を使うのはものすごく恥ずかしいものだった。
「さあさ、じゃあ早速着替えてお化粧してね。それから古田さんも待っているから、ちゃんとお浣腸もしてくるのよ。化粧台とウィッグはみどりちゃんの隣のを使ってね。」
純子ママはそう言って裕次郎の手にいちじく浣腸を5個渡した。
・ ・・仕方ない、ここまできたんだ、やるしかないか・・・
さっきまでさんざん逡巡していた裕次郎だったが、もうどうすることもできなかった。化粧台のそばへ近づき、背広を脱ぎ始める。
背広とワイシャッツの下は勿論女物の派手なランジェリー姿だ。いくらニューハーフの前とはいえ、そのセクシーな女性用下着姿になるのは恥ずかしかった。
しかし、意を決した裕次郎はスリップ一枚の姿になると鏡台の前の椅子に座った。
裕次郎の尻に装着されている巨大なアヌスプラグが、肛門をググッと突き上げてくる。
裕次郎はその感覚をことさら無視して化粧にとりかかった。
「愛ちゃん、今日のあなたの衣装はこれね。」
鏡の後ろで純子ママが裕次郎に見せた服は女子高生のセーラー服だった。
当然スカートは超ミニ、真っ赤なスカーフと白いルーズソックスまで付いている。
「・・・はい」
鏡を見ながらあきらめ顔で素直に返事する裕次郎だった。

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